MIZUNO Katsuya

STEP WORLD LL日進駅前教室 代表講師のブログ

観客のいるスピーチコンテスト

2022-08-28 02:39:39 | 英語教室

 9月11日(日)実施、「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室大会に出場する皆さんは、一生懸命に練習をしています。

コロナ禍の大会

 今年のスピーチコンテスト教室大会は、3年ぶりに観客の前で発表することが出来る見込みです。しかし、コロナ感染者数は、過去2年よりも多いです。教室でも本人が感染または濃厚接触者になって、欠席する生徒さん達が沢山います。

 皆さん、お大事にして下さい。そして、スピコン当日は、全員が元気に出場して、無事に大会を終えることが出来ることを願っています。

 

観客の前での発表

 何年か前、中日新聞(中日春秋)に、こんなことが書いてありました。

 「稽古をみっちり一年間やった漫才師と十日間だけ舞台に出たことがある漫才師がいたら、実力はどちらが上だろうか。ビートたけしさんの答えは明快だ。舞台に出た方が勝つに決まっているという。稽古を軽視しているのではない。実際に客の前に立って演じることで得られる経験は、人のいないところで稽古を重ねるよりも芸人を成長させる力になる、と言いたいのだと思う。」

 これは、スピーチにも当てはまると思います。観客の前での発表は、練習では分からないことを経験します。例えば、会場の独得の空気感、お客さんの表情&反応などです。大勢の人が目の前にいるという緊張感もあります。そのような本番を重ねていくと、英語だけではなく、観客に語りかける表現力も上達して行きます。

 しかし、過去2回の大会は、無観客、または、ほぼ無観客であったため、このような経験をすることが出来ませんでした。特に、小学生の大半の皆さんは、「有観客」での経験がありません。子どもにとっての2年・3年は非常に大きいです。

 今年は、観客の前で発表して、スピーチだけではなく、その他の部分でも成長してくれることを願っています。

 

本番で緊張するのは普通です

 本番は、1人で練習しているのとは違います。教室大会では、出場者、ご家族の皆さん、運営スタッフを合計すると、(コロナ禍の制約がなければ)150人かそれ以上は目の前にいます。

 「本番では、緊張なんかしないよ」とは言いません。緊張するのが普通です。

 だから、とにかく、沢山練習をしてください!どんなに頭の中がまっ白になっても、何も考えなくても、英語が口から出て来る位に練習をして下さい

 100%覚えたで満足してはいけません。300%以上は覚える位に練習して下さい。「もう飽きた」なんて言ってはいけません。何十回どころか、何百回、たぶん千回以上、数えることが出来ない位に練習して下さい

 そうすると、練習が自信に繋がり、緊張が恐くなくなります。そして、それくらい沢山練習をするから上達するのです。

 

“あこがれの存在”になって下さい

 大勢の観客の前で発表した経験のある中学生の皆さんは、自分達が小学生の時、上級生のスピーチを見て、「先輩達のスピーチはすごい あんなスピーチが出来たらなあとあこがれた皆さんは多いはずです。

 何度も出場している皆さんは、後輩を含む、大勢の人に見られることによって上達します。みんなの“あこがれの存在”になるような発表を目指して下さい

 あまり経験のない皆さんは、自分が“あこがれの存在”になるように練習を続けて下さい

 

 

 

 


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中学英語を軽く見ないで!

2022-08-18 00:00:09 | 英語教室

 英検3級以上のライティング試験や面接試験の練習をしていると、必要以上に難しい英語で表現しようとしているために、英語がスラスラ表現することが出来ない場合があります。

 難しく考えなくても良いです。英検準2級や2級でも、中学英語が完全に出来ていれば、かなり対応することが出来ます。

 現に、LL日進駅前教室では、中学生で準2級(高校中級程度)に合格している生徒さんは少なからずいます。中学生で2級(高校卒業程度)に合格している皆さんもいます。(中学生で2級に合格している皆さんに対して、高校レベルの英語は、ほとんど指導していません。)

 特に、ライティング試験や面接試験では、難しい英語を使おうとはせずに、中学レベルの英語で表現して下さい

 「分かる」と「使う」ことが出来るのは、全く異なります。

 中学生の時に素直な英語で書いたり話したりしていた生徒さんが、高校生になって、難しい英語を習い始めると、奇妙な英語になってしまう場合があります。シンプルな中学英語(基本文・Target)を使って、スッキリした表現にしましょう

 中学英語をおろそかにしてはいけません それは基本です。中学英語を駆使すれば、自分が言いたいことをかなり表現することが出来ます

 

小学生の皆さん

 P3&4クラスまで学習すれば、中2までの大切な基本文は、ほぼ学習します。一部、中3の基本文も学習します。それを使うことが出来れば、4級だけではなく、3級合格も可能です。

中学生の皆さん

 文法の知識は必要です。しかし、それだけでは使うことは出来ません 基本文(Target)を「使う」ことが出来るように、繰り返し音読して覚えましょう

高校生の皆さん

 高校レベルの英語を学習しなくても良いと言っているのではありません。しかし、ここで伝えているように、中学英語の基本をおろそかにしないで、学習を続けて下さい

 

 

 


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なぜ音読が大切なのでしょうか?

2022-08-17 00:27:39 | 英語教室

 教室では、小学生・中学生・高校生それぞれのレベルに応じて、音読練習(文章・長文など)を沢山行っています。スピーチコンテストは、この一環です。

 それには、以下のような目的があります。

 英語を「使える」ようにするため

 英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。モデルの英語を聞いて、何度も何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことが大切です。

「リスニング力」を付けるため

 CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも効果的です。

「読解力」を付けるため

 上記  のように練習をしてると、読解力も身に付きます。

 その際、繰り返し音読をして、暗記をしてしまうくらいにすることが大切です。そうすると、日本語訳ではなく、英語が英語としてスラスラと頭に入ってくるようになってきます。

 試験にも強くなる

 何回か音読をして満足をしてはいけません。とにかく何十回、何百回と徹底的に音読をして下さい。そうすると、英語の単語や様々な言い回しを覚えることが出来るので、書く力にも良い影響を及ぼします。

 つまり学校のテスト、入試、そして英検にも非常に良い効果をもたらします。

 

 


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