物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

大学教授ならば理解せよ

2016年10月09日 | Weblog
武蔵野大学・長谷川教授が電通女性新入社員の過労死に「残業100時間超で自殺は情けない」と発言し炎上。またそれに、立命館大学・鳥山教授が「炎上で怯むな」「勇み足の発言を非難し血祭りに上げるような輩に屈する必要一切なし」と擁護のコメントをしてこちらも炎上。そして、この鳥山教授のコメントに長谷川教授が「いいね!」をしたもんだから再び炎上。
さらに、私の友人のG習院大学の某教授が「広く社会的に合意された倫理より、仲間内の価値観を大切にするあたりが大学教授としてどうよ」とコメントする。私は「いいね!」をした。彼とは今週末飲むので、色々と話を聞いてみたい。
長谷川教授に対し、世間はその人格面を批判しているが、私の見方は少し違う。
亡くなった電通社員の「100時間超残業」というのは、あくまで記録されているのが「100時間超」なのであって、実態は軽くそれ以上、下手すると倍はやっているはずだ。「夜中まで仕事して」「土日も出勤して」などと記事に書いてあるが、このレベルだと100時間では収まらない。また上司から仕事の出来栄えの悪さを(パワハラ的に)指導されている中で、残業を付けにくかったのは容易に想像できる。その辺りの状況を報道内容から読み取れず、「100時間超」と額面通り受け止めた長谷川教授の洞察力の無さが愚かだと思うのだ。
コメント (2)
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