物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

金本引退表明の日に

2012年09月12日 | Weblog
 金本引退表明の日、甲子園にいた。球場の外では号外が配られていた。スタンド全体が異様な雰囲気の中、一塁側アルプスで観戦。金本はいつもの通りスタメンではない。自分たちも含めて周りの人たちも「いつどんな形で出るんやろう」。和田も難しい采配を強いられている。
 試合は1回裏に阪神が1点先取。ヤクルトが7回8回に1点ずつ取って逆転。
 1点を追う9回裏1死一塁。待ってましたの場面で、ついに金本が代打で登場。場内は寂しさも混じった異常な大歓声。そしてピッチャー・バーネットから右中間を襲うライナー性の当たり。抜けたら同点だ。しかし、センター比屋根が猛烈な勢いで突っ込んできてダイビングキャッチ。ファインプレーに安打を阻まれた。そして比屋根はグラウンドに強く体をぶつけてしまい、しばらく動かない。阪神ファンは大ブーイング。アホや。アホ過ぎる。今日は何の日か、バッターは誰か、分かっとんのかいっ。そこはそんなええプレーいらんねん。で、そのまま次打者の桧山が倒れてゲームセット。
 比屋根渉…。
 矢野の引退試合で藤川から逆転ホームランを放った横浜の村田以来の「空気の読めない男」誕生だ。


【金本引退記者会見より】
---金本選手にとって、野球とは
「長嶋さんではないですけど、人生そのものですね。本当にまあ、野球人生で、10歳から初めて7割8割はしんどいことで。2割3割の喜びや充実感しかなかったが、でも少しの2割3割を追い続けて、7割8割苦しむ。本当、そんな野球人生でした」
コメント (2)
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