すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

新しい試み

2006年03月08日 | Mac・IT・ネット・ブログ関連
先程、会務担当理事の的場英雄君から、明後日の臨時理事会の資料がPDFで配信されてきました。今年から宗像青年会議所も理事会をペーパーレス化し、会議資料は事前にメール配信しています。

2001年に宗像JCが福岡ブロック会員大会を主管したとき、私(当時副実行委員長)は上程議案の作成を担当しました。
福岡ブロックの会議はペーパーレスで、ファイルの形式はHTML(ウェブの形式)でしたが、私の使用しておりましたMacintoshでは非常に議案が作りづらく、わざわざそのためだけにWindowsのノートパソコンを買うことになってしまいました。

翌年2002年の福岡ブロック協議会からはファイル形式がPDFに変わりました。HTMLからPDFへの移行は、Macユーザーには有り難いものでした。情報発信委員会の川上直哉委員長(当時)のお陰ですが、川上委員長(甘木・朝倉青年会議所)もMacユーザーでした。

それ以来、日本JCがHTMLであるにもかかわらず、福岡ブロックはPDF形式を採用しております。


 福岡ブロック副会長(昨年)の松尾幸主顧問

昨年から日本JCのHPXoops(ズープス)に統一されましたし、
今年の九州地区協議会ではSkype(スカイプ)を導入するなど、JCのITが進化しています。

Xoops(ズープス)と言えば、
昨年、日本JCのITを飛躍的に進化させたのはIT戦略実践委員会の久岡貴弘委員長(当時)で、
今年の北九州青年会議所の久岡理事長です。

久岡理事長ご自身がXoopsのガイドブックを執筆されておりますので、
興味のある方は購入し勉強されてみてはいかがでしょうか。

私をはじめMacユーザーがこだわるPDFの利点は、OSを問わずレイアウトがくずれないことと、印刷する際に便利なことです。ただし、WordやExcelの書類を成形し、PDFに変換、並べ替え、リンクを張っていくのは、かなり大変な作業なのです。
正副理事会と理事会のたびに、この作業を的場君が毎回5時間かけて行っている。
これを聞いて、議案はPDFに変換してから的場会務に上程するよう改めましたが、
それでも的場会務の議案作成作業は大変な時間と労力を必要とします。

理事会はこうした裏方の苦労に支えられ開催しているのです。
議案を上程する理事だけが大変なのではありません。

的場会務いつもありがとう!!

ちなみに理事会・例会の際の理事長挨拶は悩みのタネですが、
今年はブログを始めたこともあり、ネタに困りそうです・・・。

※上の写真は昨年の福岡ブロックの会議風景。手前は戸波専務(当時)、立部副理事長です。

出光佐三氏の想い

2006年03月07日 | 九州・福岡発!日本の偉人
出光佐三氏が亡くなられて、今日で25年になります。
出光興産株式会社を一代で築き上げた出光佐三氏が、宗像の輩出した不世出の偉人であるのは万人が認めるところでありますが、我々宗像青年会議所にとっても非常に縁のある方です。

「出光佐三翁生誕百周年記念誌」に宗像青年会議所・歴代理事長の堤先輩が寄せられた祝辞を、以下引用させていただきます。
今から40数年前、
当時の宗像は教育闘争の拠点として高名を馳せ、
教育現場は大混乱しておりました。
昔から神郡宗像、教育郡宗像と言われ、
著名な教育者を多数輩出した教育界の雄郡でありましたが、
当時はその面影もない惨憺(さんたん)たる状況でした。
このように憂慮すべき状況を耳にされた出光店主は、
地元青年を東京に招かれ、宗像の現状を憂い

「宗像の若者よ立て、この混迷する宗像に何の生きがいを感じるか。
すばらしい環境に恵まれ、良き先輩をもつ幸せな若者よ、
醇風美俗(じゅんぷうびぞく)宗像の若者よ、勇気をもって奮起せよ。
先輩に負けない人になれ、郷土を愛する人になれ。
何事にも感謝し、互譲互助の精神をもって真の日本人のチャンピオンになれ」

