2011-7/24
つる性のもの、硬そうなもの、ふわふわのもの、チクチクするもの…と私の家の庭は雑然としたハーブ園。
鋏で手入れした後や雨の後のお客さまが、「あら、いい香り。どこから?」とか言いながら入ってきてくださるとき嬉しくなってしまいます。
過剰な肥料で不自然に青々と育ち過ぎた植物にはしたくなく、彼らが生きたい場所・伸びたい方向へ自由に育てています、
と言うとなんだか聞こえがいいですが、そういう感じの庭が好きのようで。(ただの放任手抜きガーデン;)
(しかし先日遊びにきてくれた友人が一言、「…まとまりないね」ですって。わーん、私のこの可愛い温かい庭の魅力が、わ、わからない? …でも、こういうのって思いきり自己満足でも、いいよね)
ねんじゅういつでも満開に咲き誇る庭というわけには当然いかないですし、どちらかというと何も咲かない地味な時期のほうが多いものですが、その過程が愛おしく、濃い楽しみがあるのですよね。
今の季節は大好きな白のベルガモットが満開。美しいエリンジュームといっしょに。
2011-7/14
水色、コットン、リボン、白、透明、シルバー、ストライプ…
と、好きなものをつめ込んでビーズまでちりばめた、自分用に作ったお気に入りのぽーち。
内側には仕切りがついていて、入れたいものがきっちり納まる、私にとって使い易いものになっています。
2011-7/12
本格的な夏に入るまでの、湿気を含んだ少し重たい季節を楽しませてくれる異国の香り、くちなしの花。
ひとつ部屋に持ってきておくと、夏の暑さの中むせるほどの甘い空気が心地良くて。
普段あまり出会わない種類の香り、この季節だけの楽しみです。
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詳細:
夕方五時から
雨天決行
場所、当日なんとなく決める
持ち物、各自カトラリー・お酒・手作りの食べ物
何、作って持っていこ~?って構え過ぎて、数日前に夢を見た私。
宿題に追われたみたいにそわそわと適当に手抜きなものを持って行った私と、冷凍コロッケ三つをシンプルにタッパーに並べてきただけの友人。
…妙にリアルで焦る。こわ…;
ま、当日までのそんなこんなも楽しいピクニックです。
さて当日。
それまで素晴らしく晴れていたのに、夕方になって雷が鳴り続けて小雨が降るという微妙な天気。
私たち普段の行い、そんなに悪かったっけ?って少々自信喪失気味だったのですけれど、その小雨のお陰で誰も通らないし、空気が静かで、いい感じに涼しい。ここは屋根もあるし。
やっぱり行い、良かったんじゃ?
主に友人は日本酒を飲み、私はあっさり飲みやすい白いワインを。
友人が持ってきてくれたのは、ちょこちょこと小さな美味しいものを詰め込んだ、とっても可愛いお弁当形式、ちゃんと二人分。コロッケではなかった!
焼鮭、チーちくきゅうり、ままかり、人参かぼちゃしいたけ煮物、焼いた生麩となすび田楽、甘く優しい卵焼き…などなど沢山!
誰かにお弁当作ってもらうことなんて普段ちょっと無いので嬉しくなる。きちんと面取りされた煮物など心のこもった丁寧な料理って人の心を楽しくさせるのね。
私はですね、鶏むね肉のローズマリー風味と、山椒きかせた筑前煮と、バジルおむすび…とハーブに助けてもらいながらの数点。
虹も出てきたりして、陽の長い夏の夕方を楽しんだ私たちだったのでした。
2011-7/9
眠る前のオレンジの光と、ラベンダーと本。
優しい眠りにつけますように…
「母よ嘆くなかれ(Pearl Buck・著)」、 介護中に読んだものです。
状況は違いましたが、何か力強い前向きな余韻の残る本で、その後も時々は読んで感じる必要がある気がして図書館で借りてくる本のひとつです。
何でもそうですが、作った人の背景を知ることで、内容(フィクションであっても)が色々とつながり、他の作品をより深く感じることができますよね。