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STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

ブログ引越のお知らせ

2025-05-11 00:00:39 | 英語教室

gooブログのサービス終了に伴い、ブログのURl変更です。

10月1日からブログ記事の新規投稿が出来なくなり、

11月18日にサービス終了です。

 

引越先は、以下のURlです。

 

MIZUNO Katsuyaブログ

https://ameblo.jp/mizuno-katsuya/

 

STEP WORLD LL日進駅前教室ブログ

https://ameblo.jp/stepworld-llnisshin/

 

なお、サービス終了までは従来のgooブログは閲覧可能です。

新規ブログは、全てAmebaブログに投稿します。

 


音声[CD]学習を楽しみながら続ける工夫

2025-04-24 02:39:39 | 英語教室

  「成績が伸び悩む」原因は様々ですが、多くの皆さんに共通していることがあります。
 それは、「音声[CD]学習が足りない」ということです。

 そして、保護者様から「音声[CD]学習を無理なく、楽しみながら続ける方法はありませんか?」というご質問をいただくことがあります。そこで、私が考える工夫を皆様と共有させて頂きます。

 

1]根性論ではなく、

  簡単に聞くことが出来る工夫を!

 無理に頑張ろうとするよりも、「つい聞きたくなる」工夫を取り入れることが大切です。

 

[2]聞くことを習慣化!

 毎日少しずつでも耳を慣らすことが大切です。

上記[1][2]の方法については、以下のブログをご一読ください。

「音声(CD)学習は英語学習の要!」

 

[3]音声(CD)学習の重要性を理解

 

音読の重要性については、以下のブログをご一読ください。

「書く&文法」学習は、まず「音声」

「長文読解力を伸ばすには?」

教室HP「卒業生の声」で、多くの卒業生の皆さんが音声学習の大切さを伝えてくれています。

「卒業生の声」

 

[4]【遊び】感覚で英語に親しむ

 好きな映画や音楽を通じて、楽しく英語を聞く・真似る機会があれば理です。近年、日本のアニメが世界中で大人気です。そして、それを繰り返し視聴して、かなり流暢な日本語を身に付けている多くの外国人の方々がいます。「勉強」という感覚ではないはずです。つまり、英語も同様に親しむことが出来ます。但し、これは好みがかなり影響しますので、強制することではありません。

 そして、基本となるのは、[1][2]でお伝えしたような教室や学校のテキストを使った日常的な学習です。それを抜きにして、この[4]の方法のみで英語に接するのは、好ましいことではありません。

 

私の体験より

 私自身、学生の頃から以下のように遊び感覚で英語に親しんでいました。「勉強」という気持ちはありませんでした。

 

1つめ:「英語の歌」

 ジャンルを問わず英語の歌を沢山練習しました。歌の練習は、英語の発音習得には非常に有効です。英語で大切な腹式呼吸や口の動きを効果的に練習することが出来ます。私は、様々な英語の歌を楽しみましたが、ディズニーやポップス(英語)のピアノ弾き語りの楽譜を購入して、その練習もしました。(但し、私は弾き語りが出来るほどピアノが上手ではありませんので、ピアノと歌は別々に練習しました。)

 

2つめ:「映画」

 好きな英語の映画(特にアメリカ映画)を繰り返し視聴して真似をしました。レンタルビデオ店で中古のビデオを安く購入したり、テレビで放映された映画(副音声の英語)を録画して、飽きずに何度も楽しんでいました。好きな映画は、台本も入手しました。特に、Back to the Futureが好きで、主人公、Michael J. Foxの真似をして遊びました。

 映画は1本約2時間と長めなので、全てでなくても、特に気に入ったセリフや登場人物の真似をすれば良いと思います。(ディズニーなど海外の映画は、日本語吹き替えではなく、英語版を視聴することをお勧めします。)

 または、映画でなくても、自分が興味を持った分野の英語でも良いです。今は、YouTubeなど様々な方法で手軽に英語に触れる環境が整っています。昔に比べて、英語に親しむためのコンテンツは本当に豊富です。

 

保護者様にお願い

 注意点ですが、映画や音楽などは、決して押しつけない方が良いです。学生時代は多感な時期なので、映画でなくても自分が興味を持った分野ならば、親が押しつけなくても、自分から情報を取り入れて楽しむことができるようになるはずです。

 保護者様は、お子さまが自然に英語に親しむための「きっかけ」を与えてあげることが、何よりも大切だと思います。ぜひご家庭でも、お子さまに合った、無理なく楽しく続けられる方法を一緒に探してみてください。

 高校生の場合、すでに自分で情報を探したり、興味のある英語コンテンツを楽しんでいる皆さんもいるのではないでしょうか?そのような「自分からの学び」こそが、英語力を大きく伸ばす力になります。

 

(水野克哉)

 


卒業生の声

2025-03-27 00:00:39 | 英語教室

M.Y.さん-2025年4月から愛知県立大学 外国語学部英米学科
 (小1~高3在籍:2024年度まで在籍)

「反復練習・音読・CD学習が役に立ちました」

 私は小1から高3までの12年間、LL教室に通っていました。

 小学校低学年の頃は、歌を歌ったりおはじきを使ったりして、勉強というより遊び感覚で楽しく英語に触れていました。でも、高学年になって英検に挑戦し始めた頃から、LL教室での反復練習・音読・CD学習がどれだけ役に立っているかを実感するようになりました。

 特に水野先生のプリントは本当に分かりやすく、学校の教材よりも全然良いです。学校で英語を習うようになると、LLで先に文法を教わっていたおかげ授業がすごく楽になり、「出来ると楽しくなる」ことで、どんどん英語が好きになりました。その結果、高校も大学も英語を活かせる学校を選ぶことになりました。LLに通っていなかったらこんなに英語を好きになれなかったと思います。

 また、LLでは単語や文法の暗記だけではなく、CDを使って音声を聞いたり、音読を繰り返したりするので、英検や共通テストの長文も速く正確に読めるようになります。「音読できないものは聞き取れない」というのは本当にその通りで続けていくうちにリスニングも自然と伸びました。ただ、私は正直なところCD学習はサボりがちだったのでもっとしっかりやっておけば良かったなと後悔してます。

 最後になりますが、12年間楽しく英語を学ぶ環境をつくってくださった先生方には、本当に感謝しています。先生のおかげで英語が得意になっただけでなく、大好きなものになりました。ありがとうございました!