その言葉に目覚めた当時の青年有志が集い

「我々は将来の宗像の礎(いしずえ)になろう」

こうして結成されたのが宗像青年会議所の前身であります。

出光店主は、宗像青年会議所に大きな期待を抱かれ、
機会あるごとにご支援と激励の言葉を送っていただきました。

宗像青年会議所創立10周年の御祝辞です。

宗像大社の御神徳を頂いている宗像人(むなかたびと)は特別に使命がある、
それは真の日本人のあり方を身をもって示して世界の平和、福祉に貢献しなければならぬ使命である。そういう高い目標に向かって進みなさい」

また、出光佐三翁生誕百周年の記念講演では、
前宗像市長の滝口凡夫氏(当時西日本新聞社編集局長)は次のようにお話しされました。
佐三さん(原文まま)は宗像、宗像と言われますが、
私(滝口氏)は佐三さんの故郷は宗像だけじゃないと思います。
逆説的な言い方になりますが、
つまり日本人としての本当の在り方、
人間としての本当の在り方を求めていくのが佐三さんのねらいであって、
それがたまたま純粋な形で宗像にあった。
そして宗像に佐三さんが生まれた。
何も宗像だけに日本人が住んでいるわけではありません。
昔から日本の農村、山村など、私は土に近いほど、自然に近い純粋な人間が育つと思いますが、その宗像という所は純粋な日本人の在り方を示す一つの地方である、ということです。
宗像人だけが日本人じゃありません。
宗像人だけが日本の原住民族なら、それが日本人の典型とするならば、
よその人はまね出来ません。
日本人というのは一緒になれません。
宗像だけが、そんなことで自慢してはいけません。
「日本人の世界的使命感」というのが晩年の佐三さんの講演の題目でした。
いずれにしましても、今宗像がこんなに大きく変わっている。
そして佐三さんが自慢されたほどの宗像の醇風美俗、
人間の良さというのもだんだん変わってきている。
昔からの宗像人に加え、新しい住民の方々が入って来られたのですから、
一緒になって新しい宗像、新しい宗像人を作っていかねばならないと思います。

以上、お二方のお言葉を引用させていただきました。

昨晩、「出光佐三翁生誕百周年記念誌」を読みながら、
理事長として宗像青年会議所メンバーはもとより、
宗像にお住まいの方々、特に若い世代の方々にも、
出光店主の生き方から多くのことを学んでいただきたいと思い、
紹介させていただきました。

今日、出光佐三氏のお墓参りをしました。
出光店主のお墓は、店主が生まれ育った赤間の小高い丘の上にあり、
蘿ヶ嶽(城山)と福岡教育大学のキャンパスが一望できます。

出光店主は教育大学の宗像への誘致にも積極的にご尽力され、
当時のお金で3億という巨額の寄付をされましたが、
「ならば、出光会館を建設しましょう」という周囲の勧めは断り、
御自身を表面に出すことはなさりませんでした。

学生への奨学金は「国家の役に立つ教師になってほしい」という念願をこめて、
今も継続されているそうです。

出光店主は「人間尊重」を社是に、
会社を「人間尊重の道場」として大家族主義の事業経営を貫きました。

青年会議所も修練ための「道場」です。
青年会議所の目的は「地域と国の繁栄」であり、
最終的な目標は「世界の平和」であります。

青年会議所運動にせよ、政治・経済・外交・教育の様々な課題を切り拓く鍵は
「人間尊重」「互譲互助」の精神ではないだろうか・・・。

そんなことを一介の私が思うのも、
きっと天国から出光佐三翁が見守ってくれているからなのでしょう。

※上の写真は出光店主のお墓から見える風景です。

自慢話

2006年03月06日 | 青年会議所の活動
昨日は「宮若市まちづくりローカル・マニフェスト型公開討論会」に出席しました。
<ローカル・マニフェスト>とは、地方首長選挙で首長となった時、実際にどのような政策や職務執行をやるのか、具体的(数値目標・達成期限・財源的な裏付け)に提示したものです。

