MIZUNO Katsuya

STEP WORLD LL日進駅前教室 代表講師のブログ

英検受験の目的は?

2024-07-08 01:31:39 | 英語教室

一歩一歩着実に

 当教室は、“英検早期取得競争”的な考え方ではありません。指導方法として、例えば、小学生のうちに3級をとらせようと思ったら、英語学習2~3年目ならば可能です。しかし、その後も英語学習に対する動機付けが長続きするかどうかは別です。英語嫌いになってしまう可能性があります。

 当教室の英検取得についての考え方は、「英検合格を目指してがんばろう」方式ではありません。「日頃の学習を大切にして、基本的な英語力を身に付けて、その結果として英検に合格する」ことを目指しています。

 そのため、一度合格しても、2度3度とさらに高得点を目指して、同じ級に何度もチャレンジする皆さんは多いです。当教室では単に合格すれば良いとは考えておりません。内容が大切です。(何度やっても90%以上出来るようにすると良いです。)

 英語学習は、競争ではありません。一歩一歩確実に学習している生徒さん達の方が、中長期的には、実力を付けている場合が多いです。

 

人それぞれです。

 教室の生徒さん達は、通常よりは少し早いペースで英検にチャレンジしています。しかし、早過ぎる合格は目指していません。そして、受験する級は、クラス毎に毎回、その目安をお知らせしています。

 中には、その目安よりも早い時期に受験希望の皆さんもいます。その場合、教室として、「受験してはいけません。」とは言いません。その気持ちを大切にしたいと思います。どう考えても難しい場合を除いて、「かなりハードルは高いとは思うけど、もしも残念だったとしても、またチャレンジするという気持ちがあれば、受けても良いよ。」とお話します。

 そして、受験した場合、合格する皆さんもいますが、残念な場合もあります。その回の受験は辞めて次回にするという場合もあります。

 人それぞれです。どのような場合でも、 「日頃の学習を大切にして、基本的な英語力を身に付けて、その結果として英検に合格する」ことを目指して下さい。

 

英語学習が楽しい!

 学生の間は時間が限られています。英検の上位級になると、その短い期間では目標にしていた級に合格することが出来ないことはあります。でも、それで英語学習が嫌いにならないで下さいね。“英語学習が「好きだ」「楽しい」”という気持ちを持っていることが一番大切だと思います。 

 そして、「外国の人とコミュニケーションをとりたい」「外国の人とお友達になりたい」など、多くの皆さんが英語学習を始めた頃に持っていた純粋な夢を大切にしましょう。そうすれば、いずれ文化の異なる外国の人のことを理解して、大きな事を言えば、平和な世界を作って行く礎となると思います。英検受験はそのための手段の1つであって、合格することだけを目標にすると、英語学習が苦痛になってしまいます。

 私は、生徒の皆さんが楽しく元気に教室に通ってくれることが先ず大切だと思います。その結果として、英語の力を付けてくれることを願っています。そして、講師として、そのお手伝いをしっかりとさせて頂きたいと考えています。

 

 

 


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2024年度第1回英検1次試験の結果発表

2024-06-25 00:00:39 | 英語教室

 2024年6月2日(日)実施の英検1次試験の結果が発表されました。2次試験のない5&4級は、これで合否が決まりです。3級以上の場合は、2次試験(面接試験)があります。

 

悔しい想いをした皆さん

 残念だった場合、主に3つの原因があります。

つ目「チャレンジする時期が少し早かった」・・・教室で伝えている受験の目安時期よりも早かったのです。あきらめないで、コツコツと学習を続けて、時が来たらまたチャレンジましょう!

つ目正しい方法で学習していなかった」・・・日頃から学習を続けていても、悔しい想いをした皆さんもいると思います。そうした皆さんは、CD学習(音声学習)など正しい方法で行っていたか、自分自身を振り返ってみましょう!

つ目「単純に勉強不足」・・・日頃からコツコツと学習を続けましょう!

 

合否のバロメーター

 ライティングテストがある3級以上の場合、「ライティング添削(英検講習など)の答案を先生が指示した期限を守って提出しているか?」ということが合否1つのバロメーダーとなっています。これは毎回当てはまります。

 ライティング答案の提出が遅れ気味で、まとめて複数提出することもある生徒さん達は、添削の改善点が生かされずに、何度も同じ様な不適切な書き方をしていることが多いです。一方、提出期限を守っている皆さんは、良い結果に繋がっていることが多いです。

 とにかくコツコツと学習を続けることが大切です。

 

英語以前の事務的なこと

 今年度から3級以上のライティングが2題になりましたが、添削指導の段階で、その設問の指示通りに解答していない例が目立ちました。確かに慣れていない問題ではありますが、初回の添削ならばともかく、2回目や3回目でも指示通りではない書き方の答案が複数ありました。設問と先生の添削での指示をしっかりと読んでいないことが原因です。

 そこで、今回の合否に関わらず、今後は英語以前の事務的な部分には十分に注意しましょう

 

合格しても同じ級に何度もチャレンジ!

 LL日進駅前教室では、合格していても何度も同じ級にチャレンジすることをお勧めしています。本当にその級の実力があって合格したとは限らないからです。実際、一度は合格していているのに、再度受験したら、残念だったという例は少なくありません。

 そこで、(初めての問題を)何度やって90%以上出来るようにしましょう リスニングだったら、満点を目指しましょう 英検は60%程度以上正解していれば合格することが出来ます。しかし、学校のテストで60点だったとしたら、大喜びしますか??