 

K.Y.さん-2025年4月から名古屋工業大学 創造工学教育課程 材料エネルギーコース
 (高2~高3在籍:2024年度まで在籍)

「できないことをできないままにしない」

 私は高校生になってから英語が難しくなり、学習の遅れを感じ始め、高校2年生からLLに通い始めました。

 初めの半年間は2個下の中3クラスに入り、文法の“基礎”から習い始めました。その後、1個下の高1クラスを経て、高3の8月から自分の学年のクラスに移動しました。できないことをできないままにしない。少しずつ基礎が身についてきて力になっていくのを感じました。

 共通テストでは苦手だった英語が足を引っ張ることなく終えることができたのでほっとしています。

 2年間という短い間でしたが、本当にありがとうございました!!

 

水野より

 M.Y.さんは、「反復練習・音読・CD学習が役に立った」と言ってくれています。正にそれは教室で一番大切にしていることです。それをしっかりと続けたから力が付いたのですね。そして、共通テストのリーディングが自己採点では満点だったのですよね

 先生が作った「プリントが本当に分かりやすい」と言ってくれているのはうれしいことです。ごちゃごちゃした理屈や文法用語は少なめにしてシンプルにまとめるようにしています。そして、文法も口頭練習を沢山取り入れているように心掛けていますが、それが分かりやすい要因かもしれません。(先生自身が言うのはおこがましいですが。)

 M.Y.さんは、大学では英語を専攻するので、世界中の様々な人たちとの交わりを通じて、英語でのコミュニケーション能力を高めてくださいね。そして、それを将来に活かして下さいね

 K.Y.さんは、「高2の時に中3のクラスから始めた」と素直に書いてくれているところが立派です。プライドを良い意味で棄てて、謙虚に基礎から学習したことが良かったのだと思います。“急がば回れ”です。「できないことをできないままにしない」ですね。努力の成果が出て、本当に良かったですね。短期間で力をつけたことが素晴らしいです英語は理系でも大切なので、ぜひ学び続け、将来の研究や仕事にも活かしてくださいね

 2人とも第1志望の大学に合格しましたが、それが本当に“成功”かどうかは分かりません。「成功は失敗のもと」となることもあります。大切なのはこれからです。成功に慢心せず、これからも謙虚に、そして自信をもって前に進んでいきましょう

 

 


音声(CD)学習は英語学習の要!

2025-03-21 21:39:39 | 英語教室

 音声(CD)学習の効果は明らかです。

 そこで、何度もお伝えしていることですが、CD(音声)学習の方法について確認してみます。

 

伸び悩む原因

 中学生以上の保護者様から、「成績が伸び悩んでいる」という声を伺うことがあります。その原因は様々ですが、多くの皆さんに共通していることがあります。

 それは、「音声(CD)学習が足りない」ということです。

 教室では、毎週、CD学習記録表をチェックして、壁にシールを貼っていますが、必ずしも毎回貼ることが出来ていない生徒さん達の成績は、確かに伸び悩んでいる場合が多いです。逆に、音声(CD)学習をしっかり続けていて、毎回シールを貼ることが出来ている生徒さん達は、良い成績を保っている場合が多いです。

 

音声(CD)学習は大切です!

 

毎日5~10分でもよいので、音声(CD)学習を続けましょう

工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」というのはありません

 

 沢山の練習が必要です

 

   英語は勉強だけでは出来るようにはなりません。

 スポーツや楽器演奏と同じで、練習が必要です。

 練習するためには、音声(CD)学習は不可欠です

 しかし、大切だと分かっていても、なかなか続かない・・・ そんな皆さんはいますか?

 「書く」作業や「問題を解く」ことを沢山やっていると、「勉強をやっている感」が強いかもしれません。一方、音声(CD)学習は、「勉強をやっている感」が少ないかもしれません。

 そこで、忙しいと音声(CD)学習は後回しになってしまうかもしれません。

 それはいけません小学生・中学生はもちろんのこと、高校生になったら、なおさら音声(CD)学習を続けて下さい

 

続けるためのコツ

 

「がんばる!」という“根性論”だけでは、長続きしません

「歯磨き」と似たところがあります

 工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」というのはありません

 

楽(らく)をすること=面倒な作業は長続きしない

 

 歯磨きをするのに、「がんばって」はいないですよね 音声(CD)を聞くたびに再生機器をどこかから持ってくる、再生機器の使い方が子供には難しいなど、毎回いちいち面倒な作業をしなければならないような場合は、音声(CD)学習が長続きしません。(歯磨きをするのは、洗面所に行けばすぐに出来るようになっていますね?)

 つまり、英語学習に直接関係のある部分以外は、楽をするように工夫をすると良いです。

 そして、お子様でも簡単に使うことの出来る再生機器(CDプレイヤーなど)があれば理想です。さらに、CDのコピーをとって、車の中やCDプレイヤーなどの中に入れっぱなしにしておくなど無理をせずに簡単に続けられるように工夫をすると良いです。

じぶんで再生機器(CDプレイヤーなど)をつかうことができるようにしましょう

 

習慣づけること=歯磨きの時間は決まっている

 

 毎日同じ時間に聞くことが続けるコツです。必ずしも毎日テキストを見ながら、そして机の前に座って聞く必要はありません。体は動かしていても「頭はあまり使っていない時」「言葉の脳みそを使っていない」に聞けばよいのです。 例えば、お家の人に車に乗せてもらっている時、服を着替えている時など・・・。こんな時に聞けば、毎日、しかも日によっては30分でも1時間でも聞くことが出来るのではないでしょうか?

