もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

月影番外地その6「あれよとサニーは死んだのさ」見てきました

2019-12-22 02:37:54 | お芝居

月影番外地その6「あれよとサニーは死んだのさ」 ザ・スズナリ 2019.12.5 19:00~

聖子さんのユニット、月影番外地の公演。
今回は、共演に池谷のぶえさん、入江雅人さんなど、強力なキャストが。

なかなか不思議な感じのお芝居だったけど、キャストの強烈な個性でインパクト大でした。

公式のあらすじでは・・・

「おばさんが事故った。
事故ったら恋をした。事故的な恋をした。
してはいけない恋をしたら、知ってはいけないあれこれを知った。
知ってはいけないあれこれを知ったら、知らされてないあれこれも知った。
いかんともしがたい旅の果てに、さあ、おばさんと人々よ、いかに。
もがけばもがくほど絡まりまくる粘着質な糸たち。
「あれよとサニーは死んだのさ」
成熟しない人々の、みじめな物語。」


最初はスーパーの駐車場から。猿子(聖子さん)と、マルコ(池谷さん)がもう一人を待っているところから。
そのもう一人の車で来ているらしい。
が・・・その車、若い男性の足を踏んでしまって、タイヤがまだその人の足に乗ったままの状態・・・・

そこから始まるのだが。。。

気が付くと、マルコの書いている小説の中のできごと・・・・
実はそれは猿子が教え子と不倫をしていた話のことで、それを猿子もマルコも横で見ているという、不思議な状態。
マルコは悪意を持って猿子の過去を語り、猿子の心は壊されていく。
猿子の若いころを演じている人たちと、今の猿子も会話をしだしたりする・・・

で・・・気が付くと、また情景は変わり、
車のタイヤが足に乗っていた若者は、老人ホームの老人たちをスーパーに連れてきたということで。。。
ワゴン車にみんな乗って猿子が運転していく・・・というところで終了。


結局サニーは何だったんだろう。そのワゴン車がサニーというわけではなく、
猿子の父が初めて買った車がサニーだったということで。

私はタイトルに「サニー」がある意味がよくわからずに終わったのでした。



人って隠したい過去とかあるけど、それをあんな風に目の前で暴かれると
どうしていいかわからなくなって、壊れてしまうよね。
というのが、なんだか非常に怖くて・・・
途中から猿子がかわいそうでしかたなくなった・・・

そういうことを描きたいのかなと思ったら、急に情景が変わって・・・・
私の頭の中はついていけなくなったのでした。


これ、もう一度見たかったな。
そうすると、最初の方のセリフとかで、あとに通じるものとかわかったかもしれないので。

でも、その場、その場の芝居は面白かったし、迫力あったし、すごくよかったんですけどね。


特にマルコ役の池谷のぶえさんは、今回も最高でした。
聖子さんの最強の共演者ってのがほんとだわ。
変幻自在っていう言葉がぴったり。体も張ってたし(笑い)
ホントにのぶえさんすごすぎでした。

聖子さんは、もう安定だわ。
新感線の時とは、また違った魅力が満載でした。


それと、初めて拝見でしたが、大鶴佐助さん。。。若者を演じてましたが、
味があっていい役者さんでした。之から注目します。

コメント
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