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俳優・勝地涼くんのこと。

『機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazar-』(3)-7(注・ネタバレしてます)

2024-10-24 21:14:40 | ガンダム00

・ビリーとミーナの会話。「ELSの行動から推測するに、彼らは異種と同化することで、知識や意思の共有化を図ろうとしている。巨大な一つの存在になろうとしているんだ」「肥大化した固体内で意思を共有するためには脳量子波が必要・・・」「だから彼らはイノベイターの因子を持つ存在に惹かれた・・・」。
この会話は、二人はELSには人類に敵対する意志がない、むしろ友好的なのだが、それゆえに人類と理解しあうべく人間が使う道具(金属)や人間そのものと同化しようとする行為が結果的に人類を脅かしてしまっているとの仮説を立てているように聞こえる。
彼らの仮説を大統領ら連邦の重鎮は知っているのだろうか。先に大統領が「たとえ他者を傷つける結果になったとしても」と発言したのを〈彼女はELSには害意がないのを知っていたのでは〉と書いたが、やはり彼女はビリーたちからの報告によってELSには人類に積極的に敵対する意志はない可能性が高いことを知っていたのだろう。
しかし彼らのコミュニケーションの取り方が人類には害となり、しかもそれを彼らに伝える手段がない以上、彼らを殺すしかない(殺さずに追い払えればベストだろうが、火星調査隊の末路からすればまず不可能)。人類を守るための苦渋の決断だったのだと思います。

・↑の話の途中でいきなり抱きつくミーナ。「こんなときにどうしたの・・・」「こんな時だからこそわかりあいたいのよ。ELSだってそう、触れることで変わろうとしているのかも」。
ミーナはまじめにELSを分析した結果としてそういっているのか単にビリーにせまる口実?として適当に口にしているのか。たじたじしてるばかりで無抵抗のビリー。完全に勝負あった感じですね。
「未来を変えるわ、あなたの気持ちも・・・」「・・・やさしくしてください」「ラージャ♪」そしてキスをするミーナ。果たしてこの場でキスだけで済ませてくれたのか気になるところ。

・ELSが地球圏に到達するまであと七日。何か打つ手はないのかと聞くアレルヤにスメラギは「あるわよ、そのためには刹那の回復と、それから・・・」と言葉をつまらせる。
そこで場面が変わり、イアンとリンダの夫婦が登場し新しいガンダムも現れる。オープニングで前振りされていたダブルオークアンタがようやくお目見え。
まあ映画版で新しい機体が出るのは元々お約束みたいなものだし、特に今回は刹那のための新しい機体が存在することを最初に種明かししているので、その機体が登場するまでの戦闘では負ける&ダブルオーの機体が損傷するのはネタばらしされてるに等しいですね。

・新しいガンダムに驚きとともに見入るアレルヤとマリーにロックオンが新しい刹那の機体だとして型番まで説明してくれる。
なんでロックオンはこんな詳しいんだ?と思いかけたが逆で、アレルヤとマリーはELSが現れるまでソレスタルビーイングを離れていたから他のメンバーが知ってる話を知らないわけですね。

・クアンタ調整中に刹那が脳を損傷したときいてショックをうけるイアンたち。スメラギは自分は刹那が目覚めると信じていると気丈に話すところへ「僕からも頼みたいことがある」とノートパソコンの画面に現れたのはティエリア。
「アーデさん!」と嬉しそうな声をあげてミレイナがノートパソコンの場所へ飛んでくる。ほんとティエリア大好きなんだなあ。

・ティエリアの要望はヴェーダの小型ターミナルユニットをクアンタに搭載すること。「ELSから送られてくる情報をヴェーダを使って制御する。GNドライヴ、ヴェーダ、イノベイター、イオリア・シュヘンベルグが求めたこの3つで来たるべき対話を実現させる」。
このティエリアの提案がなかったらいかに刹那が目覚めてクアンタでELSとの対話に挑んでもデータ量をまた受けきれずに今度こそ脳がショートしたかもしれない。ティエリアが一緒だったから、つまりは先の戦闘でティエリアが肉体を失っていたから可能だった作戦。