 急がば回れです。  

 


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本当に簡単ですか?

2024-05-26 00:00:39 | 英語教室

 スピーチコンテストの課題文を暗記して、上手な発音と表現で発表するのは「簡単だ!」と思いますか?確かに、自信を持つことはとても大切です。しかし、簡単だと言ってそれで満足してはいけません。上達が止まってしまいます。「簡単だ」と思うのであれば、自分に問いかけてみて下さい。

 『自分の英語を録音して、それを先生のモデルのように、
  他の生徒さん達の練習用に渡すことができますか?』

 その自信がなければ、「簡単だ」とは言わずに、もっと上手になるように、さらに練習を続けて下さい。(アルファベットや数字の発音も、出来ていると思っている皆さんが多いかもしれませんが、かなり英語が出来る英語学習者でも、正確な発音が出来ている人はとても少ないです。)

 例えば、一流のアスリートも、今の自分に満足せず、常に改善を続けています。他の例では、将棋の藤井さんが出て来るテレビコマーシャルで、こんな言葉が流れます。将棋の対局に向かう場面で、「もしも天才だったら、きっと今ここにいない。」・・・小学生の頃から悔しい想いをして、努力をしてきたから今があるのだと思います。

 生徒の皆さん

今日の努力が、明日の自分を創ります。基礎的なことを馬鹿にしないで、一歩一歩進んで行き、大きな成果を積み重ねて行きましょう

 


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特別なこと 

2024-05-25 02:53:39 | 英語教室

基礎を馬鹿にしないこと

 教室では、基礎的なことでも繰り返し何度も口頭練習(音読練習)をしたり、自宅学習としてワークなど書く作業の他、CD(音声)学習があります。(小学生以下の授業では、楽しく学習することができるように、“ゲーム化”しています。)基礎的な事を繰り返し練習するのは、「分かる」と「使うことができる」は、別の問題だからです。

 基本文やTarget Sentenceを完全に覚えて、英語がスラスラと口から出て来る位に、体に染み込ませることは大切です。このような学習をしていると、その応用が効くようになります。そして、試験の時にも、基本文が頭に入っていれば、似たような文が出てきた時には、「ピーン」と答えがひらめきます。

 例えば、大学入試でも、よく見ると中学生の基礎的なことがたくさん隠れています。しかし、高校生の皆さんは、中学校の基礎が頭から抜けてしまっているのか、それに気が付かず、妙に難しく考えてしまうことがあります。また、英検ライティングでも、中学レベルの基礎的なミスをしていることもあります。

 つまり、「分かった」だけのレベルで終わっていると、なかなか応用が効かず、「使う」ことが出来ません。(試験だけではなく、実際の場面でも「使う」ことは出来ません。)

まねることの大切さ

 皆さんは、まねることが悪いことだと思いますか?

 スポーツや芸術など様々な分野の超一流の人たちでも、真似をしているようです。

 例えば、メジャーリーガーの大谷選手は、チームメイトの真似をしてコミュニケーションを図っていると報道されています。これには、別の意味もあると思います。真似をすることによって、他の選手の良い所を研究しているのだと思います。

 実際、大谷選手はイチロー選手や松井秀喜選手に尊敬の念を持っていて、「真似をした」という言葉が適切かどうか分かりませんが、プレースタイルを研究したようです。

 他にも超一流のアスリートやアーティストが語ったこのような言葉があります。

 「真似することは、恥ずかしいことではなく、むしろ成長のチャンス。」
 「真似することで、自分のものにし、個性が出てくる。」
 「真似することで、自分の可能性を広げることができる。」

 つまり、何の工夫もなく“パクる”のは良くないですが、他の人の良いところを自分に合うように上手く取り入れて、自分を磨くのに役立てることは必要なことだと思います。

 英語学習について言えば、スポーツや芸術以上に真似をしなければ上達しません。モデル音声の真似なしでは、正しい発音や言い回しを身に付けることは不可能です。真似をするモデル音声は、まず教材の音声、先生の英語です。ネイティブの人の英語、英語の映画のセリフ、英語の歌なども良いです。イントネーション、個々音、リズム、表現など、モデルの様に言うことが出来るように練習しましょう


特別なこと

 上記のように、基礎的なことをおろそかにしないで、やり続ける、そして、参考になる良いお手本があれば、それを真似る・・・これらはとても大切なことです。それは、英語学習を含めて、様々なことを進める上での「基本」=「あたりまえ」のことだと思います。

 そのような「基本」を地味でつまらないものと思ってはいけません。例えば、超一流のアスリートは、基本をとても大切にした結果、あのファインプレーが生まれて、素晴らしい成績を残すことが出来るのだと思います。

 つまり、教室では、平凡で何の特徴も無いことを目指しているのではありません。「あたりまえ」を確実にこなした結果に生まれてきた「特別なこと」を目指しています。

 英語学習で簡単に身に付く魔法のような方法はありません。そんな方法があったとしたら、自分の周りに英語の達人が溢(あふ)れているはずです。皆さんの周りに英語の達人が何人いますか?

