「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」は、ファイナル(全国)に出場するということ自体が簡単なことではなく、その結果に係わらず、出場しただけでも十分に立派です。そして、今回は、優秀賞(レベル3:主に小5-6生)ということで、すばらしいです。
今回の小5女子さんのスピーチ原稿は、とても心に響きました。将来の夢はスピーチではよくあるテーマです。しかし、小5女子さんの場合、「何になりたいか」という職業そのものの面白さだけではなく、「将来、お母さんお父さんを楽をさせてあげたい」という素直で暖かい気持ちに大きな意味があると思います。
幼い子どもにとって、親は自分自身の全てを委ねているスーパーマンのような絶対的な存在です。しかし、いずれ親が年老いていくと、いつのまにかその立場が逆転する時が来ます。私は、そんな未来のことも頭の隅に置きながら、スピーチの指導をさせて頂きました。
教室の皆さんも、将来、お父さんやお母さんの支えになり、世の中の人にとっても大切な存在になってくれることを願っています。そして、私自身、少しでもその助けになるような指導を行いたいと思います。
【補足】
ところで、「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」のファイナル(全国決勝)出場は、LL日進駅前教室としては6年ぶりした。(2018年度に実施方式が変更されました。)
LL日進駅前教室大会ではホールで観客を前にして発表しますが、全国の新方式ではホールでの発表はなく、セカンドステージ以降は、動画とオンライン(LIVE)での発表です。以前の方式では、会場での発表でしたが、新方式ではホールとは別の難しさがあります。そして、あと1点異なるのが、ファイナルに出場する場合、小学生でもオリジナル作文で発表するということです。以前の方式では、小学生は課題文でした。(中学生は従来もオリジナル作文でした。)
第46回「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」
主催:
一般財団法人 日本LL教育センター
後援:
株式会社 旺文社
公益財団法人 日本英語検定協会
協賛:
株式会社 エドベック
一般社団法人 日本生涯学習総合研究所
一般社団法人 全国外国語教育振興協会