 実際、机の前でないと英語を聞くことが出来ないようであれば、使える英語は身に付かないと思います。外国の人と英語を「使う」(話す・聞く)のは、食事をしている時、歩いている時、一緒に仕事をしている時、スポーツをしている時などのはずです。

ただし、他の科目の勉強中はダメですよまた、本やマンガを読みながらというのもいけません。

あくまでも、「言葉の脳みそを使っていない時」です

 

P1クラス(小3)以上は、週に何回かは落ち着いてテキストを開いて言っているところに指をさして、声を出しながら聞く(音読する)と効果的です。(意識を英語だけに集中して練習することは、もちろん大切です。)

 ごはんを食べながらの音読練はダメですよ

 

  音読&リスニングで大切なこと

 

 カタカナ読みでダラダラと音読していてはいけません。

 

 モデル音声の正しい発音(個々音・強弱・リズム)の真似をするように練習して下さい。スピードも遅くならないように、出来るだけモデル音声を真似することが大切です。

 

文の意味を考えて(イメージして)音読して下さい。

 

 意味も分からずに音読しても効果は薄いです。但し、日本語に訳しながら読んではいけません。日本語なしで英語が英語として、頭に文の内容がイメージとして入ってくるように訓練をして下さい。

 

音読&リスニングの方法

 

リピーティング

・・・モデル音声を真似しながら繰り返す(リピート:Repeat)練習方法

 

オーバーラッピング

・・・文字を見ながら、モデル音声に合わせて(かぶせて:overlap)声を出す練習方法

 

シャドーイング

・・・文字を見ないで流れてくるモデル音声を聞きながら、少し遅れて(0.5秒程度)影(shadow)のように後に付いて、その音声を真似しながら声に出していく練習方法

 

1人で音読

・・・上記の練習をしっかり行った上で、モデル音声無しに、1人でも読む練習もしましょう。そして、何分何秒で読むことが出来たか、時間を記録しておいても良いです。

 

Read&Look Up

・・・これも昔からある定番的な練習方法です。1文ずつ(or複数の文or1つのかたまりごとに)文字を見て読んで、その後、Look Up、つまり上を向いて(視線を文字から離して)その同じ文を言う(つまり暗唱する)ようにします。

 

Read&Look Up and Write

 Read&Look Upの後に、文字を見ずにWrite、つまり書いてみると、書く練習にもなります。但し、書くスピードは個人差が大きいので、自宅での自主トレで行って下さい。

 

補足

 

P1クラス使用のテキストとワーク:NPAU

 小3~6の初歩レベルの生徒さんたちが使用するテキストとワークは、電子書籍化されています。教材セットにQRコードがが付いていますので、無料でダウンロードすることが出来ます。

 従来通りCDも配付していますので、CD学習も続けて下さい。

 

P2&P3/P4のテキスト&ワーク:NPBU&NPCU

 P1を終了したP2&P3/4クラスで使用しているテキストとワークは、QRコードが付いていますので、CDに入っている音声を無料でダウンロードして、スマートフォンやタブレットなどで聞くことが出来ます。

 

 皆さん、楽しみながら毎日、楽しみながら毎日、コツコツと音声(CD)学習を続けましょう

 

(水野克哉)


英検面接試験で大切なこと

2025-02-18 00:39:39 | 英語教室

大切なこと

 面接試験の対策は、英検ライティングと共通していることが多いです。英語が「話せない」&「書けない」&原因はいくつかあります。

つ目は、英語の単語やフレーズが頭に入っていないこと。

つ目は、練習が足りないこと。

つ目は、日本語で考えてそれを英語にしようとすること。

 日本語と英語は言語構造が全く異なるので、単純に日本語を英語に変換しようとすると、とても不自然な英語になります。また、例えば中2生の日本語力は、英検レベルに当てはめると2級レベルかそれ以上はあると思います。しかし、中2生でそのレベルの英語が頭に入っていて、それを使うことが出来る生徒さんはほとんどいません。

 つまり、日本語で考えてそれを単純に英語に変換して“表現する”ことには無理があります。

 上記を解消するために、教科書の基本文・Targetを頭に入れて、それで自分が言いたいことと一番近い文を“選んで表現”してみて下さい(必要に応じて少しだけ単語を置き換えて下さい)。難しい英語を使わずに、簡単な英語でOKです。

 を解消するために、沢山の練習をして下さい。そうすれば、何とか“伝える”こと出来るようになるはずです。

 

要するに・・・

簡単な言葉でOK

想像力を働かせよう

たくさん練習しよう

Don't think. Feel!

 

面接試験での留意点

 3級以上の面接試験の場合、“態度”も採点されます。これは、英語を積極的に使おうとする態度のことです。ただ、難しく考える必要はないと思います。皆さんは、“試験”ということを考えずに、日常生活ならばどんな人と気持ち良く話すことが出来ますか?

 聞きやすい大きさの声で話す人、 笑顔で挨拶や御礼を言ってくれる人、下を向いて(うつむいて)話すのではなく適度に視線を合わせてくれる人・・・・ですね?

 要するに、「この人と話していたら楽しいという態度を心掛けると良いと思います。

 日頃の生活で大切なのは、笑顔"Hello""Thank you"

 面接試験も同じです

 

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「英検ライティングと面接の対策」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/df76d55045eb3c3f72114da9c63bf30e

「英語のスピーキング&ライティング」
https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/ae3c02b41a81955cd611ce111f8ca4db

 


お問い合わせ時によく頂くご質問

2025-02-17 00:39:39 | 英語教室

英会話の授業ですか?

 「会話」だけやっていても、一定水準以上の英語力は身に付きません。「聞く」「話す」「読む」「書く」練習を総合的に学習することによって、「会話」の力も身に付きます。

 例えば、学校の国語の授業を考えてみてください。日本で生活しているだけで、日本語が正しく話せるようになるでしょうか?小学校の場合、日本語の“音読”の練習があるはずです。漢字の練習もします。他の科目も日本語の教科書で学習しています。つまり、日本語でも「聞く」「話す」「読む」「書く」練習を総合的に学習するからこそ、正確な日本語力(言語能力)が身に付きます。

 外国語の英語ならなおさらです。

 

オールイングリッシュの授業ですか?

