先週発売されたDavid Bowieのニューアルバム『Blackstar』。1曲目のタイトル曲を聴いた時に感じた違和感。そう、これはロックではない。ジャズである、それも前衛的な。ネットで調べてみるとバックはNYで活躍するジャズミュージシャンたちらしい。なるほど、これまでボウイになかったアプローチだ。アップテンポなものもあるが、全体的に荒涼としたダークな曲調である。彼のオリジナルアルバム30枚(ティン・マシーン2枚含む)はすべて持っているがどれとも異なる。69歳で新たな世界観を打ち出すことができるのはさすがだ。全7曲40分、今の時代のアルバムとしては少し短いが、その分聴き込みたい。
そうさ、何度も聴くよ。ロックスターの冥福を祈りながら。
そうさ、何度も聴くよ。ロックスターの冥福を祈りながら。