pomodori secchi

2012-08-30 | from m/b



ご近所さんが、よく熟れた、でも旨み甘み控えめの(!) ミニトマトを沢山持ってきてくださったので、もうすこし美味しくなろうねとドライにすることにしました。

オーブンで焼いて…  



 



出来上がり。
とーっても美味!

もぐもぐ…
ひとつをじっくりかんで味わっていると、ちょうど昆布と同じような旨みがあって、これは、だしになるというのも納得です。



 

一年前に奥様を亡くされてから毎日ひとりで「頑張ってますねん!」と畑に料理に励むMさんのトマト。
せめて心意気だけは…といつも努めて前向きに(見える)ニコニコしていらっしゃるのだけれど、時々ふと訴えるような表情になって「ほんとは体じゅうが、寂しさ侘しさ虚しさでいっぱいなんです」とおっしゃったりするのです。

トマトと、この80歳のおじ様の想い、オリーブ油と共に瓶詰めに… 



 


0815

2012-08-28 | from m/b

2012-8/28
お盆が過ぎたら種まきの季節。
来年の初夏の庭を夢みて。

これは発芽に少し手間のかかる子でして、暗い小さな袋の中でカラカラになって眠っていたところを、水と適温を与えて命を吹き込んでいるところです。
このまま40日ほど冷蔵庫で過ごしていただきましょう。ゆっくり蘇る予定です。

 


rubin basil

2012-08-22 | from m/b

2012-8/22
「暑いって言ったら100円ね!」
みたいなこと、言ったり聞いたりしますよねぇ...
(でも実際には、やりませんですよねぇ)

bronze, silver, green …色々な質感と色の葉っぱのみを組み合わせたコーナー。
しかし、どんな植物にも花は咲くもので、ここからはハーブ特有の地味で可憐な花のコーナーとなっていきます。
葉っぱだけの時期を長く楽しみたかったので、工夫して開花時期を遅らせてきましたが、そろそろ咲かせてあげようと思います。


 


喫茶店で。

2012-08-19 | from m/b

2012-8/19
窓際に座って紅茶をと思って「何か焼菓子ありますか」って聞いたら、ぼそっと「焼菓子ってなんですか」と返ってきた!
小さなクッキーみたいなものがあればいいなーって思ってたんですが、どうやらクリーム系のケーキしかないみたい。

(んー、お菓子なしで紅茶だけ飲むのもなァ)というわけで、仕方なく今日は珍しいものにでもしてみるかなと「氷無しのカルピスください」 「え。そのまま?」 「え。あ、いや、原液ではなくて水で薄めて…」と、おかしなやり取りにー(泣)

外は雷付きの雨ザァザァ。油断すると憂鬱な気分に包まれそうな暗い夕方の暗い店内。力みのない店のおばさん。ぬるめのカルピス。カウンターのランプと蝋燭… 妙に落ち着きます。

何年ぶりかのカルピスは思いの外美味しくて、「帰ったらカルピスでゼリーとか作りたいね」と思って夜に帰宅すると知り合いからカルピスが届いていたという偶然。


Panna cotta

2012-08-15 | from m/b

…というより牛乳ゼリーみたいなものです。
減らして減らして辿り着いた黄金比!? (ではないですが)、生クリームと牛乳1:7ほどの、あまりリッチでない味わいです;
でも、結構じゅうぶんな、こく、あります。




かかっているのはカラメルじゃないですよ、ビターな珈琲です。


Brussels waffles

2012-08-12 | from m/b

2012-8/12
八月初旬には父の命日などあり、甥っ子や親戚が来てくれたりと賑やかに過ごしておりました。
夕暮れ時、食後の運動を!とグラウンドへ行きボール蹴りするなど甥っ子がいなければ絶対に無い経験。初めてのこと、そしてそれが結構楽しいってことをたくさん教えてくれる甥っ子です。

皆が帰って一週間ほど経って、やっといつものリズムに戻ったかしらという感じがした、ある日の朝食。
甘い&甘くないセット・紅茶付きモーニング、500円デス ♪
中が細かな空洞いっぱいのフンワリカリカリのBrusselsタイプのワッフルと、トマトチキンバジルのオープンサンドです。

「ぼてっとした重く硬めのものならば別に焼きたいと思わない!私の焼きたいのは、甘さを控え、空気を含んだふわふわ軽い中身とカリカリとした外側の!そして、四角いタイプのを!」と強く思っていて、とことん探求して辿り着いたレシピに、自分で考えたアレンジを加えたもの。 生地の甘みが少ない分、トッピングで工夫できるタイプです。この日はメープルシロップ&粉糖で甘く。
法事などで疲れたのか、ここ数日甘いものをとても食べたくなっていた私です。


先日の答えは…少し待ってね、まだ咲いていないのです。

2012-08-06 | from m/b

2012-8/6
すこーしだけ残っていた萌黄色の麻をメインに何か作りたくなって、ポーチを作りました。
反対側がティッシュケースなど入れられるポケットになっています。

洋裁が好きだった祖母がよく「縫い物をするとお腹がすく」と言っていた、という話を母からよく聞くのですが、それ、よく分かります。
洋裁というほどの大作は作れませんが、小さなものでも何かを作るときって、意外とあれこれ頭を使うのですよね。
体はもちろん、頭も心もどんどん使って全身で呼吸、呼吸…