 なるべく英語で授業を進めるようにしていますが、日本語も織り交ぜます。

 インターナショナルスクールのように、毎日何時間も全ての科目を英語で授業を進めるのであれば、オールイングリッシュで大丈夫だと思います。

 しかし、週に1回、限られた時間(60~90分)の中で、英語だけで授業を進めようとすると、学習内容が進むほど、非常に効率が悪くなります。また、生徒さん達には、英語学習以前の学習の姿勢や精神面のサポートはとても大切です。保護者様との対応もあります。

 そのため、英語だけでは難しい場面もあり、必要に応じて日本語も使用します。

 2人の先生が同時に教えるペアレッスン(例えば、1人が外国人で英語のみ、1人が日本人で補助)という場合もあると思います。しかし、この場合、授業料が割高になります。

 

外国人の先生ですか?

 日本語ネイティブ(日本人)の先生です。必ずしも英語ネイティブの先生の方が良いとは限りません。外国語として英語を学び、指導法も身につけた講師ならではのメリットもあります。特に英語学習初心者に対する指導です。

 「ネイティブの先生の方が発音が良い」という考え方もあります。しかし、週1回だけの授業で、そのメリットはどの程度あるのでしょうか?また、ネイティブの先生でも、出身地によって発音が異なります。そのため、一概に「ネイティブの発音が良い」とは言えません。日頃からご自宅でモデル音声(CDなど)を活用しながら学習を続ける方が、より効果的です。

 また、一般的に英語ネイティブの先生の授業の方が授業料が割高になります。

 

(水野克哉)

 


「書く&文法」学習は、まず「音声」

2025-01-06 00:00:39 | 英語教室

まともに「読む」ことが出来ないのに何故「書く」
  練習だけをしたがるのですか?

 中学生以上になると、CD学習が減ってしまう場合があります。理由は、「時間がない」から。学校のワークや宿題など「書く」作業が多くて、CDまで時間がまわらないというのです。

 でも、書く以前に、まともに読むことが出来ないのに、どうして書くことに意味があるのでしょうか?

  たくさん「音読」をして、教科書を覚えてしまうくらいにすることによって、書くこともスラスラと出来るようになるのです。英語が頭に入っていないのに必死にワークブックに取り組んでも、やたらと時間がかかったり、間違いだらけのはずです。時間がかかるように思えても、音声学習を基本にした方が遙かに学習効率は上がり、結果的に時間の節約をすることが出来るはずです。

 なお、「音読」をする時には、出来るだけ発音にも気を付けて、感情を込めて練習しましょう。カタカナ発音で練習していると、その間違った音が頭の中に残ってしまうので、リスニングが出来なくなってしまいます。また、感情を込めた方が記憶に残りやすくなります。

 

文法の理屈を習っただけで、英語がわかった
  つもりになってはいませんか?

 中学生以上になると、教室でも文法の学習をします。教室以外でも文法の学習をするはずです。確かに中学生以上には、文法の知識は必要です。しかし、文法用語や理屈が分かっただけで、英語が出来ると勘違いをしてはいませんか? 

 これは大きな間違いです。「○○で習った」と文法の理屈を披露してくれる生徒さんがいますが、理屈先行になってしまっている皆さんに例文を言うように指示をすると、英文がスラスラと出てこない場合が多いです。

 文法の理屈を知っていても、英語の文そのものが頭に入っていないと、その文法の知識も役に立ちません。だから、小学生クラスのように、英語の文を頭に入れることを優先して、文法の理屈は後から付け加えましょう。絶対にその方が学習効果が上がります。

(水野克哉)

 

 


幼&小&中&高クラスの方針

2025-01-05 00:00:39 | 英語教室

「楽しい」から「力がつく」

 「楽しく学習する=力がつかない」vs.「厳しく学習する=力がつく」

 これらは相反するものではありません。

 「楽しい」から“やる気”が出て「力がつく」のです

 

 幼児&小1-2年 

 歌やゲームを多く取り入れて、楽しく英語を学習します。

 幼児や低学年から英語を始める最大のメリットは、単語を沢山覚えたということではなく音声面(リスニングや特に発音)です。左脳を使って読んだり書いたりする学習は、中学年(小3)以降に英語学習を開始した皆さんでも、教室でしっかりと学習していれば追い付いて行きますが、音声面で追い付くことは容易ではありません。

 文字については、アルファベットは学習しますが、単語や文の読み書きは、小3以上のクラスほどは学習しません。しかし、低学年クラスで学習する単語や表現は、英検5級の基礎になります。

 英検目標について

低学年で英検合格は目指していませんので、ご安心下さい。

まずは、楽しく学習して、英語を好きになってくれることを目指しています。

 

 小3-6年

 小3(小2)~小6が対象のPrimaryクラスでは、幼児や低学年(小1~2)クラスとは異なり、右脳教育から徐々に左脳教育へ移行して行きます。8歳位がその転換期です。つまり、音声面は重視しつつ、低学年よりも文字指導が増えて、中学英語への橋渡しの役割も果たしています。LL教室(STEP WORLD)教室の特徴が色濃く表れているコースです。

 低学年と同様に、「聞く」「話す」という音声面を重視していることには変わりませんが、「読む」「書く」という文字面の練習もバランスをとって行います。文法については、“文法学習”という形では指導していませんが、テキストは文法的な体系に並んでいます。テキストに沿って学習していれば、文法を意識せずに文法の基礎は身に付いて行きます。(文法用語は指導しません。)

 「楽しい」と「力がつく」は両立します。「楽しいから実力が付く」のです。「楽しいから実力が付く」のです。

 英検目標について

小5までに入学の場合→最低5級

小4までに入学の場合→4級3級の可能性もあり)。

小3までに入学の場合→4級3級の可能性は小4入学よりも高い)。

LL日進駅前教室の生徒さん達は、小学校の英語授業でも自信をもって取り組んでいます。そして、教室では、お子様が英語をさらに好きになり、その結果、実力を付けてくれるような質の高い指導を目指します。

 