 「あたりまえ」をコツコツやり続けていると、いつか今の自分からは想像もつかないところにたどり着いています

 


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英検ライティング&スピーキング

2024-04-29 00:00:39 | 英語教室

 英検[ライティング]試験&面接[スピーキング]試験で、英語が「書けない」&「話せない」原因はいくつかあります。

つ目は、英語の単語やフレーズが頭に入っていないこと。

つ目は、練習が足りないこと。

つ目は、日本語で考えてそれを英語にしようとすること。

 日本語と英語は言語構造が全く異なるので、単純に日本語を英語に変換しようとすると、とても不自然な英語になります。また、例えば中2生の日本語力は、英検レベルに例えれば、2級レベルかそれ以上はあると思います。しかし、中2生でそのレベルの英語が頭に入っていて、それを使うことが出来る生徒さんはほとんどいません。つまり、日本語で考えてそれを単純に英語に変換して“表現する”ことには無理があります。

 上記を解消するために、教科書の基本文・Targetを頭に入れて、それで自分が言いたいことと一番近い文を“選んで表現”してみて下さい(必要に応じて少しだけ単語を置き換えて下さい)。そして、を解消するために、沢山の練習をして下さい。そうすれば、何とか“伝える”こと出来るようになるはずです。


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英語学習以前に大切なこと

2024-04-08 01:29:39 | 英語教室

P1クラスでの課題

 小3~小6が対象のPrimaryクラスは、LL教室(STEP WORLD)教室の特徴が色濃く表れているコースです。幼児や低学年(小1~2)クラスとは異なり、右脳教育から徐々に左脳教育へ移行して行きます。つまり、音声面は重視しつつ、低学年よりも文字指導が増えて、中学英語への橋渡しの役割も果たしています。低学年と同様に、「聞く」「話す(やりとり&発表)」という音声面を重視していることには変わりませんが、「読む」「書く」という文字面の練習もバランスをとって行います。

 そのため、テキストやワークなどの他、複数の教材を使用しますので、事務的に複雑になります。特にP1クラス(Primaryの1年目)の場合、テキストを開く&閉じるなどの英語以前の事務的な部分で、多くの時間を使ってしまうことがあります。

 実際、初めてPrimaryテキストを学習するお子様(特に小3)の保護者様からも、毎年そうした事務的な部分でのご質問を頂きます。

 

英語学習以前の事務的な事

 英語学習以前の事務的な部分で時間を使ってしまうのは、小学低学年や中学年だけではなく、中学生や高校生でさえ見受けられます。

 このような作業が上手く出来ていると、学習(授業)もスムーズに進めることが出来ます。逆に、これらが出来ていないと学習(授業)の能率も非常に落ちてしまいます。なぜならば、勉強することは、「事務作業の積み重ね」で成り立っていると言っても過言ではないからです。

 

自分で学習を進めること

 小学生のみならず、中高生になるとさらに大切になってくるのが、「自分で学習を進めることが出来るかどうか?」です。

  先生として気を付けなければならないのは、「一生懸命に教え過ぎる」ことです。様々な問題(質問)について、生徒さん達が自分で答えを導く前に、つい先生が先に言ってしまうのです。これでは、考える力を養うことは出来ません。

 英語以前の事務的な部分でも、注意が必用です。例えば、練習問題に取り組んでいる時、解答上の日本語指示文を読みもせずに、「これどうやってやるの??」と質問をする生徒さんがいます。ここですぐに事務的な部分でのやり方を教えてしまうと、自分で物事を進めることが出来なくなってしまいます。その結果、肝心なテストなどで、英語以前の事務的な部分でミスをしてしまう可能性が高くなります。

 要するに、周りが「教え過ぎてしまう」「至れり尽くせりの段取りをしてしまう」ため、生徒が、自分で考えたり、物事を進めていく能力が育つ芽を摘んでしまいます。

 「自分で学習する力」がなければ、学年が進んで、学習内容が難しくなればなるほど、障害が出てきます。

 

敢えて教えない

 私は、「敢えて教えない」ことが大切だと思います。私は、すぐに答えを教えません。結果を急いで、「教えてしまう」よりも、「問いかけて考えさせる」方が、かえって「分かりやすい」はずです。教えられたものは身につきません。

 英語以前の事務的な部分でも同様です。上記のように、英語以前の事務的な部分で迷っている場合、私は、まずは設問の日本語を自分でしっかりと読むように指示をします。

 「敢えて教えない」ことは、保護者の皆様方も、心に留めて頂ければ有り難く思います。もちろん、“ほったらかし”ではいけません。慣れるまでは、特に低学年の場合、手伝ってあげることも必要だと思います。しかし、くれぐれも手伝い過ぎてはいけません。

 正直なところ、「じれったい」と感じるかもしれません。そして、私がここで書いているようなことを頭では分かっていても、つい必要以上に助け船を出してしまうかもしれません。しかしそれを“ぐっと我慢”するのです。結果を急ぐ余りに「つい教え過ぎてしまう」「つい手伝い過ぎてしまう」と、いつもまでたっても「自分で考える力」「自分で出来るようになる力」が育ちません。一見早いようで、結局は逆効果です。根気が必要です。

 「敢えて教えない」そして「自分で発見させる」ということは、中長期的には絶対に効果があると思います。

 但し、子供の様子を「暖かく見守る」ということを忘れてはいけません。

 

