チャットAIが話題になっています。そこで私も、英語学習に上手く利用することが出来ないか?と、各種チャットAIを試しているところです。
そして、今のところの感想です。「チャットAIに英検のライティングテストの添削をしてもらう」場合は、有効に使えば学習効果が上がると思います。但し、生徒さん達が「AIに作文してもらう」、つまり、“悪用”するのは非常に問題です。
英検ライティングについては、教室で英検講習の過去問添削や模擬問題添削などを行っていますが、今ところ、講師が添削する方が、チャットAIよりも生徒さん達に、より的確に改善点を伝えること出来ると思います。
しかし、講師が添削する数とスピードには限界があります。そこで、それを補うために、生徒さん達も上手くチャットAIを使えば、効率良く学習することが出来ると思います。(生徒さん達は、キーボードにアルファベットで入力する良い練習にもなります。)
ところで、1968年のSF映画「2001年宇宙の旅」の中で、高度に発達した“コンピュータの反乱”が描かれています。私がこの映画を初めて見たのは、公開当時ではありませんでしたが、学生の頃でした。当時は20世紀で、遠い未来のように思っていました。
21世紀の現在は、AIが急速に発達しています。今後、AIが映画のように“敵”にはならずに、今よりもさらに私たちを助けてくれる存在になってくれることを願っています。そして、チャットAIが英語学習を有効に進めるための“味方”になることを期待しています。