 中学生&高校生  

 小学生クラス以上に、英語活動の基礎を培う「4技能」を育成し、これからさらに大切になってくる「発信力」を養います。

 もしも、「学校のテストでは“書く”ことや“文法”が大切だ」と言って、それらの勉強ばかり行っていたとしたら、それは大きな間違いです。教室で学習しているように、音声面を大切にした方が、「読む・書く・文法」の力も身に付きます。

 まともに読むことが出来ないのに、書く練習ばかりしても効果は薄いです。また、英文が頭に入っていないのに、文法の理屈ばかり覚えても、その理屈は役に立ちません。

 確かに、書く練習や文法の勉強を沢山やっていると、“勉強をやっている!”というある種の満足感を得ることが出来るかもしれません。しかし、「書く練習」や「文法」と共に、とにかく音声(CDなど)を何度も聞いて音読をして、英語を頭に入れてしまうべきです。

 なお、「大学入試共通テスト」では、リーディングが100点、リスニングが100点です。文法問題はありません。教室が力を入れていることで、教室が行っている学習が非常に役立ちます。

 

 入試にも将来にも役に立つ英語力育成

 英語学習は、音楽やスポーツと似たところがあります。理論を知っているだけ(勉強だけ)では出来るようになりません。多くの練習が必要です。

 そのように学習していけば、高校入試のみならず、4技能化が加速している大学入試にも非常に有効です。そして、“将来にも役に立つ英語力”も身に付きます。

 英検目標について

中1までに→4級、出来れば3級

中2までに→3級、出来れば準2級

中3までに→最低3級、目標は準2級、準2級プラス(2025年度新設)、2級の可能性もあり。

高2までに→2級

高3までに→最低2級準1級も視野に入れよう

 

(水野克哉)

 

 


フォニックスとアルファベット

2024-12-16 01:46:39 | 英語教室

フォニックスとは?

 フォニックスは、英語の綴り(スペリング)と発音との間の規則性を示しています。

 フォニックスを学ぶと、英語の綴りを見ただけで、ある程度の読み方は分かります。逆に言えば、英語の綴りが、音を聞いただけである程度は想像が付くようになります。

 

LL日進駅前教室の方針

 LL日進駅前教室では、発音指導には力を入れています。

 まず、低学年クラス(幼児&小1~2)では、アルファベットの正しい発音練習を通して、フォニックス(Phonics)の素地を作ります。

 そして、P1クラス(主に小3~5)の後期からフォニックス(Phonics)教材の使用を開始して、P2クラス(小4~6)で、さらに詳しく学習します。

 P3&P4クラス(主に小5~6)以上では、『英単語マスター1800』などで、主要な発音記号も学習しています。

 

 フォニックス学習の注意点

 フォニックスの学習について、私(水野)は以下のような注意点があると考えています。

 正しい発音でフォニックス学習を行っていない場合があります。

 例えば、Fを[fu]、Sを[su]、Pを[pu]、Hを[ha]などと、母音は入らないはずの音に母音を入れて練習してしまっているのです。

 これは、生徒の皆さんの問題だけではなく、残念ながら、フォニックスを指導している先生の発音もそうなってしまっている場合があるようです。そのような間違った発音で練習するフォニックスは、何のためにやっているのかよく分かりません。

 英語綴りと発音は完全には一致していません。

 例外はあります。フォニックス万能ではないのです。(沢山ありますので、ここでは敢えて具体例は省略します。)

 フォニックスが分かるからと言って、英語力が魔法のように飛躍的に伸びる訳ではありません。

 フォニックスを学ぶと、英語の読み方が分かるだけです。その意味が分かる訳ではありません。また、読むことが出来るからと言って、「使う(発信する)」ことが出来る訳ではありません。

 大切なのは、フォニックスも含めて、4技能5領域(「聞く」「話す:やりとり」「話す:発表」「読む」「書く」)の練習をバランス良く続けていくことです。

 

 アルファベットの発音

 「アルファベットをしっかり発音出来る!」と思っている皆さんは多いかもしれません。しかし、アルファベットの発音を軽く見てはいけませんアルファベットは、英語発音で大切な個々音のかなり多くの部分を含んでいます。基本を疎かにしてはいけません。

 かなり進んだ英語学習者でも、正確に発音することが出来ている人はほとんどいません。「わかっているつもり」「出来ているつもり」にはならずに、しっかりと基本を身に付けましょう

 

 ローマ字について

 「学校でローマ字を学習するので、英語の綴りと混乱している」というご相談を受けることがあります。確かに、小学校で習うローマ字は、英語の読み方と混乱する原因になると思います。

 中学生が習うヘボン式ローマ字ならば少しは英語に近いですが、それでも、英語の表記に使われるアルファベット文字が持っている音(英語発音)を「ローマ字式発音」での日本語の子音や母音に置き換えてしまう現象(カタカナ発音)が起きてしまいます。かなり進んだ英語学習者でもこの傾向があります。

 私は、英語とローマ字は違うので、練習をしてその違いに慣れる事が必要だと思います。

 

 皆さん

 教室での指示をしっかりと守って、音声学習(聞く+音読)を続けましょう

 

(水野克哉)


英検準2級プラスについて

2024-11-20 02:17:39 | 英語教室

 2025年度から31年ぶりに、実用英語技能検定の準2級と2級の間に新たな級が導入されます。

 

英検協会のHP

 以下、公益財団法人 日本英語検定協会ホームページの【英検準2級プラス特設サイト】(下記URL)掲載されているの内容(一部)です。
https://www.eiken.or.jp/eiken/2025newgrade/index.html

『受験者データによると、5級から準2級までの各級の合格までに要する期間はおよそ1年間。しかし、準2級合格者が2級に合格するまでは約2年間近くかかっているということがわかりました。※このギャップを埋めるべく、2級合格を見据えた適切な学びのステップアップができる級として新設しました。』

 

 LL日進駅前教室での様子

 当教室でも、準2級と2級の間が2年近くあるという生徒さん達は多いです。例えば、中2で準2に合格して2級は高1、中3で準2に合格なら2級は高2という例です。中には、中1や中2で準2級に合格して1年以内、中2や中3で2級に合格する生徒さん達もいますが、少数派です。

 そのため、準2級プラスの新設は、とても良いことだと思います。

 

準2級プラスの出題形式

 上記英検協会のHPに掲載されたサンプル問題を見る限り、準2級プラスと2級の問題形式は、1次試験も2次試験も多少の違いはありますが、大部分は共通しています。(もちろん、問題の難易度は2級よりも易しいです。)

 つまり、2級の準備のためにとても良いです。

 

英検は目的ではなく手段

  英検を取得すると、高校入試や大学入試で点数加算されるなど、有利になることがあります。しかし、英検は試験合格だけを目的とするのではなく、コミュニケーション能力を高めるための手段として積極的にチャレンジしてほしいと思います。

 

(水野克哉)

 


長文読解力を伸ばすには?

