1977年に打ち上げられたNASAの探査機“ボイジャー1号”。
35年経った今は、太陽圏の果てを航行中で、ちょうど太陽圏の内と外からの荷電粒子が入りまじる境界領域に入ったようです。
“ボイジャー1号”から毎日送られてくるデータによると、この領域では低エネルギーの荷電粒子が徐々に減少し、外側から高エネルギー粒子が流れ込んでいて、太陽の磁力線が星間磁場につながっていることが示唆されています。
この領域の外では、荷電粒子がまるでヘリオスフィア(太陽圏)内部の“一般道”にはまったかのように、四方八方に跳ね回っているんですねー
なので研究チームでは、この領域を“磁気ハイウェイ”と呼んでいます。
“ボイジャー1号”は、まだ太陽圏の中にいるのですが、粒子がこの“磁気ハイウェイ”を高速で出入りしているので、太陽圏の外側がどんな様子なのかを垣間見ることができます。
これが星間空間に飛び出す前の最後の区間になるそうです。
7月28日に初めてこの領域に入ってから、出たり入ったりを繰り返していた“ボイジャー1号”。
8月25日以降はずっとこの領域を航行中ということです。
“ボイジャー1号”は現在、太陽から約180億キロも離れた位置にいます。
この距離は、地球と太陽間の122倍にあたるんですねー
でも、“ボイジャー1号”から地球に無線信号が届くのに、17時間しかかからないようですよ。
35年経った今は、太陽圏の果てを航行中で、ちょうど太陽圏の内と外からの荷電粒子が入りまじる境界領域に入ったようです。
太陽圏と恒星間空間との境界の様子 “ボイジャー1号”は境界部に生じる流れの中にいる |
この領域の外では、荷電粒子がまるでヘリオスフィア(太陽圏)内部の“一般道”にはまったかのように、四方八方に跳ね回っているんですねー
なので研究チームでは、この領域を“磁気ハイウェイ”と呼んでいます。
“ボイジャー1号”は、まだ太陽圏の中にいるのですが、粒子がこの“磁気ハイウェイ”を高速で出入りしているので、太陽圏の外側がどんな様子なのかを垣間見ることができます。
これが星間空間に飛び出す前の最後の区間になるそうです。
7月28日に初めてこの領域に入ってから、出たり入ったりを繰り返していた“ボイジャー1号”。
8月25日以降はずっとこの領域を航行中ということです。
“ボイジャー1号”は現在、太陽から約180億キロも離れた位置にいます。
この距離は、地球と太陽間の122倍にあたるんですねー
でも、“ボイジャー1号”から地球に無線信号が届くのに、17時間しかかからないようですよ。