特別な事情がある場合

 様々な事情により、私がここで述べているようなことを上手く行うことが出来ない場合があると思います。そのような場合は、教室までご連絡を頂ければ幸いです。個別にご相談をさせて頂きます。

 

いつか・・・

 人それぞれ、個人差があるのは当然です。子どもは、大人のようには要領よく出来ないという前提で考えるべきだと思います。そうすれば、自分でも早く出来るようになってくると思います。

 そして、いつか立場が入れ替わり、お子様が助けてくれる時が来ます。

 


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皆さんの未来はまだ白紙です。

2024-03-21 21:39:39 | 英語教室

 春は大きく生活が変わる時です。特に、幼・小・中・高校を卒業した皆さん、そして、入試を終えた皆さんは、第1志望の高校や大学に進学する皆さんもいれば、悔しい想いをした皆さんもいると思います。

 「もしもTime Machineがあれば、あの時に戻ってやり直したい・・・」
 
 しかし、過去は変えることは出来ません。仮にTime Machineがあったとしても、過去を変えると大変なことが起きてしまうそうです。

 Time Machineが活躍する映画“Back To The FutureⅢ”のラストシーンにこんな言葉があります。

  “It means your future hasn't been written yet. No one's has. Your future is...whatever you make it. So make it a good one.”

(つまり、きみたちの未来はまだ白紙ということさ。どんな人の未来もな。自分の未来は自分で切り開くんだ。だから良い未来にしなさい。)

 ちなみに、この映画の主人公である高校生役を演じていたのはMachael.J.Foxで、私が最も好きな俳優さんの1人です。その理由は、自分の運命を受け入れて、前向きに立ち向かっているからです。

 彼は、アメリカ人(カナダ出身)としてはとても低い身長(163㎝)で、俳優としては不利な条件です。学生の頃にはいじめにもあったようです。しかし、持ち前の明るさでそれを跳ね返し、映画“Back To The Future”(3部作)の主役に抜擢されました。20歳代半ばを過ぎても違和感なく生き生きと高校生役を演じることが出来たのは、この低い身長がプラスに働いているからです。

 その後、30歳の頃、パーキンソン病(手の震えや歩行など困難な障害)と診断されました。しかし、パーキンソン病の研究助成活動に尽力するなど前向きに活動しています。そして、2022年に映画界への貢献とパーキンソン病治療支援への取り組みが評価され、アカデミー賞(第95回)のジーン・ハーショルト友愛賞が授与されました。彼は、Positiveな姿勢で多くの人に勇気を与えてくれているスーパースターです。

 ということで、皆さん、暗闇を嘆くのではなく、前に向かって進んでゆきましょう きっと灯りが見えてきます。

 未来を創るのは、今の自分です 「あの時のあの経験がなかったら今の自分はない」と思うことが出来るような素晴らしい未来を切り開いてゆきましょう

<P.S.>

 生徒の皆さんは、映画“Back To The Future”(3部作)を知らない人が多いかもしれませんが、見てみると面白いですよ。Time Machineが出て来るお手本のような映画です。なお、英語の映画は日本語吹き替えではなく、必ず英語で見て下さいね。(日本語字幕があっても良いですから。)先生は、この映画の台本を持っていて、主人公のセリフを真似して遊んでいました。

 

 


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2023年度第3回英検1次試験の結果発表

2024-02-19 00:00:39 | 英語教室

  2024年1月21日(日)実施の英検1次試験の結果が発表されました。2次試験のない5&4級は、これで合否が決まりです。3級以上の場合は、2次試験(面接試験)で最終的な合否が決まります。

 

悔しい結果の皆さん

 残念だった皆さんは、主に3つの原因があります。

つ目「チャレンジする時期が少し早かった」

・・・教室で伝えている受験の目安時期よりも早かったために合格することが出来なかったということです。その場合は、あきらめないで、時が来たらまたチャレンジましょう

つ目「正しい方法で学習していなかった」

・・・コツコツと学習を続けていても、悔しい想いをした皆さんもいると思います。そうした皆さんは、日頃からCD学習(音声学習)など正しい方法で行っていたか?謙虚に反省してみましょう

つ目「単純に勉強不足」

・・・日頃からコツコツと学習を続けましょう

 学生時代は、期間が限られているので、思うような結果が出ないこともあります。しかし、英検合格は競争ではありません。早く結果が出ているからといって、必ずしも良いとは限りません。皆さんの未来は、まだまだこれからです。あきらめないで、またチャレンジしましょう

 

英検の勉強は何をやるの?

 授業や教室NEWSなどで、「英検のために何をすべきか?」を繰り返しお伝えしています。しかし、「英検の勉強って何をすれば良いの?」と度々質問されることがあります。

 先生からの回答は変わりません。まずは日頃の学習が大切です。その他、英検過去問など、やるべき事を伝えています。妙にぶれないで、先生の言うことを守って、学習を続けましょう 例えば、以下のブログに書いていることです。

 

「英検のためにやっておくこと」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/634225a3e208278201e7086093c0c95c

 

合格しても同じ級に何度もチャレンジ!