・スメラギは全員に通達を流す。トランザムで最大加速でELSとの接触をはかる、「これがソレスタルビーイングの、いえ私たちに残されたラストミッションよ」。
確かに失敗=死だから失敗すればラストミッションになるが、生き残った場合でもこれでソレスタルビーイングは活動終了なんだろうか?刹那がELSの母星に旅だった後他のメンバーがどうなったのか全然明かされてないからなあ。

・ELSの大群が絶対防衛線に接近。まもなく射程距離に入るという。部下の人が「最初の賭けには勝てたようですな」とマネキンにいう。これはELSが想定通りのコースをl来てくれたことを指すんでしょう。

・マネキンは粒子ミサイルの発射準備とELSに取り込まれないための対策を指示。そこにコーラサワーからの通信が。「行ってきます、大佐」「准将だと何回言えば・・・」お決まりのやりとりの途中でマネキンは言葉を切る。
いつになく覚悟をにじませる穏やかな笑みを浮かべるコーラサワーは一瞬おいてにかっといつものように笑う。マネキンは瞳を揺らしながら「死ぬなよ」と口にする。了解です、と敬礼して通信を切るコーラサワー。
そのあとも数瞬マネキンは黙って目を伏せている。次の瞬間には前を向いて毅然とするのですが。二人それぞれの愛情の示し方が胸に迫ります。

・マネキンの指示のもと長距離ミサイルの一斉射撃がなされる。発射された大量のミサイルが飛ぶ様子が赤い光線のように描かれるのだが、色合いもラメがかってきらきらしている効果も映像的に迫力がありつつ美しい。殺人兵器なんですけどね。

・ミサイルがELSに取り込まれないようにELSに当たる前に爆発させるシステム。「全弾命中!」と言っているのはすべての爆発が相当数のELSを巻き込んでいる、無駄弾がなかったことを指しているのだろう。
しかしその赤い炎をかなりの数のELSは通り抜けてくる。BGMもあいまって絶望的な迫力を醸し出しています。

・「何らかのフィールドを展開した模様!」「まさか!わが方のGNフィールドの特性を理解して!?」 相手の性質を真似るELSの能力がここでも発揮されています。

・部下たちの動揺をさえぎるようにマネキンは大型粒子砲の発射準備とモビルスーツ隊による近接戦闘を指示する。相手を取り込みにかかるELSを相手に近接戦闘は危険が多いような気がするのだが。
それ以上にモビルスーツ隊を矢面に立たせるということはそれだけコーラサワーの生命を危険にさらすということ。まあ安全地帯に置かれるなどコーラサワーも喜ばないでしょうが。

・全モビルスーツに出撃命令。ELSに取り込まれないようフィールドを展開する指示も下りる。出撃する中にはアンドレイ・スミルノフの姿も。「戦力差はざっと10000対1、状況は最悪だ。しかし守ってみせる。父と母が求めたものを!」アンドレイもすっかり父親を認めるようになって。
このシーン最初は出撃途中だからか逆さまだったのが普通の向きに変わる演出が、そのきりっとした表情もあいまって魅力的です。

・ソル・ブレイヴス隊出撃にさいしグラハムが皆に訓示。皆に命をかけてもらうことになるといったあとに「だがあえて言おう、死ぬなよ」。皆は「了解!」と返事をし敬礼。やはりグラハムは一匹狼より部下を従え慕われてる姿が似合いますね。
ソル・ブレイヴス隊が他の部隊に比べ後から戦場に現れた気がするのは訓示に時間をくっていたからかな。

・脳量子波遮断施設では壁の複数のモニターにいろんな映像が映っている。どうもドラマのようだが、見ている人たちの不安そうな様子からすると、彼らはドラマではなくその下に流れるELSとの戦況を知らせるテロップの方を見ている様子。そりゃあ人類存亡の危機にドラマ見る気にはなりませんね。
そんな中ルイスは画面を見ずに不安そうな顔でうつむいている。彼女が案じているのは地球の命運なのか沙慈個人なのか。

