『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵著、サンマーク出版)を読む。
昨年末、「なにわビジネス読書会」の忘年会。各人がこの1年間で一番良かった本を紹介する。その時の出席者は12人だったのだが、2人が本書を紹介した。みな「ええ年」の男性ビジネスマンばかり。それが2人も“被って”いた。他の人たちも「それ、読みたいと思ってるんですよ」。ということで、その場で1月度の課題図書に指定される。
「モノを捨てるかどうかの基準は、触った瞬間に『ときめき』を感じるかどうかで判断する」。この言葉が有名だが、万人にとって永遠の課題である「片づけ」というテーマに対し、これまでの手法やテクニック論ではなく、精神論や観念論を切り口にしている。「片づけで人生が変わる」とまで言い切る。しかも20代の可愛らしい女の子(筆者の“こんまり”ちゃん)が。それでいてきちんと実践的なノウハウも述べる。
ちゃんと読者にウケるよう本書は設計されている。100万部以上売れるのがよく分かる。
昨年末、「なにわビジネス読書会」の忘年会。各人がこの1年間で一番良かった本を紹介する。その時の出席者は12人だったのだが、2人が本書を紹介した。みな「ええ年」の男性ビジネスマンばかり。それが2人も“被って”いた。他の人たちも「それ、読みたいと思ってるんですよ」。ということで、その場で1月度の課題図書に指定される。
「モノを捨てるかどうかの基準は、触った瞬間に『ときめき』を感じるかどうかで判断する」。この言葉が有名だが、万人にとって永遠の課題である「片づけ」というテーマに対し、これまでの手法やテクニック論ではなく、精神論や観念論を切り口にしている。「片づけで人生が変わる」とまで言い切る。しかも20代の可愛らしい女の子(筆者の“こんまり”ちゃん)が。それでいてきちんと実践的なノウハウも述べる。
ちゃんと読者にウケるよう本書は設計されている。100万部以上売れるのがよく分かる。