 LL日進駅前教室では、合格していても何度も同じ級にチャレンジすることをお勧めしています。本当にその級の実力があって合格したとは限らないからです。最低一度は合格していているのに、2度目(以上)の合格を目指して受験したら、残念だったという例は少なくありません。

 そこで、(初めての問題を)何度やって90%以上出来るようにしましょう リスニングだったら、満点を目指しましょう!英検は、60%程度以上正解していれば合格することが出来ます。しかし、学校のテストで60点だったとしたら、大喜びしますか??

 急がば回れです。

 

 

 


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スピコンファイナルを終えて

2024-01-07 15:33:39 | 英語教室

 「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」は、ファイナル(全国)に出場するということ自体が簡単なことではなく、その結果に係わらず、出場しただけでも十分に立派です。そして、今回は、優秀賞(レベル3:主に小5-6生)ということで、すばらしいです。

 今回の小5女子さんのスピーチ原稿は、とても心に響きました。将来の夢はスピーチではよくあるテーマです。しかし、小5女子さんの場合、「何になりたいか」という職業そのものの面白さだけではなく、「将来、お母さんお父さんを楽をさせてあげたい」という素直で暖かい気持ちに大きな意味があると思います。

 幼い子どもにとって、親は自分自身の全てを委ねているスーパーマンのような絶対的な存在です。しかし、いずれ親が年老いていくと、いつのまにかその立場が逆転する時が来ます。私は、そんな未来のことも頭の隅に置きながら、スピーチの指導をさせて頂きました。

 教室の皆さんも、将来、お父さんやお母さんの支えになり、世の中の人にとっても大切な存在になってくれることを願っています。そして、私自身、少しでもその助けになるような指導を行いたいと思います。

 

【補足】

 ところで、「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」のファイナル(全国決勝)出場は、LL日進駅前教室としては6年ぶりした。(2018年度に実施方式が変更されました。)

 LL日進駅前教室大会ではホールで観客を前にして発表しますが、全国の新方式ではホールでの発表はなく、セカンドステージ以降は、動画とオンライン(LIVE)での発表です。以前の方式では、会場での発表でしたが、新方式ではホールとは別の難しさがあります。そして、あと1点異なるのが、ファイナルに出場する場合、小学生でもオリジナル作文で発表するということです。以前の方式では、小学生は課題文でした。(中学生は従来もオリジナル作文でした。)

 

第46回「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」

主催:

一般財団法人 日本LL教育センター

後援:

株式会社 旺文社

公益財団法人 日本英語検定協会

協賛:

株式会社 エドベック

一般社団法人 日本生涯学習総合研究所

一般社団法人 全国外国語教育振興協会 

 

 


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英語と歌の練習

2023-12-30 18:03:39 | 英語教室

英語に興味を持ったきっかけ

 私が幼い頃、将来の夢は「テレビで歌う人(アイドル)になりたい」でした。

 その後、中学生の時、音楽の時間に歌のテストがあり、先生から「授業後、音楽室に来るように」と言われました。そして、楽譜を渡され、知らないうちに?合唱部のメンバーになっていました。(ちなみに吹奏楽部はありませんでした。)友達もいたので、遊び感覚でそのまま続けました。大学を卒業してからも、ジャンルを問わず、日本語のみならず英語などの様々な歌を練習しました。

 歌の練習は、私が英語に興味を持ったきっかけの1つとなりました。

 

英語の発音と歌の練習

 歌の練習は英語の発音練習にはとても役に立ちます。

 1つ目の理由・・・日本語は、母音をはっきり、子音は弱く発音します。しかし、英語は、子音(母音以外)を強くクリアに発音しなければなりません。子音を強く発音するためには、歌と同じ、腹式呼吸が大切です。

 2つ目の理由・・・日本語は、音の「高低」が大切です。しかし、英語は、音の「強弱」が大切です。そして、文中で強く発音される音節(強勢アクセント)がだいたい等間隔(同じリズム)で現れます。これを英語の等時性と言います。リズムを感じながら発音するのは、歌と似ていると思います。

 ということで、私が英語に興味を持ったのは、勉強という感覚ではなく、趣味または遊びがきっかけでした。

 

 

 


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チャットAIの感想:その後

2023-11-27 01:10:39 | 英語教室

英語学習には有効

 2023年5月のMIZUNO Katsuyaブログで、チャットAIについて書きました。その後も必要に応じて試しています。

 感想はその時と基本的には同じで、「チャットAIは、英語学習にはとても有効」です。例えば、作文(英検のライティングテストなど)を添削をしてもらう場合は、上手に使えば学習効果が上がると思います。但し、生徒さん達が「AIに作文してもらう」のは自分の勉強にはなりません。

 

チャットAIの回答は?

 私は、3種類のチャットAIを試していますが、それぞれほぼ同じ様な回答の時もありますが、かなり異なっている時もあります。

 例えば、英検ライティングテストで、私の印象では50~60%少々の答案が、3種類のチャットAIで採点を試してみると、以下のようです。

チャットA(仮名)→30%程度の出来ということで不合格の判定。改善点は指摘してくれる。
チャットB(仮名)→改善点はチャットAよりも詳しく教えてくれるが、合否の判定はない。
チャットC(仮名)→改善点はあまり指摘せずに、十分に合格との判定。

 結論として、1つのチャットAIだけではなく、複数を試してみて、自分自身で総合的に判断することが必要だと思います。

 

