2011-12/30
とある住宅地の端っこに細い道を見つけ(細い道ってそそられます、)すごく非現実的な感じのする森に入っていくと、ここは日本、そして今は年の瀬だってことをすっかり忘れてしまうような不思議な気分。
誰にも会わず、どこまで続くのか全く分からずだんだん不安になってきた頃、急に道がすとんと終わって目の前に現れたのは、137歳まで生きたという大昔の天皇の御陵。
タイムスリップしたみたい。今日一日のことは夢?明日もう一度行ってみたら、たぶんこの道は無いような気がする…
わくわくするような新しいものを見つけるのって楽しいことだな。
また来年も面白い道の入り口をたくさん見つけられたら、いいな。
2011-12/29
何かと忙しない年末。
お正月には甥っ子たちが来てくれます。一家族来るだけでもそれなりの準備ってあるもので…(お正月ですからネ)
昔、毎年祖父の家に総勢20人ほどが集まってお正月を過ごしましたが、料理や冬の布団など準備する祖母はどんなに大変だっただろう!
小学生だった私、コタツの入った温かい寝床だったことをしっかり覚えていますし、遠慮しなくてもいいようなじゅうぶんな量のお正月料理をいただいたことも覚えています。
仏壇のお線香の香りの染みついた部屋で、優しかった祖母の話を聞きながら、ほかほかのお布団の中で眠る… 心にずっと残り続ける温かい思い出です。
(ガラスペンで書きもの。忙しいときほど、こういうのんきなことをしたくなる;)
2011-12/19
霜が降りるギリギリ晩秋の頃まで頑張った植物たち。
そのままの形で立ち枯れてゆくのは美しく、いつまででも置いておきたくて、できるだけ引っこ抜かずそのままに。
冬の庭は多くが咲き誇る季節とは違い、小さなひとつひとつと向き合い易く、特別の面白さがあります。
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ご近所さんの庭で生った花梨の実。
花梨ってスーパーでは見かけないから、こうして直接いただけるとありがたいのですよね。
育てているご本人は使わないらしく「いるなら持ってって」って感じなので、欲しい人は自分で高枝鋏持参でいただいてきます。(でも一応毎年、夏の頃から交渉・予約はするのですよ、マナーですからね)
こうして今年も無事手に入れることができた花梨五個。
とても甘くて芳しい香りを放っています。
その花梨たちは蜂蜜漬に。
誰でも、どんなときでも飲めるよう、アルコールは入れません。
断面を楽しみたく、こんな瓶もひとつ作っておきました。
もうひとつの大きめの瓶には、もう少し細かく刻んで漬け込みましたよ♪
2011-12/14
11月の秋の真っ只中、某お寺に参拝した折いただいたお抹茶。
萌黄色のもみじとサーモンピンクの牡丹の干菓子の色がとってもやわらかで、ほっこり。
お互いを優しく引き立てあっていて、素敵。
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2011-12/6
今年の遅い秋の終わり、
西に沈む夕陽と、揺れる植物。
こういうグラス植物って、かなり惹かれてしまいます。
あぁ、ほんとにすてきな風景だね楽しいね、ここに暮らしててよかったよねって何度も同じこと話しながらのラブとの散歩は、尊くて格別。