宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

星が生まれる場所

2007年05月25日 | 宇宙 space
星が生まれる現場としてはオリオン座の大星雲M42が有名ですが、今回NASAの赤外線天文衛星“スピッツァー”がとらえたのは真っ暗な場所。

無名に近い星雲が広がっている領域なのですが、“スピッツァー”には赤外線カメラが搭載されているので細かな構造もとらえることができます。

この領域は“バーナード30”と呼ばれる星形成領域で、今後の恒星物理を明らかにする上で重要な観測対象になるそうです。(地球から1,300光年の場所にあります。)

この領域には質量の大きな星、小さな星、褐色矮星などが集まっていて、研究者にとっては宝の山だそうですよ (^^)

ちなみに、画像は赤外線データに疑似色をつけたもので、
緑は特殊な炭化水素の分子、赤茶色はちりの分布に相当するそうです。

ピンク色に輝いているのが“バーナード30”内で誕生したばかりの赤ちゃん星、300万年前に付近で起きた超新星爆発が誕生をうながしたと考えられています。



ソフトバンクの夏モデル

2007年05月23日 | ~2010年 モバイル ・PC
ソフトバンクから夏モデルが発表されました。
なんと、この中にスマートフォンが2機種もあります。

一つ目は“X01T”で、たぶん東芝G900と言われていた機種と同じモノだと思います。
X01HTと同じくスライド式のキーボードを搭載しています。

WM6 Professional Edition搭載で、ディスプレイは3インチWVGA(800x480)。
サイズは61×119×21.5mm、X01HTより少し大きいですね。

8月以降の発売予定で、ホワイトとブラックの2色があります。 



二つ目がX02HTです。
ストレートボディにQWERTYキーボードを搭載してるタイプです。
ノキアのX01NK(E61)と似たフォルムですね。

WM6 Standard Edition搭載ですが、WM5でいうとSmartPhone Editionに相当するためタッチパネルは搭載していません。
画面タップによる操作が出来ないのは残念です。

ディスプレイは2.4インチQVGA(320x240)で、サイズは63×114×13.9mmです。

7月以降の発売予定でホワイト、ブラック、オレンジの3色があります。



ソフトバンクから4機種もフマートフォンが出るってことは、スマートフォンも少しは認知されてきたってことでしょうか。
後はDoCoMoとauが、何か出してくれると良いのですがねー

彗星の中身

2007年05月22日 | 宇宙 space
太陽の周りを回っている彗星ですが、その内部には太陽系誕生時の物質が“新鮮”な状態で保存されているそうです。

表面近くの部分は宇宙線や太陽の熱で変性しているのですが、
氷や塵などがまじった内部は約46億年前の状態で残っています。

これは2005年にNASAの探査機ディープインパクトが接近した“テンペル第1彗星”の観測から分かりました。

縦14キロ、横4.6キロほどのテンペル第1彗星の核にディープインパクトの子機が衝突し、この様子をハワイの“すばる望遠鏡”で観測しました。

観測データからは彗星の表面を覆う炭化したちりが先に飛び散り、
後から内部にあったとみられるケイ酸塩の結晶が広がったことが分かりました。

物質の散らばり方から分析すると、表面の厚さはわずか数十センチだそうです。
なので1メートルほど掘るだけで46億年前の物質が手に入ることになります。

たぶん他の彗星でも同じだと思います。
今後の彗星探査の目安となり何かが発見されるといいですね。



ダークマターの“波紋”

2007年05月20日 | 宇宙 space
見えないモノを探す。
宇宙全体の質量の4分の1を占めるとされるダークマターの話です。

ダークマターは暗黒物質とも呼ばれ、いかなる電磁波でも観測することができない正体不明の物質です。

確か存在が認識されたのは観測によるものでなく、何かの計算上存在しないとおかしいってことになったからだと記憶しています (^^; かなり怪しい記憶ですが…

でも見えないダークマターを間接的にですが、見る方法があるんですねー

これはどういう事かと言うと、ダークマター自体は見えないのですが、その重力を通して“見える物質”に影響を与えるからです。

今回NASAのハッブル宇宙望遠鏡が、この影響(波紋)を観測しました。

波紋は地球から50億光年離れた銀河団で見つかり、直径は260万光年もあります。
なんでも10~20億年前に二つの銀河団が衝突し、その衝撃で周囲のダークマターが波紋のように広がったそうです。

この時ダークマターの重力で近くを通る光が曲げられる“重力レンズ効果”が発生しました。
これを観測し、ダークマターがそこに存在する証拠を得たということです。

今後ダークマターの振る舞いが観測できれば正体も解明できるのでしょうかねー
どんな役割があるのか楽しみですね。



新プレイステーション・ポータブル

2007年05月19日 | ~2010年 モバイル ・PC
PSP2やPSP Liteと呼ばれていたPSPの新型が年内にも登場するそうです。
早ければ今夏とか言われてますが…

薄型で8GBフラッシュメモリ内蔵や、60GBハードディスク内臓とか噂されていましたが、具体的な内容はまだ分かっていません。

ソニーのGamers Dayイベントからのレポートなので、ある程度信頼できる情報なので何かは出ると思うのですがねー

やっぱり正式発表を待たないと分かりません (^^;