・大型粒子砲のチャージ率がカウントダウンされる中砲口の前をモビルスーツが飛び交っている。しかしチャージ100%となりマネキンが掃射開始を指示し、実際に発射された時にはビームの軌道上にいてうっかり吹き飛ばされた機体などというものは見えない。
ほんの発射間際まではそのへんに飛び交っていただけに、統制の取れ具合が際立ちます。

・大型粒子砲のビームは超大型ELSに真っ向から当たり貫通する。全体から見れば小さな穴を開けたにすぎないが、旗艦の司令室には歓呼の声が沸き起こる。
数の上では圧倒的劣勢、しかもかかってるものは全人類の命という、勝ち目が薄くかつ責任重大すぎる戦いを余儀なくされている人々からすれば無理もないところ。

・マネキンは「粒子砲で攻撃しつつモビルスーツ隊も同時攻撃、掃討作戦に移る!」と指示をとばす。
セカンドシーズンで掃討作戦に定評のあるリント少佐の冷酷残忍なやり口に嫌悪感を抱いていたマネキンがここで掃討作戦を指示する。「掃討作戦に移る」と口にする時に一呼吸おいている、少し顔の険しさが増すのはリント少佐のことを思い出して少し嫌悪感を感じたのかも。
大統領もですが、日頃は宥和政策、敵味方とも死者を最小限に抑えることを旨としている人たちもELSに対しては冷徹な皆殺し主義に走ってしまう。これまでのELSとの経緯、人類の存亡がかかっていることを思えば無理もないんですが。

・モビルスーツ戦。クローズアップされるのはコーラサワー。横向きに流されるような格好で大き目のELSの真正面に出てしまい、あぶない!と観客の側があわててしまうが、「死んでも帰るんだよ!」と闘志をみなぎらせ、友軍機数機がELSを砲撃してくれたおかげで無事脱出、「大佐のもとに!」と叫ぶ。
これ仲間が助けてくれなければ危なかったやつですね。いつも陽気で不敵なコーラサワーにしていつにない悲愴感をいくぶん漂わせてます。

・複数のELSが数体ずつ合体して銀色のモビルスーツ姿に。マネキン「融合することでわれわれの情報を!」ビリー「だとすればこちら側の武装も・・・!」これに先だって一体モビルスーツが大き目のELSに食われるところが出てきてるので、あそこが「融合することで情報を得た」場面でしょうか。 
ビリーと隣のミーナも宇宙服姿なので後方ではなく戦艦に乗ってるぽい。後のシーンを見るにソレスタルビーイング号の中、それも司令室のすぐ後ろの部屋でした。

・ビリーの懸念通り、モビルスーツELSはビームもミサイルも撃ってくる。驚きのあまりもあってか従来のELSには善戦していたモビルスーツが次々倒されていく。
花火のようにいくつも小爆発が起きている戦場を俯瞰で見るショットにソル・ブレイヴス隊が参戦。戦況を見て「隊長!」と焦った声をあげる隊員。おそらくはモビルスーツ同士が戦っている状況、銀色の方がELSの変身なのも見て取っての(彼のモニターに映っているのは光線と爆発の応酬だけではあるが)言葉だろう。
グラハムは「うろたえるな!」と檄を飛ばした後、「とはいえ、相手がガンダムタイプとは!」。「とはいえ」の時点では真顔なのが「ガンダムタイプ」と口にするときに不敵な笑顔になる。中身はELSでもガンダムと戦うとなるとやはり腕がなってしまうのか。

・あちこちで小爆発が起こっているなかで、画面の左やや下から右上に向かって小さい光球が次々発生して一直線に伸びてゆく。ソル・ブレイヴス隊が飛んで行くルートなのはまず間違いなく、飛行形態を中心とする彼らの無双ぶりが心強いです。

・そこからモビルスーツ形態に変身してのさらに戦闘。グラハムの目の前で部下が被弾して?死亡。「イエーガン!」と叫ぶだけでなく手を伸ばしているグラハム。部下思いの彼らしい。「あえて言ったはずだ・・・!」との呻きも哀しい。