2024-11-05 00:00:39 | 英語教室

 読解力は高校入試でも大切ですが、大学入試になると文法問題よりも「長文読解問題」の割合の方が断然多くなり、さらに大切になります。大学入試共通テストでは、全て読解問題(リーディング)です。文法問題はありません。(沢山のリスニング問題もあります。) 英検でも長文問題は多いです。

「読むのは苦手だ」ということは、「英語が苦手だ」と言っても過言ではありません。

 

 読解力を伸ばすには?

 沢山音読をすること

 中学生はもちろん、高校生になっても、何度も何度も音読をして、暗記をしてしまうくらいにすることが大切です。そうすると、スラスラと英語が英語として頭に入ってくるようになってきます。

 その注意点は、リスニング力を伸ばすための練習と共通しています。リスニング力を伸ばすためには、とにかく音読することが大切と今まで何度も伝えています。その際、カタカナ読みでダラダラと音読するのではなく、音声教材(Web&CDなど)を利用して、正しい発音(個々音・強弱・リズム)に気を付けて練習することが大切です。

このような練習をしていると、話す力も身につけることが出来ます。

 単語&熟語を覚えること

 小学生の国語の勉強を思い出して下さい。“漢字”と“音読”の練習を毎日やりませんでしたか?英語の勉強も同じだと思います。この“漢字”の勉強に当たるのが単語&熟語を覚えることです。“音読”は、上記のCDなどを利用した音読練習です。

 英文を読んでいて、分からない単語があったら、前後関係で推測することが大切です。全ての語彙が分かるということはないと思います。「分からない単語があるから、前に読み進むことが出来ない」ではいけません。「木を見て森を見ず」になってしまいます。しかし、分からない単語が多すぎたら、推測することさえ出来ません。だから、語彙力を伸ばすことは必須です。

 日本語の読解力を身に付けること

 母国語である日本語の本をたくさん読むことは大切です。もしも日本語での読書が苦手ならば、英文の読解も苦手になると思います。英語でも日本語でも、読んで内容を理解するということは変わらないからです。当然、日本語に翻訳されてもその意味(内容そのもの)が分からないようなレベルの英文は、読むことが出来ません。

 なお、英語・日本語にかかわらず、その文章(特に論説文や説明文)が言っている内容そのもの(例えば、社会について、科学についてなど)について知っていると、理解しやすくなります。つまり、様々な知識があると、英語長文を読む上で有利に働きます。読書は、そのためにも有益です。

 英語の本を「読書」すること

 特に高校生の場合、「勉強」ということではなく、楽しみながら、英語の本を「読書」することは読解力を付けるためには効果的です。辞書を使わなくても読むことが出来る簡単な中学生レベルの英語を「多読」するのです。

 但し、あれもこれもやっていては他の科目の勉強もあるので、中途半端になると思います。読む英語の第一の優先順位は、自分の学校の教科書にした方が良いと思います。もちろん、教室で使っている教材の練習も忘れないで下さい学校や教室のテキストを徹底的に読むことなしに、この「多読」だけやるのは考えものです。

 

 沢山の練習が必要です!

 英語学習は、スポーツや楽器練習と似たところがあります。勉強だけではなく、沢山の練習が必要です。「話す力」「聞く力」はもちろんのこと、「読む力」(読解力)を身に付けるためにも、練習は不可欠です。(「書く力」同様です。)

 

長文問題の留意点

 長文問題を解答する時、かなりの力があれば、本文を読んでから設問を読んで解答すれば良いと思います。しかし、ほとんどの皆さんには、それは難しいと思います。そこで、まず設問を読んで、その答えを探しながら読んだ方が正解が探しやすいはずです。おそらく、既にその方法で解答している皆さんは多いですね?

 

ということで、とにかく授業の時だけではなく、日頃から自主トレを続けて下さい

 

(水野克哉)

 


英検の学習

2024-10-21 01:33:39 | 英語教室

英語学習は音声が要

 教室で以前からお伝えしてきた「リスニング問題を利用して、リーディングを強くする」ということが大学入試共通テストの過去問題集にも書かれていることを見つけました。
(具体的にどの問題集に載っていたかここで述べるのは、著作権の関係で差し控えさせて頂きます。)

 具体的な方法は、授業で指導しているように、英語学習として特別な方法ではありません。要するに、英語学習の「当たり前の基本」です。

 

リスニング過去問の学習

 英検一次試験の過去問学習は、筆記試験対策・リスニング対策・ライティング対策があります。

 そして、筆記対策に特にお勧めなのが、リスニング問題の音声を利用した学習です。(音声はネットで聞くことが出来ます。)

 リスニング対策は、リスニングだけのために行うのではなく、結果的に、筆記試験(リーディング含む)にも良い効果があります。

 なぜならば、リスニング試験に使用されている語彙は、筆記試験ともかなり重なっているためです。さらに、リスニング問題を聞くだけではなく、その台本を読む練習していると、リーディングも強くなります。英語を英語として日本語にせずに、内容そのものをイメージ化して読むことが出来るようになってきます。

 

具体的な音声学習方法は、以下のブログをご参照下さい。
 「CD(音声)学習の効果は明らかです!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/662dde5080869dbc7f0918a0f265d773

 

基本を大切に!

