MIZUNO Katsuya

STEP WORLD LL日進駅前教室 代表講師のブログ

英検の勉強について

2017-01-28 02:46:39 | 英語教室

日頃の学習を大切に

 「どうやって英検の勉強をすれば良いのでしょうか?」と保護者様や生徒さんたちから、よく質問されます。そのため、教室NEWSに度々その方法を掲載しています。

 一番大切なのは、まず、日頃の学習です。いつものテキスト&CDなどを使用した学習を確実に行っている生徒は、いきなり英検の過去問題に取り組んでも、合格基準点に達しています。

 実際、英検前の授業で初めて過去問を取り組んだ場合、日頃からしっかりと学習に取り組んでいる皆さんは、いきなり合格ラインに達しているのは珍しいことではありません。

 そうした生徒さん達を見ていると、「日頃の学習が大切」ということを再認識します。過去問や予想問題集ばかり取り組むのが良いのではありません。(小3~6の皆さんが使用しているPrimaryクラスのテキストやワークには、英検練習問題も掲載されています。)

 英検過去問を使用した学習

 日頃のテキストを使用した学習が一番大切ですが、特に英検前には過去問を使用した学習も行えば、より効果的です。

 その場合、筆記とリスニングがありますが、筆記試験対策ばかり行っても、効果は薄いです。意味や読み方の分からない単語が沢山あるはずです。

 そこで、英検リスニング問題のCDを利用した学習を行うと効果的です。リスニング問題には、筆記試験に出て来る単語や熟語が沢山使われているため、リスニング問題をしっかりと練習しておけば、筆記試験にも強くなるのです。(この詳しい方法は、教室NEWSに度々掲載している上に、教室でも皆さんに伝えていますので、ここでは省略させて頂きます。)

 繰り返しますが、くれぐれも日頃のテキストでの学習が大切です。それを疎かにして、英検過去問ばかり学習しても、しっかりとした実力は付きません。

 なお、教室に通っている皆さんは、筆記問題よりもリスニング問題の方が正答率が高い場合が多いです。しかし、これは全く問題はありません。筆記が苦手なのではなく、リスニングが得意なだけなのです。

 筆記の方が良く出来て、リスニングはあまり良くないという皆さんよりも、リスニングが得意な皆さんの方が、私が見ている限り、総合力では上である場合が多いです。

 手の届きそうな目標を持つ

 英検は、当教室の目標の1つです。しかし、極端に早い英検合格を目指している訳ではありません。

 あくまでも、誰でもほんの少しの努力で手の届きそうな身近な目標を設定しています。英語学習のごく当たり前の基本をコツコツとやり続けて、その結果として、大きな目標を達成することが出来ることを目指しています。

 私が理想としているのは、中学生や高校生になってから、さらにその先でも息切れせず、年齢と共にさらに伸びてくれることです。1週間や1ヶ月で結果が出る訳ではありません。しかし、1年、3年、5年、10年とやり続けていれば、自分では信じられない位のところにたどり着くことが出来るのだと思います。

 そして、将来、英語を使って自分の考えを堂々と「発信」することが出来るようになることを願っています。

 


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