2010-05-28 | from m/b

2010-5/27
1週間ほど前のある日、病院から帰ってくると、いつも巣箱から聞こえてきていた「ジュウジュウジュウ…」の賑やかなひな達の声がすっかり消えており、確認すると巣箱の中は空っぽ。


いつかは飛び立つことくらい分かっていたことだけれど…と、センチメンタルな気分に浸ってみる。疲れていることもあって何かと涙もろく、がーっと泣いてみる。

「もう一度、シジュウカラに会いたかったよぅ!」


さみしいのだけれど喜びも大変大きく、無事巣立ったことはめでたくて、清々しいものを残していってくれました。

今日も空をとぶシジュウカラを見つけ…
あれはもしかしたら?


あぁ、湯豆腐が食べたい。

2010-05-24 | from m/b
2010-5/23
入院中の父の24時間付添い生活中の今、本とラジオが友達。
二回分のお弁当を持って病院入りするのだけれど、先日、交代の母が持ってきてくれた炊き立てのご飯の美味しかったこと!
「こんなに美味しいんだっけ?」

ここずっと温かい汁物やホカホカのご飯が食べられなかったのです。温かい味噌汁やふかふかのベッドの有難みを感じる機会をこうして時々神さまは与えてくださります。
  
雨に濡れるベンチや新緑のケヤキ…
五月の庭は最高に美しく、じっくりと味わいたいのだけれどそれどころではない。交代の時間の迫るなか、しっかり目に焼き付けなくては…と家を出る前に急いで眺めるとき、キラキラと本当に貴い時間。庭の植物たちはどれも、この季節目指して育ててきた大切な子たち。そこに咲いててくれてありがとう。

病院で緊張していた心と体をほぐしてくれる、優しい庭。でもゆっくり面倒見られなくてごめんね、ラブも。でも家族だからみんなで頑張ろね。


2010-05-09 | from m/b

2010-5/9
雨の似合う可愛い花、今年も5月に咲いています。
可憐な青い丁子草。

(少しの間、ショップを閉めています。
お問い合わせの返事などは少し遅れますが、必ずさせていただきます)

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そろそろ孵る?

2010-05-02 | from m/b
2010-5/2
さて。巣箱のシジュウカラのその後ですが、相変わらず二人は仲が良く、深い信頼と思いやりで結ばれているのを毎日見せつけられる私。おかしいのだけれど、雌が羨ましく、シジュウカラの雄に恋をしてしまいそうです。絶対に叶わぬ恋。

近くに猫がいたり大きな鳥がいたりする時だけ雄がしっかり声を出すだけで、この時期は卵を狙われないよう、あとはとても静かに静かに過ごす二人。必要以上の動きをせず、なんともスマート。
あまりの気配の無さに、もういなくなったんじゃないか?って私もだまされて心配になるけれど、よくよく見てたらちゃんと居て、雌も時々巣箱から出てスッとどこかへ飛んでいくのです。ずっと同じ姿勢で卵抱えるの大変だし肩凝るよねえ。時々は思いきり飛びたいだろうし、外の空気を吸いながら歌いたいと思う。
雄は時々、雌を外へ連れ出してあげようと迎えに来るのですよ。巣箱の近くへ寄ってきて、それはそれは小さな声で鳴いて誘い出す。直径2.8cmの穴から飛び出して、近くのハナミズキの木にとまり二人戯れるひととき、きゅんとなってしまいます。
誰も邪魔できない、ほんのわずかな貴重な時間。もう、ほんとに可愛いのです。