MIZUNO Katsuya

STEP WORLD LL日進駅前教室 代表講師のブログ

英語の他に大切なこと

2014-11-28 02:55:32 | 英語教室

英語は目的ではなく手段である

 先日、久しぶりに約10年前の卒業生から電話がありました。その後、教室を訪問してくれました。彼は、京都大学を卒業後、現在は高校の先生をしています。

 彼は、私がよく伝えていたこと、「英語は目的ではなく手段である”ということが印象に残っている」と話してくれました。実は、彼は英語の先生ではないのですが、英語がとても役に立っているそうです。生徒を連れて、海外へ行くことがあり、Emailなどで連絡とることも多いそうです。そして、こう言っていました。「親がこの教室に通わせてくれて良かった。」

将来にも役に立つ英語力を身に付けること

 「英語を学ぶこと自体が目標ではなく、英語を使って何をするのか?ということが大切」です。

 テニスの錦織選手を初めとして、海外で活躍しているスポーツ選手は大勢います。他の様々な職業の人たちも、英語をコミュニケーションのための手段として、海外で活躍しています。

 生徒の皆さんが社会に出て活躍するのは、高3生ならば、あと5年後くらい、幼児クラスの皆さんならば、20年弱くらい先の話です。その時には、きっと、今よりもさらに英語が必要な時代になっていると思います。そして、いずれリタイア(退職)するまで、これから50年や60年以上先の未来(21世紀後半)まで、社会で活躍することになります。

 これからの時代、今よりもさらに英語が出来るのは、英語専門の人だけの特別なことではなくなっていくことでしょう。どの道に進むにしても、英語が出来なければ、活躍の場が限定されてしまいます。しかし、英語が出来れば、活躍の場が広がります

英語の他に必要な何か

 ここで留意しておくことは、「英語だけ出来ても何の役にも立たない」ということです。「英語を使って何をするのか?」そして「その人がどんな人なのか?」ということが大切です。英語だけ出来る人は、単なる“英語おたく”です。

 ここで、2012年2月実施の「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」全国大会の講評で、審査員の先生が仰っていたお言葉をご紹介します。

 「どんなに素晴らしい発音であっても、英語が完璧であっても、それを伝える人の感性、メッセージ、そこに何かがないとやはり人には訴えないものだと思います。それから、一番小さな社会である家族の人と言葉を交わしてください。それが結局は、皆さんが大きくなって世界に向かっていく時に、言葉、メッセージを発せられるようになっていくのです。」

ということで、生徒の皆さん

   英語学習の身近な目標として、英検やスピーチコンテストなどがあります。それらは、使えるための英語力を身に付けるための手段として、積極的に取り組んで行きましょう。

  中&高生の皆さんにとっては、学校の定期テストや入試があり、そこでも英語は不可欠です。しかし、試験だけが目標になってしまっては、英語学習はつまらないものになってしまいます。それらも、将来使えるための英語力を身に付けるための手段となりえます。教室での学習をしっかりとやっていれば、学校のテストや入試と使える英語との両立は可能です。

  将来、英語を使ってカッコ良く活躍する自分の姿を想像して、これからも英語力を身に付けるだけではなく、人としてもさらに成長するように、楽しみながら英語学習を続けて下さい


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