チャットAIの注意点

 3つのチャットAIは、語法・文法について、私が気づかないことを指摘してくれます。しかし、時々、チャットAIが指摘している文法の改善点が間違っていることがあります。それを私が指摘すると、間違いを認めて訂正することもあります。(その訂正がさらに間違っていることもあります。)

 また、まとまりのある文章の内容そのものについては、AIが考えたものは、無難であまり面白くないことが多いです。やはり自分で考えるべきです。

 AIの回答はあくまでも参考として使うもので、完全に信用することは危険だと思います。そして、AIが導き出した回答が適切かどうか、自分自身で判断する力が必要です。

 

チャットAIの今後

 今後、AIはさらに進歩して、上記のような問題点は改善されて行くと思います。そして、講師も生徒さん達も、AIを有効に使う時代はすぐそこまで来ている(いや来ている)と思います。

 例えば、英検のライティング添削は、講師が添削するには数とスピードには限界があります。上記のような問題点を頭に入れた上で、上手に使っていくことは必要だと思います。特に、2024年度から英検のライティング問題が増えるので、チャットAIを併用した方が、より数多くの答案を添削することが出来る(生徒さん達の立場で言えば沢山の問題をこなすことが出来る)ようになります。

 1968年のSF映画「2001年宇宙の旅」の中で、高度に発達した“コンピュータの反乱”が描かれています。今後、AIが映画のように“敵”にはならずに、今よりもさらに私たちを助けてくれる存在になってくれることを願っています。そして、チャットAIが英語学習を有効に進めるための“味方”になることを期待しています。

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「チャットAI」
https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/176b4610af9efc945fabb118d10adadd

 

 

 


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2023年度第2回英検1次試験の結果発表

2023-10-24 00:00:39 | 英語教室

 2023年10月8日(日)実施の英検1次試験の結果が発表されました。5&4級は2次試験がないので、これで合否が決まりです。3級以上受験の皆さんは、2次試験(面接試験)の練習を進めて行きましょう

 

悔しい結果の皆さん

 悔しい結果だった皆さんは、日頃からCD学習(音声学習)などの宿題をコツコツと続けていましたか?謙虚に反省してみましょう

 コツコツと学習を続けていても悔しい想いをした皆さんもいると思います。そうした皆さんは、適切な方法で学習を続けていましたか?適切に学習していても、残念な場合もあると思います。

 学生時代は、期間が限られているので、思うような結果が出ないこともあります。しかし、英検合格は競争ではありません。早く結果が出ているからといって、必ずしも良いとは限りません。皆さんの未来は、まだまだこれからです。あきらめないで、またチャレンジしましょう!

 

合否のバロメーター

 ライティングテストがある3級以上の場合、「ライティング添削(英検講習など)の答案を先生の指示を守って提出しているか?」ということが合否1つのバロメーダーとなっています。これは毎回当てはまります。

 先生に指定された期限をしっかりと守って提出している生徒さん達は、合格している例が多いです。しかし、提出が遅れ気味で、まとめて複数提出することもある生徒さん達は、その反対の結果であることが少なくありません。添削の改善点が生かされずに、何度も同じ様な不適切な書き方をしていることが多いです。

 やはりコツコツと学習を続けることが大切です。

 

合格しても同じ級に何度もチャレンジ!

 LL日進駅前教室では、合格していても何度も同じ級にチャレンジすることをお勧めしています。本当にその級の実力があって合格したとは限らないからです。最低一度は合格していているのに、2度目(以上)の合格を目指して受験したら、残念だったという例はよくあります。

 そこで、(新しい問題を)何度やって90%以上出来るようにしましょう リスニングだったら、満点を目指しましょう!英検は、60%程度以上正解していれば合格することが出来ます。しかし、学校のテストで60点だったとしたら、大喜びしますか??

 急がば回れです。

 

英検“合格”が目的?

 合格したらそれで終わりではありません。

 英検は、英語学習の動機付けとして、そして、入試だけではなく、将来にも役に立つ「コミュニケーション」のための英語力を身に付けるための手段です。これからも積極的にチャレンジして行きましょう

 

 


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「分かってない?」「やる気がない?」

2023-10-22 00:00:39 | 英語教室

 保護者様から、このようなご相談を頂く事があります。

 

「分かっていない?」

 「うちの子は英語が分かっていない」というお声を伺うことがあります。私から見て、かなり良くやっているお子様の保護者様から伺うことも少なくはありません。

 もしもこの「分かっていない」ということを、日本語に訳すことが出来なくて、文法を理解していないということをいうのであれば、それは適切ではありません。その英語が意味する概念・イメージがつかめていれば、それで良いのです。特に小学生の場合です。

 確かに、中学生や高校生の場合は、日本語訳をすることが出来て、文法の理解もある程度は必要です。そこで、教室でもその指導を行います。しかし、中高生であっても、文法をしっかりと出来る生徒が、「英語が得意か?」というと、必ずしもそうではありません。

 実際、例えば、高1までに2級(高校修了レベル)に合格している生徒(仮名:Aさん)に、文法的なことを突っ込んで質問すると、必ずしも正確な答が返ってこないことがあります。日本語訳でも同様です。

 逆に、高校生レベルの文法理論を明快に答えることが出来て、日本語訳もかなり正確に答えることが出来る生徒(仮名:Bさん)は、読解力やリスニング力が高いか?というと、必ずしもそうではありません。

