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火星のイエローナイフ湾を調査中 探査車“キュリオシティ”

2012年12月27日 | 火星の探査
今月上旬に“Shaler”と呼ばれる、岩石が露出している場所で成分や構造を調査した、
NASAの火星探査車“キュリオシティ”。







“キュリオシティ”が撮影したShaler




その後、中旬には約0.5メートルの傾斜を下りて、
イエローナイフ湾と呼ばれる、浅い盆地で岩石の調査を続けています。
14日には“コステロ”と“フラハーティ”と名付けられた岩石を分析し、写真も撮影しています。






“キュリオシティ”の移動経路
着陸してから667メートル移動した




今後は、“キュリオシティ”の運用チームが年末休暇に入る前に、
もう一度盆地内部で移動し調査を行う予定です。

来年初めには、振動ドリルを使って岩石内部から、サンプルの採取を実施する予定です。
この調査は、粉末状にした岩石サンプルを、ふるいにかけて分析するという、火星探査では初めての試みになるようですよ。


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