教室の皆さんは、残念ながら全員が良い結果が出ている訳ではありません。学校の英語の成績が思うような点数ではなかった皆さん、英検に残念ながら合格することが出来なかった皆さんもいます。LL日進駅前教室では、「大本営発表*」はしません。
(*太平洋戦争中の当局による発表で、自らに都合のよい情報ばかり流すこと。)
勉強をやっていないのであれば、結果が出ないのは当然です
しかし、やっているのに結果が出ない皆さんもいると思います。
思うように結果が出ない原因
まず、以下の件について、謙虚に自分自身のことについて考えてみましょう。
2016年6月6日付けの MIZUNO Katsuya blog 「なかなか結果が出ない・・・。」の要点です。
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/e0fbd28a9b5fbf8dac081604d1db0841
“正しい方法”で音声学習を続けているでしょうか?
「書く」「文法」の学習も行っているでしょうか?
「自分は出来ない」と思ってはいないでしょうか?
「能率の良い方法」で行っているでしょうか?
「自分で考える」習慣は付いているでしょうか?
不注意によるミスはありませんか?
英語がなかなか頭に入らない原因
なかなか覚えることが出来ない場合、以下のような方法を行っていたとしたら・・・?
事例その1=教科書の本文やスピーチの文を覚える時
以下の方法で毎日CDを聞いているとします。しかし、なかなか覚えることが出来ません。なぜでしょうか?
[1]CDをまず2回聞く。
[2]その後、オーバーラッピングをする。・・・以上で終わり。
この方法でも覚えることが出来る人もいると思います。しかし、ほとんどの人にとって、覚えるのは難しいと思います。改善点は?
CDを聞くのが2回というのは、適切でしょうか?
CDなしで、1人で読むことはしているでしょうか?
CDも文字もなしで、暗記で言う練習をしているでしょうか?
事例その2=ワークブックやプリントの学習
以下の方法でしっかりとワークブックをこなしたとします。しかし、なかなか定着しません。なぜでしょうか?
[1]分からない問題は、自分で解説を見たり辞書で調べたりしてこなした。
[2]その後、自分で丸付けもした。以上で終わり。
この方法の改善点は? 皆さん分かりますね
問題を調べる前に、自分の力で考えているでしょうか?
・・・調べていると時間がかかるので、「勉強をやってる感」が強くなりますが、それは自己満足です。
調べた問題は、印を付けるなどしているでしょうか?
おさらいをしっかりとしているでしょうか?
・・・おさらいの際、自分が書いた答えを見る事が出来ない状態にした方が良いです。
(書き込んだものと書き込んでいないものがあれば理想。教室オリジナルプリントは、同じものをいつも2枚渡していますね?)
上記2つの事例で共通している問題点は、以下の2点です。
「自分の力で考える」作業が抜けています
「自分の記憶を引き出す」作業が抜けています
これで覚えることが出来ると思いますか???
「やる気」は大切です
まず「やる気」が大切です。しかし、根性論だけでは、上手く行きません。正しい方法で学習を進めて下さい。「やる気」と「正しい方法」・・・この2つのバランスが上手く取れている時に、成果が上がってくると思います。
あきらめないで下さい!
思うように点数が伸びなくても、“腐らずに!”やり続けて下さい!!
学生時代は、テストまでの時間・期間が限られているので、短距離走、せいぜい、中距離走です。そのため、一生懸命にやっても、数ヶ月や数年という短い期間では、あまり伸びないこともあります。
しかし、人生は長距離走です。マラソンです。いや、競争ではありません!長旅です!!目標(行き先)も、それにたどり着くまでの期間も、人それぞれです!
もちろん、英検や入試など、身近な目標も達成したいと思うのは当然です。
自分が今やっていることを謙虚に見つめ直して、少しでも改善してみましょう
先生達は、皆さんを応援しています
<追伸>
「やろうと思っても出来ない・・・。」
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/e2208f9b17f7576c2f7dc5e5d436872f