 英語の読解やリスニングでは、良い意味での感覚が必要で、文脈(話の前後関係)で語彙の意味や内容を推測する能力が必要です。理屈だけで考えていても、読解力やリスニング力を身に付けることは出来ません。Bさんタイプは、「木を見て森を見ず」になっていることがよくあります。

 英検などの各種試験では、文法問題の割合よりも読解問題の割合の方が大きいです。 (英検には、リスニング試験やライティングテストがあることは、何度もお伝えしている通りです。)さらに、大学入試共通試験の英語では、200点満点中、読解とリスニングが100点ずつです。

 つまり、一見、文法や語彙が分かっていないように見えるAさんタイプの方が、Bさんタイプよりも、結果的にテストでの点数が高いことはよくあることなのです。そして、「将来にも役に立つ英語力」が身に付いている可能性が高いはずです。

  時代の流れは、教室が目指している方向に進んでいます。昔ながらの方法に逆戻りはしません。これからは、当教室で行っている学習方法がさらに役に立ってくるはずです。

 そこで、「“分かっている”or”分かっていない”の判断基準とは、一体何なのか?」ということを考え直してみる必要があります。

<補足>

 もちろん、上記のように教室では、文法を無視している訳ではなく、中高生のクラスでは、その指導も行っていることは、再度付け加えておきます。教室での文法指導は、出来るだけシンプルに行うようにしていますので、普通よりは分かりやすいはずです。つまり、文法の力も一般的な学習方法よりも付いているはずです。

 また、文法も読解&リスニングの全てにおいて極めて高いレベルの生徒もいます。ただ、文法よりも読解&リスニングの方が得意な生徒の方が、文法の方が読解&リスニングよりも出来る生徒よりも、総合力において優れているというのは、ほとんどの場合に当てはまります。

 

「やる気がない?」

 意外なことに、教室では「やる気満々」でやっているお子様の保護者様からも、「うちの子はやる気がない」と伺うことがあります。しかし、お子様が楽しく元気に教室に通ってくれているのであれば、特に問題はありません。

 確かに、お家ではやる気がないように見える時もあると思います。特に、高学年になってくると、保護者様の前では、やる気が無いように見えることもよくあることです。実際にやる気がない場合もあると思います。年齢的な事や部活などで疲れている事がその一因だと思います。

 そんな時、もっとやる気を出して!」「もっと前向きに取り組んで!」と“押しつけ”ても逆効果です。やる気がなくなることはあっても、やる気が出ることはありません。「風と太陽」の話と同じです。

 ある生徒がこんなことを言っていました。「『勉強をやろうかな』と思っている時に、母(かー)さんから『勉強やれ』と言われると、やる気がなくなるんだよね…。」

 私は、もしもやる気がないように見えても、又は、本当にやる気がなくても、心の底では多くの皆さんが、「勉強をやらなければならない」という気持ちを持っていると思います。なかなかやる気は表には出てこないのです。それが普通だと思います。

 そこで周りの大人(保護者様や先生)がやるべきことは、身近な目標、そして、将来への夢を与えて、「やる気を出してもらう」ような雰囲気や状況を創ることだと思います。もしも、本当にやる気が無い場合ならば、それで少しはやる気が生まれてくる可能性はあります。やる気がある場合ならば、さらに「やる気満々」になってくれると思います。

 人は、どうしても悪い所ばかりが目について、良い所を見つめることを忘れがちになってしまいます。しかし、出来ていない事を探すよりも、出来ている事を探して、それを認めてあげた方が、絶対に良い効果が出て来るはずです。

 

 

 

 


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2023スピーチコンテスト教室大会を終えて

2023-09-19 00:00:39 | 英語教室

 9月10日(日)、「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室を実施しました。

 

心臓がドクドクドク

 大会前にいつも皆さんに伝えていました。「緊張するのは普通のことです。だから、とにかく、たくさん繰り返し練習することが大切です。300%以上暗記してしまうくらいまで繰り返し練習をすれば、きっと本番でも上手に出来ます。」

 これに関連して、NHKラジオの「子ども科学電話相談」で大人でも役に立つお話がありましたので、開会挨拶で皆さんに紹介しました。

+++++++++

 小2の女の子の質問です。
 『発表会の前、なぜ心臓は、普通ならばド・ク・ド・クと動くのに、緊張すると、ドクドクドクと動くのですか?』

 科学相談の先生の回答です。
 『ドキドキするのは、これからがんばろうという時に、心臓から体中に沢山の血液を送って、筋肉とか脳にしっかり働いてもらうためなんだよね。

 ハーバード大学でこんな研究をしたそうです。みんなの前でお話をする時とか面倒な算数の問題と解く時、「私は緊張している」と言うグループと、「私は興奮しているんだ、ワクワクしているんだ、これから体ががんばろうとしているんだ」と言うグループに分けて、どちらが良く出来るのか調べてみました。

 そうしたら、私はワクワクしているんだと言ったり思ったりしたグループの方が、上手にお話が出来たりとか、算数の問題も良く出来たといういうことです。』

+++++++++

 つまり、心臓がドクドクドクとしているのは、悪いことではないのです。きっと、普通の時よりも良く出来るということなのです。しっかりと練習をしてきたのであれば、ダイジョウブです。

 このお話は、スピーチ以外にも当てはまりますので、様々な時にこのことを役立てたいですね。

 

