第2回北海道地域医療教育研究会

「地域包括ケアの教育」のテーマで当研究所が開催しました。

トップバッターは本別町の保健師飯山明美さん。住民との協働という点で北海道、あるいは全国でもトップを走っています。行政スタッフも交代が少ないそうです。もちろん高橋正夫町長の先見力に裏付けされたリーダーシップも偉大です。（この8月に5選）

宮崎県美郷町の金丸吉昌先生の「地域包括ケアで楽しく暮らそう」も、すさまじいほどの情熱に裏打ちされた講演でした。地域医療の教育の原点は「現場を見て共感できるかどうかの情の部分にある」と受けとめました。

町は民家を改造して「今世六感塾」を設置しています。まさに「共感を学ぶ道場」といった感があります。

第2部は多職種学習をワークショップ形式で学びました。学生も患者さんだけでなく広い目を持っていることに感心しました。