従来の“選挙公約”は<願望的>なものでしたが、
マニフェストは<契約>であり“事後検証”も可能となります。

ローカル・マニフェスト型公開討論会は、公開型で各候補者が意見を述べますから、
候補者がどのような理念を持ち、当選後どういうことをやるのか明確になり、
住民は<政策>で候補者を選ぶことができます。
そして選挙後も<政策>という観点で検証を行うことにより、
<住民参画>の地域づくりが実践されるのです。

ローカル・マニフェスト型公開討論会に参加するのは、
昨年に宗像青年会議所が主催した「福津市ローカル・マニフェスト型公開討論会」を含め、今回で5回目ですが、
ローカル・マニフェスト型公開討論会は“面白い”です。

“面白い”なんて言うと不謹慎かもしれませんが、
どちかと言えば「選挙」や「政治」って
傍からすれば“あまり面白くない”ものではないでしょうか。

「おもしろきなき世をおもしろく」(高杉晋作)

選挙を我々住民の視点でやって、当選後も首長をしっかりと見守っていくという
<住民主体>のまちづくりができることが、
このローカル・マニフェストの最大の“面白さ”なのです。

先程、“不謹慎かも”って申し上げたのは、
ローカル・マニフェスト型公開討論会に参加するのは候補者自身にとっては、
大変だろうなと思うからであります。

しかし、首長になった瞬間から
<マニフェスト>という目標を掲げることで、
首長の意志が<明確>になりますし、
役所の意識改革をはじめ様々な課題に全体(行政・住民)で取り組むことができますので、
実は、首長にとって“マニフェスト”は最大の<身方>になるのです。

そのことに気付かない政治家や、
公開討論会に出席するのを躊躇する候補者は、
理念も夢も策も無いただの政治屋さんです・・・。

<人>でなく<政策>で選ばれたという意識を首長・役所・住民が共有して持つことにより、
地域(まち)づくりは生活者起点(北川正恭著『生活者起点の行政革命』より)に変わります。

さて、前置きが長くなりましたが、
宮若市ローカル・マニフェスト型公開討論会が直方青年会議所主催ということもあって、
応援も兼ねて参加してきました。



宗像青年会議所メンバーも多数来てくれました。
副理事長が率先して駐車場整理をやってましたし、
私も会場整理をさせていただきました。

みんな本当にお疲れさまでした。

そして、今回の公開討論会を主催された松村理事長はじめ直方青年会議所の皆さん、
同じ青年会議所メンバーとして皆さんを誇りに思います。

「宮若市ローカル・マニフェスト型公開討論会」の後は、
高田副理事長・椎名副理事長・堀専務と一緒に越本隆志君の祝勝会に出席してきました。

宗像市の原田慎太郎市長・福津市の池浦順文市長をはじめ、
本当に大勢の方々がお祝いに出席されており、
私自身も感無量でした。

一通りご挨拶を済ませて、19時過ぎに宗像に戻りました。
宗像市三郎丸の「とんま」という豚料理専門の美味しい!!お店で、
あらためて越本君のお祝いと直方JCさんの成功を祝して乾杯!!しようと思ったら・・・
松村理事長からお礼の電話が入りました。
戸波副理事長・松井室長・高野君もさっきまで直方JCのメンバーと一緒だったとのこと。

すぐに戸波副理事長から電話で報告があり
「・・・ところで理事長はどちらですか?」
「とんまに4人でいるよ」
「後で合流しましょう」ということで、
場所を変え、中村好成室長・古賀室長・浜田委員長・杉埜君らも加わり、
今日一日のことを話しながら楽しいひと時を過ごしました。

