土星の環は、土星本体に近い内側からD、C、B、A、F、G、Eとアルファベットで名前が付けられています。
もっとも内側のD環は内縁半径がおよそ67000キロ、外縁半径が74500キロで幅7500キロあり、地球の半径(約6500キロ)よりも広いのですが、広大な土星系全体の中では細く見えるんですねー
アマチュアの天体望遠鏡でもよく見えるA環やB環に比べると、D環はかなり地味な存在で、NASAの土星探査機“カッシーニ”が、およそ50万キロの距離からとらえた詳細な画像を見ても、やっぱり地味だったんですねー
これは、環自体がひじょうに希薄なためで、長い時間をかけて露出した画像には、ぼんやりとした縞模様が写るのですが、その正体はよく分かっていません。
D環には、環の厚み方向に波打っている様子が見つかっていて、環の中で破片が衝突した痕跡ではないかと考えられているのですが、この波模様の正体も謎なんですねー
もっとも内側のD環は内縁半径がおよそ67000キロ、外縁半径が74500キロで幅7500キロあり、地球の半径(約6500キロ)よりも広いのですが、広大な土星系全体の中では細く見えるんですねー
アマチュアの天体望遠鏡でもよく見えるA環やB環に比べると、D環はかなり地味な存在で、NASAの土星探査機“カッシーニ”が、およそ50万キロの距離からとらえた詳細な画像を見ても、やっぱり地味だったんですねー
“カッシーニ”が観測を行った土星のD環、左側の明るい部分は1つ外側のC環。 長時間露出のため、恒星の光が縦方向の筋として写っている。 |
D環には、環の厚み方向に波打っている様子が見つかっていて、環の中で破片が衝突した痕跡ではないかと考えられているのですが、この波模様の正体も謎なんですねー