日頃の学習

 英検を受ける前には、過去問に取り組むことは必要です。しかし、日頃の学習(いつものテキスト&CDなどを使用した学習)をしっかりと行っている皆さんは、いきなり英検の過去問題に取り組んでも、合格基準点に達しています。

内容が大切

 単に合格すれば良いのではありません。既に合格している級の(初めて取り組む)問題を何度やっても90%以上、リスニングならば満点を連発する位にしましょう。(そのため、合格しても同じ級を2度~3度と受けることをお勧めしています。)

 英検の合格は、内容が大切です。合格してもすぐに上の級を受けるのではなく、「急がば回れ」です。そうすれば、次の級に繋がります。

 

これらも取り組みましょう!

 これらも取り組めば、さらに確実になります。
①過去問題集
②「英検5/4/3/準2&2級を受けよう!」プリント
③LL日進駅前教室の英検講習
④LL日進駅前教室の[受験者限定限定]英検ライティング添削
⑤LL日進駅前教室の面接試験対策 個別練習
⑥英単語マスター1800 or/and 英検の(出る順)単語&熟語集

 

英検は目的ではなく手段

 英検を取得すると高校入試や大学入試で点数加算されるなど、有利になることがあります。しかし、試験のためだけではなく、コミュニケーションのための英語力を身に付けるための手段として、積極的に英検にチャレンジしてして欲しい思います。

 

(水野克哉)

                          

 


学習の方法を見直してみましょう!

2024-10-12 02:52:39 | 英語教室

  「勉強をやっているのに、なかなか出来るようにならない・・・。」---こう思っている皆さんは、以下の点について、自分自身を見直してみましょう。

 

 ”正しい方法”で音声学習を続けているでしょうか?

 自宅でもCD学習(or各種デジタル音源の学習)をしっかりと行った方が良いです。そして、沢山の「音読」をして、本文や例文を覚えてしまうことが大切です。

 優先順位の1番として、学校の教科書、2番目として、教室のテキストです。時期によっては、英検のリスニングやスピーチコンテストのモデルも聞いて下さい。

 音読の際、自己流の読み方は絶対にしないで下さい。モデル音声の「もの真似」をして下さい。

 

「書く」「文法」の学習も行っているでしょうか?

 「聞くだけで出来るようになる」ということはあり得ません。

 音声学習は大切ですが、特に中学生や高校生の場合、「音声学習」だけでは、出来るようになるはずがありません。「音読」をしっかりと行って、今度はそれを「書く」ことが出来るようにすることが大切です。

 「文法」も必要です。ワークブックや教室オリジナルプリントの文法の例文は、何度も音読をして覚えてしまいましょう。それに、文法の理論を付け加えるのです。例文が頭に入っていなければ、文法の理屈は役に立ちません。

 

「自分は出来ない」と思ってはいないでしょうか?

 「自分には出来ない」と思うだけで、自分の頭(脳)にブレーキをかけてしまいます。

 大切なのは、きっと「自分は出来る」と信じてやり続けることです

 

「能率の良い方法」で行っているでしょうか?

 しっかりと時間をかけて、一生懸命にやっていても、非常に能率の悪い方法で行っている場合があります。

 例えば、「書く」ことについていえば、キレイに書くことやキレイにノートを取ること自体が目的になってしまっている場合があります。このような場合は、時間をかけた割には、残念ながら力は付いていません。

 何のためにそれを行っているのか、そして、「どのような方法が能率が良いのか?」考えてみましょう。

 

練習&覚えるためのコツ

 練習して覚えるためには、「がんばる」という根性論だけではなく、コツも必要です。

[1] 練習する順番

 ABCDEを5回練習するとします。その場合、以下のような方法が良いです。

 よくある例→AAAAA BBBBB CCCCC DDDDD EEEEE
◎お勧めの例→ABCDE ABCDE ABCDE ABCDE ABCDE

同じことばかり繰り返すよりも、「行って戻って」「行って戻って」を繰り返す方法(=スパイラル方式)の方か効果的です。

 

[2]刺激回数を増やす

 『100個の単語を10日間で覚えるには、どのような方法が良いでしょうか? 10日後にテストがあるのです。』

 このように問いかけると、「1日10個ずつ覚える」と答える皆さんが多いと思います。確かに、コツコツやるというイメージです。

 しかし、よく考えてみて下さい。10日目に覚えた単語は、一夜漬けです。

 そこで、1日目に100個練習して、それを10日間繰り返した方が良いです。つまり、刺激回数を増やすのです。(これも毎日やればコツコツですよ。)脳科学的にもその方が良いそうです。

 但し、小学生は無理のない範囲内で試してみて下さい。

 

「自分で考える」習慣は付いているでしょうか?

 「分からない!」といって、すぐに「人に教えてもらう」ことを期待していませんか?教えられたものは身に付きません。まずは、自分でしっかりと考えて。そして、調べてみて下さい。それでも分からなければ、質問をして下さい。

 

 「記憶を引き出す」作業が抜けていませんか?

 しっかりとワークブックやプリントをこなしていても、なかなか定着しない場合があります。以下の点を振り返ってみて下さい。

 自分の力で考える前に、辞書やテキストで調べてしまっていませんか?

・・・自分で考えてから調べましょう

 調べた問題に印を付けるなどしているでしょうか?

 おさらいをしっかりとしているでしょうか?

 

 不注意によるミスはありませんか?

 勉強以外の部分で普段から“おっちょこちょい”の場合、英語学習に限らず、他の科目の学習にもそれが表れているのではないでしょうか?問題文の読み間違いや勘違い(例=「記号で答えなさい」というのに英語を書いてしまう)はないですか?