実は、祝勝会を早々に引き上げて「とんま」に行ったのは、
みんな食事も取れず空腹でしたので、
ご馳走するつもりだったのですが・・・

「理事長はお金もかかるやろうから、今日は俺たちが出しとくよ」
と逆にご馳走になりました。

高田副理事長・椎名副理事長・堀専務ありがとうございました。
国産豚料理専門店 『とんま』
         営 業 17:00~24:00
         住 所 宗像市三郎丸549-6
         電 話 0940-32-8832
中村好成室長らは、モンゴル留学生で闘病中のジュランさん支援チャリティ(下記参照)に出席。

<闘病中のジュランさんを支援(2006年3月6日 読売新聞)>

悪性リンパ腫(しゅ)で闘病中の内モンゴル出身の女子留学生ジュランさん(21)を支援しようと、福岡市博多区吉塚のモンゴル料理店「チンギス・ハン」で5日、売り上げを寄付するチャリティー食事会が開かれた。
ジュランさんは内モンゴル自治区オルドス県出身で、11歳で父を、17歳で母を病気で亡くした。親類の支援を受けながら勉強に励み、内モンゴル大に入学。国の奨学金を支給されるなど成績優秀で、大学の自治会長も4年間務めた。
卒業後の昨年12月24日、日本の大学で宗教音楽について研究するために来日し、私費で大阪市都島区の日本語学校「ワン・パーパス国際学院」に入学した。
しかし、1月下旬に体調を崩し、病院で検査を受けた結果、悪性リンパ腫と診断された。現在は奈良県天理市の病院に入院しており、抗がん剤投与や放射線治療を受けているという。
多額の入院費用に困っているという話を聞いた同店の経営者で、モンゴル出身のスーホさん(39)が、同店と東京支店(豊島区)で同時に食事会を開いて、売り上げ全額を贈ることにした。
福岡本店では、モンゴル出身の歌手や馬頭琴(ばとうきん)奏者らが、故郷を思う歌や演奏を披露。参加者はジュランさんあての応援メッセージをノートに書きつづった。

松島岩太委員長はじめ地域力創造委員会の皆さんも朝から頑張ってくれてましたし、

小田原成美委員長は釣川でゴミ拾いをされていました。

「宮若市ローカル・マニフェスト型公開討論会」は15名ものメンバーが参加、
家族との予定をキャンセルしてまで来てくれたメンバーもいます。

そんなこともあって昨日はメンバーに感謝しつつ、
幸せな一日を送ることができました。

私は宗像青年会議所を誇りに思います。
宗像青年会議所のメンバーが私の<自慢>です。

※上の写真は「宮若市ローカル・マニフェスト型公開討論会」会場でのスナップ。
中央は討論会の名コーディネーター神吉信之氏(ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州代表)

理事長のブログ

2006年03月05日 | 青年会議所の活動
最近、他の方のブログも読むようになりました。JCの知り合いのブログが多いのですが、人それぞれで本当面白いです。JC・仕事・家族・趣味・政治・経済など様々なテーマについて、その方の考えや好みが、その人独自の文体で表現されていて飽きません。日記をこっそり読んでいるようなドキドキ感もあります。

私も含め理事長達は、メンバーや地域の方に向けてJCのことを伝えたい!との想いで書いているのですが、実は理事長同士が互いのブログを通じ、刺激を受けてたりしているのかもしれません(私はそうです)。

さて本日は、宮若市長候補の公開討論会直方青年会議所主催)と越本隆志君の祝勝会(和白病院の蒲池会長主催)に出席してきます。
他にもありますが、スケジュールの関係で今日の理事長公務はこの二つだけ。

来週からはメンバーの結婚ラッシュです。今年は宗像JCメンバーが何と7組も結婚!!うち一組はメンバー同士の結婚式です。

宗像JC始まって以来のおめでた続きで、理事長としてこれほど嬉しいことはありません。
ちゃんと事業とダブらないよう式の日取りを決めてるし。
来年はベビーラッシュですね。

