すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

自慢話

2006年03月06日 | 青年会議所の活動
昨日は「宮若市まちづくりローカル・マニフェスト型公開討論会」に出席しました。
<ローカル・マニフェスト>とは、地方首長選挙で首長となった時、実際にどのような政策や職務執行をやるのか、具体的(数値目標・達成期限・財源的な裏付け)に提示したものです。

従来の“選挙公約”は<願望的>なものでしたが、
マニフェストは<契約>であり“事後検証”も可能となります。

ローカル・マニフェスト型公開討論会は、公開型で各候補者が意見を述べますから、
候補者がどのような理念を持ち、当選後どういうことをやるのか明確になり、
住民は<政策>で候補者を選ぶことができます。
そして選挙後も<政策>という観点で検証を行うことにより、
<住民参画>の地域づくりが実践されるのです。

ローカル・マニフェスト型公開討論会に参加するのは、
昨年に宗像青年会議所が主催した「福津市ローカル・マニフェスト型公開討論会」を含め、今回で5回目ですが、
ローカル・マニフェスト型公開討論会は“面白い”です。

“面白い”なんて言うと不謹慎かもしれませんが、
どちかと言えば「選挙」や「政治」って
傍からすれば“あまり面白くない”ものではないでしょうか。

「おもしろきなき世をおもしろく」(高杉晋作)

選挙を我々住民の視点でやって、当選後も首長をしっかりと見守っていくという
<住民主体>のまちづくりができることが、
このローカル・マニフェストの最大の“面白さ”なのです。

先程、“不謹慎かも”って申し上げたのは、
ローカル・マニフェスト型公開討論会に参加するのは候補者自身にとっては、
大変だろうなと思うからであります。

しかし、首長になった瞬間から
<マニフェスト>という目標を掲げることで、
首長の意志が<明確>になりますし、
役所の意識改革をはじめ様々な課題に全体(行政・住民)で取り組むことができますので、
実は、首長にとって“マニフェスト”は最大の<身方>になるのです。

そのことに気付かない政治家や、
公開討論会に出席するのを躊躇する候補者は、
理念も夢も策も無いただの政治屋さんです・・・。

<人>でなく<政策>で選ばれたという意識を首長・役所・住民が共有して持つことにより、
地域(まち)づくりは生活者起点(北川正恭著『生活者起点の行政革命』より)に変わります。

さて、前置きが長くなりましたが、
宮若市ローカル・マニフェスト型公開討論会が直方青年会議所主催ということもあって、
応援も兼ねて参加してきました。



宗像青年会議所メンバーも多数来てくれました。
副理事長が率先して駐車場整理をやってましたし、
私も会場整理をさせていただきました。

みんな本当にお疲れさまでした。

そして、今回の公開討論会を主催された松村理事長はじめ直方青年会議所の皆さん、
同じ青年会議所メンバーとして皆さんを誇りに思います。

「宮若市ローカル・マニフェスト型公開討論会」の後は、
高田副理事長・椎名副理事長・堀専務と一緒に越本隆志君の祝勝会に出席してきました。

宗像市の原田慎太郎市長・福津市の池浦順文市長をはじめ、
本当に大勢の方々がお祝いに出席されており、
私自身も感無量でした。

一通りご挨拶を済ませて、19時過ぎに宗像に戻りました。
宗像市三郎丸の「とんま」という豚料理専門の美味しい!!お店で、
あらためて越本君のお祝いと直方JCさんの成功を祝して乾杯!!しようと思ったら・・・
松村理事長からお礼の電話が入りました。
戸波副理事長・松井室長・高野君もさっきまで直方JCのメンバーと一緒だったとのこと。

すぐに戸波副理事長から電話で報告があり
「・・・ところで理事長はどちらですか?」
「とんまに4人でいるよ」
「後で合流しましょう」ということで、
場所を変え、中村好成室長・古賀室長・浜田委員長・杉埜君らも加わり、
今日一日のことを話しながら楽しいひと時を過ごしました。

実は、祝勝会を早々に引き上げて「とんま」に行ったのは、
みんな食事も取れず空腹でしたので、
ご馳走するつもりだったのですが・・・

「理事長はお金もかかるやろうから、今日は俺たちが出しとくよ」
と逆にご馳走になりました。

高田副理事長・椎名副理事長・堀専務ありがとうございました。
国産豚料理専門店 『とんま』
         営 業 17:00~24:00
         住 所 宗像市三郎丸549-6
         電 話 0940-32-8832
中村好成室長らは、モンゴル留学生で闘病中のジュランさん支援チャリティ(下記参照)に出席。

<闘病中のジュランさんを支援(2006年3月6日 読売新聞)>

悪性リンパ腫(しゅ)で闘病中の内モンゴル出身の女子留学生ジュランさん(21)を支援しようと、福岡市博多区吉塚のモンゴル料理店「チンギス・ハン」で5日、売り上げを寄付するチャリティー食事会が開かれた。
ジュランさんは内モンゴル自治区オルドス県出身で、11歳で父を、17歳で母を病気で亡くした。親類の支援を受けながら勉強に励み、内モンゴル大に入学。国の奨学金を支給されるなど成績優秀で、大学の自治会長も4年間務めた。
卒業後の昨年12月24日、日本の大学で宗教音楽について研究するために来日し、私費で大阪市都島区の日本語学校「ワン・パーパス国際学院」に入学した。
しかし、1月下旬に体調を崩し、病院で検査を受けた結果、悪性リンパ腫と診断された。現在は奈良県天理市の病院に入院しており、抗がん剤投与や放射線治療を受けているという。
多額の入院費用に困っているという話を聞いた同店の経営者で、モンゴル出身のスーホさん(39)が、同店と東京支店(豊島区)で同時に食事会を開いて、売り上げ全額を贈ることにした。
福岡本店では、モンゴル出身の歌手や馬頭琴(ばとうきん)奏者らが、故郷を思う歌や演奏を披露。参加者はジュランさんあての応援メッセージをノートに書きつづった。

松島岩太委員長はじめ地域力創造委員会の皆さんも朝から頑張ってくれてましたし、

小田原成美委員長は釣川でゴミ拾いをされていました。

「宮若市ローカル・マニフェスト型公開討論会」は15名ものメンバーが参加、
家族との予定をキャンセルしてまで来てくれたメンバーもいます。

そんなこともあって昨日はメンバーに感謝しつつ、
幸せな一日を送ることができました。

私は宗像青年会議所を誇りに思います。
宗像青年会議所のメンバーが私の<自慢>です。

※上の写真は「宮若市ローカル・マニフェスト型公開討論会」会場でのスナップ。
中央は討論会の名コーディネーター神吉信之氏(ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州代表)