恥ずかしがり屋さん

 初めて教室に来た低学年の時、涙を流して他の生徒さん達がいる部屋(classroom)に入ることが出来なかった生徒さんがいました。しかし、スピーチコンテスト教室大会の経験を重ねていくうちに、全国大会に出場したという例があります。(全国大会は簡単なことではありませんし、現在は教室大会以降の実施方法が変わりました。)

 今年も、自分は恥ずかしがり屋さんだけど、勇気を出して発表したという皆さんはいると思います。Great

 

コンテストの意味

 スピーチコンテストは、順位を付けるために行っているのではありません。生徒さん達自身がどの程度上達したのかを知るための目安の1つ、そして、英語学習の努力目標&動機付けの1つです。さらに、人としても成長する1つのきっかけになればという願いも込めています。

 そして、忘れないで下さい 賞をとった人だけが立派なのではありません。長い目で見れば、賞をとったことが必ずしも「良い結果」と言うことは出来ません。悔しい想いをした皆さんは、その気持を大切にして下さい。悔しい想いは、未来の宝物になります。

 結果のことを考え過ぎないで下さい。一生懸命にやっていれば、いつか結果は付いてきます。残念ながらもしも好ましい結果が出なかったとしても、それまでの努力の過程は無駄にはなりません。いつか何かの役に立ちます。

 

“あこがれ”の存在

 3月のWBCの時、「あこがれるのは辞めましょう」という言葉が話題になりました。

 皆さんは、初めて先輩達のスピーチを聞いた時、どう思いましたか?「先輩達のスピーチはすごいあんなスピーチが出来たらなあと思った人は多いのではないでしょうか? 今度は、自分が“あこがれ”になりましょう

 

“当たり前”ではない

 教室大会では、皆さんに毎年このように伝えています。「自分が教室大会に出場することを当たり前だとは思わないで下さい。そして、感謝の気持ちを忘れないで下さいね

 先生自身が“先生に感謝しなさい”というのはおかしな話ですが、皆さんがコンテストに出場することが出来るのは、ご家族の皆様を初めてとして、多くの方のご理解とご協力があってのことです。

 また、コロナ禍の過去3年は、様々な制約の中でコンテストを実施しました。当たり前のことを行う事が出来るのは、いかに貴重なことなのかを心の底から思います。

 私たち講師一同も、保護者の皆様方、生徒の皆さん、大会実施のお手伝い頂いたスタッフの皆様方に、心より感謝申し上げます。

 そして、私自身も、当たり前を当たり前とは思わずに、その一瞬を大切にしたいと思います。

 

<追伸その1>

スピーチコンテスト教室大会出場者の感想は、教室HP以下の部分クリック
10月上旬掲載予定→ http://llnisshin.com/

 

<追伸その2>

その他関連事項は以下をクリック

「2023スピーチコンテスト教室大会が終わりました。」

https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/90282a0bd2d5d424b81d47f47b78b9b3

「2023スピーチコンテスト教室大会の出場者決定」

https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/6799c58d472ac783a5bb2e0d6f65c79b

「スピーチコンテストの目的」

https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/ad344db9834c69f67b5c64959cd12378

 


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英検受験について

2023-08-16 00:00:39 | 英語教室

一歩一歩着実に

 当教室は、“英検早期取得競争”的な考え方ではありません。指導方法として、例えば、小学生のうちに3級をとらせようと思ったら、英語学習2~3年目ならば可能です。しかし、その後も英語学習に対する動機付けが長続きするかどうかは別です。英語嫌いになってしまう可能性があります。

 当教室の英検取得についての考え方は、「英検合格を目指してがんばろう」方式ではありません。「日頃の学習を大切にして、基本的な英語力を身に付けて、その結果として英検に合格する」ことを目指しています。

 そのため、一度合格しても、2度3度とさらに高得点を目指して、同じ級に何度もチャレンジする皆さんは多いです。当教室では単に合格すれば良いとは考えておりません。内容が大切です。(何度やっても90%以上出来るようにすると良いです。)

 英語学習は、競争ではありません。一歩一歩確実に学習している生徒さん達の方が、中長期的には、実力を付けている場合が多いです。

 

人それぞれです。

 教室の生徒さん達は、通常よりは少し早いペースで英検にチャレンジしています。しかし、早過ぎる合格は目指していません。そして、受験する級は、クラス毎に毎回、その目安をお知らせしています。

 中には、その目安よりも早い時期に受験希望の皆さんもいます。その場合、教室として、「受験してはいけません。」とは言いません。その気持ちを大切にしたいと思います。どう考えても難しい場合を除いて、「かなりハードルは高いとは思うけど、もしも残念だったとしても、またチャレンジするという気持ちがあれば、受けても良いよ。」とお話します。

 そして、受験した場合、合格する皆さんもいますが、残念な場合もあります。その回の受験は辞めて次回にするという場合もあります。

 人それぞれです。どのような場合でも、 「日頃の学習を大切にして、基本的な英語力を身に付けて、その結果として英検に合格する」ことを目指して下さい。

 

 私は、生徒の皆さんが楽しく元気に教室に通ってくれることが先ず大切だと思います。その結果として、英語の力を付けてくれることを願っています。そして、講師として、そのお手伝いをしっかりとさせて頂きたいと考えています。

 


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