何かとおめでたいことが続く2006年ですが、
幸せボケにならないよう、JC運動も気合いを入れて頑張りましょう。

「この国に生まれて本当に良かった!」
子どもたちが心の底から言える国を創るために。

※写真は今年2月5日にご結婚された中村和馬議長・玲子さん夫妻。

JCとビジネス

2006年03月04日 | ビジネス・仕事・家庭
本年度、宗像青年会議所では社会起業家育成特別会議という会議体を新設しました。
社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)とは「社会貢献と変革の精神を持ち、ビジネスを通じて社会的課題の解決をめざす人」のことです。

現在、中村和馬議長を中心に会議メンバーがプレゼンのプランを練っております。

先日、昨年理事長をされた方々からメールをいただきました。
お二方ともブログを公開されていらっしゃいますので、
ここで、ちょっと紹介したいと思います。

まずはひびき青年会議所で昨年理事長をされた脇田勝利直前(直前とは前年度の理事長のこと)のブログ「ドリームマーケティング」。
売れる商売のしくみというテーマで様々な事例や秘訣を紹介されてあります。

そして浮羽青年会議所の直前理事長の林田浩暢先輩のブログ「若竹屋酒造場 一献一会」。
創業元禄12年(1699)、田主丸町の若竹屋酒造場の十四代目社長が、
お酒について・出逢った人々などを綴っておられます。

直前理事長さん方のブログを読んで、
「なるほど」と学びながら、励まされ、楽しんでおります。

JCとビジネスと言えば、
昨年は福岡ブロック協議会・ニュービジネス実践会議で山口博士議長(当時)を中心に「九州産直市場ちくぜんの郷」を昨年オープンしました。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

宗像は出光佐三氏(出光興産株式会社の創業者)の出生地です。
出光店主は「人間尊重」を社是に、社員を大切にされました。
また、店主室には宗像大社を祭られ、郷土・宗像をこよなく愛し、
ことあるごとに郷土を語り、宗像の発展に大きく寄与されました。

「互譲互助」という日本的な思想を経営にも反映されたとお聞きしております。
来週、3月7日(火)は出光氏がお亡くなりになられてから、ちょうど25年目です。

宗像青年会議所は出光店主の呼びかけにより創設されました。
JCとビジネス、もし出光店主がご存命ならどう語られたでしょうか・・・。

※写真は社会起業家育成特別会議の模様(事務局にて)。

災害ボランティア(前回の続き)

2006年03月04日 | 災害ボランティア
前回日記の続きです。
玄界島の被災者の方々が避難されている九電記念体育館に災害ボランティアセンター窓口が設置されました。
TVで九電記念体育館の状況が全国放映されたため、支援物資やボランティアも九電記念体育館に一勢に集まります。

私が九電記念体育館に到着した時、すでに福岡青年会議所の皆さんが避難所で作業されていました。

実は、福岡JCのメンバー自身の会社やお店も被害に遭われてました。

福岡ブロック協議会の堀内恭彦副会長(当時)と私がJCの窓口となりましたが、
堀内副会長ご自身の事務所(堀内副会長は弁護士さんです)も本棚などが倒れ、ガラスの破片が散乱し、私が思うにボランティアどころでは無い状況だったことでしょう。
そんな堀内副会長ご自身が率先してボランティアセンターで働かれていました。
松藤会長も連日、センターで指揮を取られていました。

災害ボランティアの実際の活動は、被災者家屋の片付けや掃除などです。
決して、危険な地域や場所には行きません。
それらは自衛隊や消防団など訓練を受けた方でないと、二次災害の危険があるからです。
JCではボランティアの方々の人員整理と、現地までの送迎を主に行いました。
(昨年の災害ボランティア活動はこちらのHPで紹介してあります)

