NASAは、スペース・ローンチ・システム(SLS)のコア・ステージが、基本設計審査会を通過したと発表しました。
2030年代に実施が計画されている有人小惑星・火星探査。
これを目指して開発されている新型ロケットが、SLS(Space Launch System)です。
現在、NASAやボーイング社を中心に開発されていて、
開発が中止されたアレスI/Vロケットとは異なり、エンジン数を増やしたり、より強力な第2段ロケットを追加することができます。
これにより、有人宇宙船の打ち上げから、重い貨物の打ち上げまで、単一のロケットで対応できるんですねー
このロケットのコア・ステージ(第1段)には、
スペースシャトルで使われていたエンジンやタンクを改良したものが使われ、
その両脇を固めるブースターも、スペースシャトルの固体ロケットブースター(SRB)を改良したものが使われるんですねー
まぁー スペースシャトルの部品を組み合わせることによって、
低コストでかつ、スペースシャトルの持つ信頼性を受け継いだ、強力なロケットを建造することを目指しているということです。
ゆくゆくは、より安価なエンジンや新開発のブースターが使われる見込みです。
基本設計審査会とは、設計が当初の要求を達成できているか、
また、スケジュールや予算が妥当であるかを確認するためのものです。
今回、コア・ステージの審査が通過したことで、ブースターや上段など、コア・ステージと結合される他の部品の設計を固めることができるようになります。
2014年には詳細設計審査会が待ち構えていて、これを通過すればいよいよ実機の製造に入ることができるんですねー
そして、2017年にはSLSの初号機の打ち上げが予定されています。
この飛行では、無人のオリオン宇宙船を月に送り、月の裏側を通ってそのまま地球に帰還させるミッションになるようです。
こちらの記事もどうぞ ⇒ ディスカバリー最後の打ち上げ
2030年代に実施が計画されている有人小惑星・火星探査。
これを目指して開発されている新型ロケットが、SLS(Space Launch System)です。
現在、NASAやボーイング社を中心に開発されていて、
開発が中止されたアレスI/Vロケットとは異なり、エンジン数を増やしたり、より強力な第2段ロケットを追加することができます。
これにより、有人宇宙船の打ち上げから、重い貨物の打ち上げまで、単一のロケットで対応できるんですねー
このロケットのコア・ステージ(第1段)には、
スペースシャトルで使われていたエンジンやタンクを改良したものが使われ、
その両脇を固めるブースターも、スペースシャトルの固体ロケットブースター(SRB)を改良したものが使われるんですねー
まぁー スペースシャトルの部品を組み合わせることによって、
低コストでかつ、スペースシャトルの持つ信頼性を受け継いだ、強力なロケットを建造することを目指しているということです。
ゆくゆくは、より安価なエンジンや新開発のブースターが使われる見込みです。
基本設計審査会とは、設計が当初の要求を達成できているか、
また、スケジュールや予算が妥当であるかを確認するためのものです。
今回、コア・ステージの審査が通過したことで、ブースターや上段など、コア・ステージと結合される他の部品の設計を固めることができるようになります。
2014年には詳細設計審査会が待ち構えていて、これを通過すればいよいよ実機の製造に入ることができるんですねー
そして、2017年にはSLSの初号機の打ち上げが予定されています。
この飛行では、無人のオリオン宇宙船を月に送り、月の裏側を通ってそのまま地球に帰還させるミッションになるようです。
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