MIZUNO Katsuya

STEP WORLD LL日進駅前教室 代表講師のブログ

「弱点補強」vs.「良い点を伸ばす」

2018-12-09 02:09:39 | 英語教室

 当教室の皆さんは、英語が得意です。中高生の場合、少なくとも自分の中では他の科目と比べて良い場合は多いです。特にリスニングなどの音声面が得意です。リーディングも英語が英語として頭に入っていく生徒は多いです。ただ、文法はそれに比べれば少し劣るかもしれません。

 私は、これを悪いこととは思いません。文法が苦手なのではなく、プラスで考えれば「リスニングなどの音声面やリーディングが得意」なだけです。英語のテストの点数は、とても良い生徒が多い訳ですから。文法も平均よりもかなり上の場合が多いです。(当教室では、文法を軽視している訳ではありません。一般的な文法説明?よりも、かなり分かりやすく、効率よく指導していると、私は思っています。)

 実際、当教室の生徒のみを見てみると、英語がよく出来る生徒は、「音声面が良く、文法はそれよりは落ちる(とはいえ平均よりは良い)」という場合が多いです。逆に、文法の方が得意な生徒は、英語テストの点数は、結局、音声面の方が得意な生徒よりも劣っている場合が多いです。(もちろん両方とも極めて高いレベルの生徒もいます。)

 よく「苦手克服」と言われます。確かにそれは必要だと思います。しかし、絶対に忘れてはいけないことがあります。それは、「得意なところをさらに伸ばす」ということです。私は、得意なところを伸ばせば、それが自信につながり、少しずつ苦手な部分も補ってくれると思います。

 「キミはそこが悪いところだから、そこをなおしていこう」ということも、耳の痛い話ではありますが、必要だと思います。しかし、「キミのここが良いところだから、そこは大切にして、もっと伸ばしていこうということは絶対に忘れはいけません。その方がやる気が起こると思います。

 「良いところをさらに伸ばす」ということは、忘れがちな、でも、とても大切なことだと思います。

 

 注意点

「英検CSEスコアについて」
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