災害ボランティアセンターの運営は、福岡市社会福祉協議会福岡県社会福祉協議会・JCが協力して行っていきます。
作業後は、毎晩、対策会議を行いました。
しかしながら会議の進行がいかにもお役所的なのです。
・・・それも仕方ありません。
まさに予想外の事態だったわけですし、マニュアルもありません。
だからこそ、我々JCのような民間組織が行政の手足となって、臨機応変に動かなくてはならないと実感しました。

話を昨日のことに戻します。
昨日の第1回災害ボランティア地域連絡会(仮称)には、古賀市・福津市・宗像市の行政の方々に出席いただき、福岡県防災指導係の重野泰治事務主査からの<災害ボランティア>の定義と役割のレクチャー後、意見交換を行いました。

重野事務主査はじめ各市行政の皆様には感謝申し上げます。

何でJCが?!と思われたかもしれませんが、
災害が発生したら、間違いなく市に対策本部が設置され、全国から大勢のボランティアと大量の物資が押し寄せます。

ある調査によると、85%の方が災害発生時には、何らかのボランティア活動をやりたいと答えられたそうです。

この<マンパワー:善意の力>を活かし、被災者のニーズにマッチさせていくのが行政であり、
災害ボランティア連絡会(行政+民間)の役割なのです。

我々自身が被災者となるかもしれません。
しかし、災害発生という緊急時に必要なのは<リーダーシップ>と、
皆のために行動し、事態を良い方へと改善していく<マンパワー:マネジメント能力>です。

日本全国いつどこで災害が起きても不思議ではありません。
しかし、その備えも対策もできていないのが今の日本の現実なのです。
(福井県や新潟県などでは民間による災害ボランティア活動が進んでいます)

災害ボランティアについての宗像JCの動きは、今始まったばかりですが、今後も随時報告させていただきます。

※写真は昨日の行政との意見交換会の模様。
主催の地域力創造委員会・松島岩太委員長はじめメンバーの皆さんお疲れさまでした。

災害ボランティア

2006年03月03日 | 災害ボランティア
本日、19時30分からメイトム宗像で地域力創造委員会主催の意見交換会を開催します。参加者はJCと行政関係者の方々で、テーマは<災害ボランティア>についてです。
災害ボランティアとは地震や水害・台風などの災害発生時に被災者の生活支援を行う民間のボランティアのことです。

今年、宗像青年会議所では災害ボランティアの地域連絡会を宗像・福津・古賀を中心に立ち上げたいと考えております。

何故、災害ボランティアを青年会議所でやるのか?
それは、昨年の福岡県西方沖地震がきっかけです。

以前この日記でも書きましたが、昨年私は福岡ブロック協議会に運営専務として出向させていただきました。
今の時期は福岡ブロック会長公式訪問で、ブロック役員は多忙な時です。

その公式訪問も終了し、
3月20日(日)、松藤敏彦会長(当時)は日本JCで開催される総会に出席されるため、東京にいらっしゃいました。

私は松藤会長には同行せず、会社で仕事しておりましたが、
日曜 朝の10時53分、
マグニチュード7、宗像で震度5、福岡市・前原市では震度6の地震が発生しました。

電話はすぐに通じなくなりましたので、
PCを開きメールで松藤会長と県内21の各地青年会議所に安否の確認と被害状況の報告依頼を流しました。

ただちに各LOMから「大きな被害は無いようだ」とのメールが返って来て、
ひとまずはホッとしたのですが、
その後に、玄界島・前原・志賀島などが甚大な被害を受けていると報道で知りました。

松藤会長は地震のことを知り、すぐさま福岡に戻られました。
松藤ブロック会長は福岡県災害ボランティア連絡会の会長も兼任されております。
福岡に戻られた松藤会長からブロック役員に指示が飛びました。

「福岡ブロック協議会総員で被災者支援に対応せよ!!」

ここから福岡ブロック協議会と県内21の各地青年会議所の災害ボランティア活動がスタートしました。

・ ・・この続きは次回の日記に書かせていただきます。

※写真は昨年の災害ボランティアの模様(九電記念体育館にて)。

越本選手にスポーツ栄誉賞

2006年03月02日 | 越本隆志チャンピオン
午前10時、越本隆志君総務情報委員会の浜田修一委員長と私の3人で福岡県庁に行きました。
麻生渡知事から越本チャンピオンに感謝状が贈呈されたのです。

越本隆志君おめでとう!!