・部下に促され指定されたポイントを振り返ったグラハムは密集していたELSが巡洋艦に擬態するのを見る。「巡洋艦までもか!」ますます絶望感が増してきます。

・巡洋艦が二隻沈黙との報告にさしものマネキンが苦し気に一瞬目をそむける。しかしすぐ気を取り直して陣形を立て直すよう指示。「チャージまでの時間を!」というのは次の粒子砲を撃つまでの時間稼ぎをしてくれということですね。
「出力55%ですが、撃てます!」との部下の声に「敵の気勢を削ぐ!」と現時点での発射を命じる。ELSに気勢とかそういう感情あるのかな。

・出力55%とはいえ結構な太さの光線が巨大ELSに突き刺さる、と見えたがELSはビームを屈折させて回避。さしものマネキンが驚愕の表情で立ち上がる。
ミーナ「ビームを屈折させた!?」ビリー「学習しているんだ」。ELS側の戦略の解説・推察となるとこの二人が導入されるイメージ。
これ出力100%だったら結果は違ってただろうか?たぶん同じだった気がするし、どちらにせよ100%を待ってられる状況でもなかった。先にビーム貫通で歓声が上がったことやチャージまでの時間稼ぎをしようとしたことからも、この粒子砲が最大の希望だったんだよなあ。これが不発に終わった時点でみんな心折れても無理ないところ。
マネキン的にも打つ手なしだったろうが、それで沈黙するわけにいかないのが司令官のつらいところ。

・一部の戦線が突破される。声もなく眉をしかめるマネキン。「行かせるかあー!」と叫んで立ち向かうアンドレイ。懸命に戦う中、思わぬ方向から粒子ビームが飛んできて敵を倒す。
「あの粒子ビームは!」そこへサバーニャとハルートが現れる。アレルヤ「ELS侵攻の防衛行動に移る」ピーリス「了解!」そこでアレルヤの表情が変わり、「理屈なんかどうでもいい!やるだけだあー!」わかりやすいハレルヤ。にやりとした表情だけでわかりますね。

・「たとえ刹那が来なくても・・・全力で狙い撃つ!」 力強く語るロックオンに二人のハロも羽をぱたぱたさせて「ヤルッテ、ヤルッテ」と賛同。ちょっとなごみます。
ハロの操作する強化版の盾が巧みに動いて防衛、狭間をハルートが抜けてゆくスピード感溢れる戦闘です。

・「ソレスタルビーイングです!」という部下の報告に一瞬マネキンはそちらを見た後意思の強い表情で前を向く。
ほっとしたような顔はしないものの完全に手詰まりの中現れた彼らに新たな希望を多少なりとも感じているんでしょう。

・プトレマイオスもまた砲撃開始。スメラギがイアンに調整の状況を聞くと「もうちょいだ!」と答えがかえってくる。
横のモニターには医務室で眠り続ける刹那とガラス越しに彼を見つめるフェルトの姿。最終決戦の最中にフェルトが持ち場を離れているのは、彼女がそばで呼びかけ続けることが刹那を起こせるかもしれないと期待してか、それとも死ぬかもしれない戦いだからフェルトが刹那のそばにいられるようにとの配慮か。おそらく前者のような気が。
スメラギは刹那の復活を信じ、彼を対ELSの切り札と期待しているはずなので、生き残る気があるのに優秀な戦況オペレーターのフェルトを任務から外すのは勝つためにそれに優先する事項があるからだと思えるし、配慮というならより年の若いミレイナがイアンたちと一緒にいられるようにしてあげるのが先という気がするので。

・突然苦しみうめきだした刹那にフェルトが驚き案じて名前を呼ぶ。刹那は夢で少年兵だった頃のことや、家族をテロで亡くした少年時代のニール(初代ロックオン)、マスード・ラフマディーなどを次々に見、苦悩に悲鳴をあげ、死にゆくロックオンや抱き合って死に直面するリヒティとクリス、彼らに伸ばそうとした自分の手は血まみれで刹那は繰り返し絶叫する。
苦しみもがく刹那を見るフェルトは意を決して扉を開け中へ入る。

 

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