MIZUNO Katsuya

STEP WORLD LL日進駅前教室 代表講師のブログ

英語で発信-未来のために

2015-08-17 00:00:39 | 英語教室

文部科学省の方針

 2012年度より実施されている中学校の学習指導要領における「外国語」の目標は、以下のようになっています。
 「外国語を通じて,言語や文化に対する理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,聞くこと,話すこと,読むこと,書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う。

 さらに、2020年度より導入が予定されている「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」では、大学進学希望者により多くのチャンスを与えるために、年に複数回実施することが検討されています。そして、「4技能を総合的に評価する」試験を実施することは確かで、従来のリーディングに偏った試験とは違い、英文を読んで、自分の意見を「書く」、あるいは「話す」といった、少なくとも「2技能を統合した出題」となる見込みです。

発信することが出来るように

沢山の英語をインプット

 英語で「発信」することが出来るようになるためには、英語そのものが頭に入っていなければ、話したり、書いたりすることは出来ません。そのためには、沢山の英語をインプット(入力)することが大切です。豊かな入力があって、アウトプット(出力)することが可能になります。

発信するための内容

 いくら沢山英語をインプットしても、「発信」するための中味がなければ、何も出てきません。日本語にしても英語にしても、世の中の様々な事について知っていて、それについての自分の意見がなければなりません。さらに、その考えを発信したいという「気持ち」が必要です。

 これは、その人の「感性」の問題でもあり、人から教えてもらうものではなく、心の底から湧き出てくるものだと思います。そのためには、本を読んだり、世の中の様々情報に触れて、それについて、家族・友達・先生など様々な人との交わりを通して、色々な話をすることが大切だと思います。

 そうすると、その考えがさらに深くなってきて、「伝えたい」という気持ちが湧き出てくると思います。

教室で行っていること

 まず、日頃の授業では、英語をインプットして「使う」ことが出来るように、たくさん声を出して練習しています。自宅でのCD学習やその他の宿題もあります。

 また、スピーチコンテストは、英語を入力して、「使う」ことが出来る、そして、「発信」することが出来るようにするための有効な手段です。本番後に書いてもらう感想文も、日本語ではありますが、自分の考えや感想をまとめる練習になります。

 さらに、スピーチコンテスト中日本ブロック以上に出場する中学生は、オリジナルでの英語スピーチを発表しますので、自分の意見や考えを深めて、英語で発信するとても良い機会です。

未来のために

 これからの時代、教室での学習は、身近な目標である英検のみではなく、学校のテストや高校&大学入試に対して、従来以上に役に立つはずです。

 但し、試験のためだけに英語を学習するのは寂しいことです。

 皆さんが大人になって、定年まで働いたとすると、あと50年~60年後くらい先の未来、21世紀の後半の世界です。22世紀の世界を見ることが出来る皆さんもいると思います。昭和生まれの先生にとっては、正にSF映画で見た世界です

 そして、皆さんが将来、社会で活躍するためには、現在以上に、英語が必要になってくるはずです。そして、単に英語が出来るだけではなく、英語で様々な事を発信することが出来る力も必要になってくると思います。

 ということで、生徒の皆さん

これからも、楽しみながら、英語の力が付くように、学習を続けて行きましょう

 

<追伸>
関連事項は以下のクリック

「英語でのコミュニケーション能力」
http://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/72ae08b8b0313f9be7ae5200897e8f2e
「英語で発信するために」
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/e06fd9e30e085dceedf1cc2ae70618f1

 


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