麻生知事からは「JCもよく頑張った」とお褒めのお言葉もいただきました。

14時からは、福岡市からも賞の贈呈があるとのことで、越本君・椎名副理事長・堀専務の3人が市役所を訪問。
山崎広太郎市長から越本君に<福岡市スポーツ栄誉賞>が贈呈されました。
同賞は元ホークスの城島健司選手や柔道の谷亮子選手らも受賞したそうです。

越本君またまたおめでとう!!

16時、福岡和白病院の蒲池会長と面会。
3月5日(日)に蒲池会長が越本隆志君と越本英武会長の祝勝会を開かれます。
参加費1万円のパーティーで集まった会費はすべて越本君に渡されるそうです。
宗像青年会議所からは私と高田副理事長・椎名副理事長の3人で出席しようと思います。

18時、福津市津屋崎にオープンするお店「とるちゅー亭」のお祝いに行ってきました(トルチュはフランス語で亀)。
玄海の幸と地産の野菜を使った和洋美食レストランで、
津屋崎の港が一望できる素敵なロケーションも魅力の一つです。
私の祖母が津屋崎に住んでいたため、津屋崎の海と港には特別な<想い入れ>があります。
次はプライベートで食事に行こうと思いました。
<とるちゅー亭>
  住所:福津市津屋崎1187-3 お魚センターうみがめ2F
  電話:0940-52-2811
21時、堀専務と宗像JC事務局に戻りました。
九州地区協議会・渉外特別委員会のスタッフ会議が事務局で開催されていたからです。
渉外特別委員会には副委員長として、中村好成室長が出向しています。

スタッフ会議の後は「海転寿司ひびき」に移動し、
渉外特別委員会の西村委員長をはじめスタッフの皆さんと会食しました。
<海転寿司ひびき>
  住所:福岡県宗像市東郷1168-6
  電話:0940-34-1512
福岡の各地から車で来られていましたので、アルコール無しでしたが、
さすが九州各地を飛び回っている面々だけに、
皆さん、行動が機敏かつ落ち着いていてスマート。
とても爽やかな方々でした。

九州地区協議会・渉外特別委員会は成松広隆会長を補佐し、
九州地区内77の各地青年会議所と日本JCとの連絡調整を行う委員会です。

宗像JCとしても、できる限り渉外特別委員会を支援させていただきたいと思っております。

会食後は的場会務に送ってもらい家路につきました。

越本君・浜田委員長・椎名副理事長・堀専務・岡本副委員長・中村好成室長・戸波副理事長・古賀室長・的場会務、今日もありがとうございました。

明日は地域力創造委員会主催の意見交換会に出席します。
行政の方々と<災害ボランティア>の地域連絡会の立ち上げについて会議します。

※写真はインタビューを受ける越本隆志君。

直方JC松村理事長VS越本隆志君

2006年03月01日 | 青年会議所の活動
直方青年会議所の松村英樹理事長はじめメンバーの皆さんが来訪。
直方JCさんが毎月発行している広報誌の<理事長対談>のためです。

対談の相手は我らが越本隆志チャンピオン。
世界戦までの道のりや、世界王者となった心境、
今後のことや、地域や国への想い、子ども達へ伝えたいことなど
中身の濃い約40分の対談でした。

いつも感心するのが越本君の話の上手さ。

言葉に無駄がなく、分かりやすく、聴き取りやすい声。
気取ることなく、落ち着いた態度で、聴く人に勇気を与えます。

対談の内容は直方JCさんの「先駆3月号」を楽しみにしてください。

対談の後、宗像大社参拝に行って来ました。
大社には昨年の11月から毎月参拝しています。

きっかけは昨年の10月、
宗像JCメンバーが相次いで事故や病気などに見舞われたのです。
10月は当該年度体制に加え、次年度体制もスタートし、
時間的にも精神的にもメンバーの負担は大きくなります。
そういうことも要因の一つだったのかもしれませんが、
昨年は異常とも言える事態でしたので、メンバーと一緒に大社でお祓いを受けました。
お陰さまで、それ以降は災難が起きておりません。

メンバーの健康と身の安全こそが私の一番の願い。

12月31日の23時59分59秒まで当該年度の理事長は、
「どうか皆が無事で健康でありますように」と心の中で祈っている、
歴代の先輩方もそうおっしゃいます。

大社に限らず、旅先でも神社に行くのが好きになりました。
澄んだ空気と樹々の香り、神職の方の立ち居振る舞いなど、
五感がキリッと引き締まり、心が癒されます。

JCに入って間もない頃、
全国大会などで<遠征>した際に、先輩メンバーが神社やお寺に参拝するのを不思議に思っておりました。
今は先輩達の気持ちが分かる気がします。

幸い、宗像JCには神職や住職の方々がいらっしゃるので、
神社やお寺を、より身近に感じることができます。

私が幼い頃は地元の神社で遊んでいましたし、
祖母に連れられて、お寺にもよく行っておりました。
小学校や中学の遠足も、決まって神社やお寺ばかりでした。
今も子ども達は神社やお寺に行っているのでしょうか・・・。

さて、明日は県庁に行ってきます。
越本隆志君が福岡県と福岡市から表彰されました。
夕方のニュース楽しみにしてください。

※写真は直方JCの皆さんと越本君のスナップ。
(越本君の右隣が直方JC松村理事長です)

JCを休んで・・・

2006年03月01日 | オススメ
昨日の夜は久々のオフでした。
理事長がオフでいいのか!!と思われる方もいるかもしれませんが、
理事長だってJCしてない日もあります。

昼間は拡大運動で廻っていたのですが、
気分転換にと思って、夜はJCをお休みました。

部屋は散らかっているし、読みかけの本もたまっておりましたが、映画を観に行くことにしました。

JC的には「男たちの大和/YAMATO」が人気のようですが、「ミュンヘン」を観ました。


TM&(C) 2005 DREAMWORKS LLC../Universal Studios.ALL RIGHTS RESERVED. 

映画「ミュンヘン」は1972年ミュンヘン・オリンピック開催中に、
パレスチナゲリラ(黒い9月)によって起こされたテロ事件と、
その後のイスラエル政府(モサド)によるパレスチナ側に対する<報復>を描いた作品。
監督はスティーブン・スピルバーグです。

政府情報機関の暗殺チームがパレスチナゲリア11名を一人ずつ暗殺していく過程がとにかく凄まじく、あるシーンでは椅子から飛び上がりました。
ちなみにPG-12ですので、お子様向きではありません。

今も続く「報復の連鎖」
いつになったら人類は殺し合いをやめるのでしょうか。
どうすれば戦争や紛争がなくなるのでしょうか。

政治的にそれらを解決するのは困難だとしても、
少なくとも戦争や紛争の無意味さを、この映画は教えてくれます。

さて、いよいよ3月です。
今日は直方JCの松村理事長が越本隆志君と対談のため宗像に来られますので私も同席します。

直方JCさんと言えば、
3月5日(日)にローカル・マニフェスト型公開討論会を開催されます。
宮若市長選挙立候補表明者をパネリストに迎え、「宮若市まちづくり公開討論会」と題して直方JCが主催。

昨年の福津市長選挙では宗像青年会議所もローカル・マニフェスト型公開討論会を開催しましたが、今年はその検証を行っていかねばなりません。

その意味でも3月5日は宗像JCの皆さんも是非出席してください。

※上の写真はモンゴルティー。気分だけでも一服してください。