 

コツコツとやり続けましょう

 勉強をやっているのに思うように点数が伸びないのであれば、謙虚に自分自身の学習方法を見直してみましょう 他の人と比べなくても良いです。正しい方法で“腐らずに”コツコツとやり続けましょう そうすれば、いつかきっと自分では信じられないところにたどり着いています。

 

(水野克哉)

 

 

 

 


宿題について

2024-10-11 01:59:39 | 英語教室

幼児と小学生クラスの宿題についてです。


                                                                              
宿題は確実にこなした方が学習効果が上がります。

 当教室では、音声学習(CD・その他音源)やワークブックなどの宿題を出しています。(適度な量で多い訳ではありません。)共に、確実にこなした方が学習効果があります。特に、P1クラス:小3(小2の場合あり)以上の場合は、「楽しい」という部分だけではなく、努力の結果による得た「喜び」を味わうことも必要であると考えています。

 例えば、スピーチコンテストや英検のチャレンジによる達成感を味わうことにより、その後の大きな動機付けになります。(通常の英検はP2クラス=小4以上からのチャレンジを勧めています。)

 

しかし、最低限、喜んで授業を受けてくれれば、実力は付いてきます。

 しかし、必ずしも音声学習(CD・その他音源)や宿題を確実にこなしていない生徒さんもいるのは事実です。それでは、それらを怠っていれば、全く学習効果がないかというと、必ずしもそうではありません。

 やはり基本は、まずは「楽しく元気に教室に通ってくれること」です。教室に来ることを嫌がらずに、喜んで授業を受けてくれれば、実力は付いてくるはずです。

 

「やっていないこと」ではなく「出来ていること」をプラスで考える。

  学習に限ったことではありませんが、マイナス法(マイナス思考)ではなく、プラス法(プラス思考)で考えた方が物事は好転することが多いです。「やっていないこと」をリストアップするのではなく、「出来ていること」をプラスで考えていった方が、良い効果が出るはずです。

 少なくとも、「楽しく元気に教室に通っているという事実」があれば、学習効果はあります。現に、小学生時代にCD学習や宿題をほとんどやらなかった生徒さんでも、中学生になって「英語だけ」は「得意」(他の科目よりも自信がある)という例はよくあります。つまり、「細く」ても良いので「長く」継続することによって効果があるということです。

 

無理強いをし過ぎない程度に、自主学習&自宅学習が出来るように導く。

 もちろん、確実に音声学習(CD・その他音源)や宿題をこなした方が学習効果があるのは事実です。決してやらなくても良いと考えているのではありません。当教室では、上記のような「プラス思考」の考えに基づいて、無理強いをし過ぎない程度に、自主学習&自宅学習をこなしていくことが出来るようにすることを目指しております。

 あまり強制しすぎると、中学校に入る前に英語嫌いを作ってしまいます。特に、幼児や小1~2年生の場合は決して無理強いをしないようにお願い致します。実際、中学生や高校生の中には、英語だけに限らず、全教科において気力をなくしてしまっている「燃え尽き症候群」のような生徒さんを見かけることがあります。管理のされ過ぎによる弊害のように思われます。

 保護者の皆様方も、当教室の方針をご理解を頂くと共に、お子様を長い目で温かく見守って頂ければ幸いに存じます。当教室では、お子様がより実力が付くように、楽しく質の高い授業を行うよう、講師一同、努力を続けて参ります。何かご相談等ございましたら、お気軽に教室までご連絡ください。

 よろしくお願い申し上げます。

 

(水野克哉)

 

 


2024スピコン教室大会を手伝ってくれた卒業生の感想

2024-09-18 02:23:39 | 英語教室

 2024年9月8日、東郷町民会館ホールで実施された第27回「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室大会の進行を手伝ってくれた卒業生の感想です。

 

Airiさん 社会人

  『2年ぶりにスピーチコンテストのお手伝いをさせていただき、とても刺激的な一日でした。

 皆さんの素敵なスピーチを見ていて、去年出産をしたわたしは、皆さんのようなスピーチをする息子を見ることができるといいなと思いました。

 皆さんの来年の成長したスピーチを楽しみにしています!』

 

kaedeさん 心理学部 大学4年

 『発表した皆さんお疲れ様でした。

 広いホールで、人前で発表をするというものは英語のスピーチでなくともドキドキするものですよね。私が発表していた当時は、緊張で前日の夜からソワソワしていたような気がします。

 さて、今回初めて発表したという生徒さんもいれば、何度か経験をしたという生徒さんもいらっしゃるでしょうが、なにかを得る経験になりましたでしょうか?

 冒頭で水野先生が仰っていたように、自分以外の発表を聞く事は、その人の良さを取り入れたりする新たな発見に繋がるものです。それは今回ばかりではありません。

 大小様々な経験をする中で、スピーチコンテストという舞台があることを【当たり前】と思わず、けれどもなんら日常と変わらない生活に落とし込めたなら、それはきっと良いことに繋がると思います。

 来年も当たり前に発表できると思わず、しかし機会は逃さず勉強に励んでください

 

N.M.さん 名古屋外国語大学 3年

 『皆さん、スピーチコンテストお疲れ様でした。

 私は今回で3度目のお手伝いをさせて頂きました。私は写真撮影や音響を担当しました。写真を撮る際、すごく緊張している表情の子が沢山いました。しかし、舞台上ではすごく堂々としていて、今まで練習してきた成果が発揮されているように感じました。

 私自身も出たことがあるためスピーチコンテストがどれほど緊張するかよくわかります。多くの人の前で1人で話すということはとても緊張しますよね。しかし、その経験は必ず今後にいきてきます。

 私は今大学3年生で、プレゼンテーションをする機会が多いです。もちろん毎回緊張しますが、スピーチコンテストで得た力がとてもいきていると感じることが多くあります。みなさんも必ずこの経験が良かったと思える日が来ます。

  また皆さんの素晴らしいスピーチを聞けることを楽しみにしています。』

 

S.S.さん 愛知教育大学 2年

 『皆さん、スピーチコンテストお疲れ様でした。

 僕は今回、2回目のお手伝いで司会を務めさせて頂きました。皆さんのスピーチをする姿はかっこよく、たくさん練習をしてきたんだなっと間近で見てとても感じました。

 努力をするということは簡単ではありませんが、皆さんはそれをこの日のためにしっかりと続けられています。この努力を継続できる力は今後の人生においてもとても大切となってきます。ぜひ、この力をスピーチだけでなく色々なところで活かして欲しいです。

 また、人前で発表するというこの貴重な機会に感謝をし、大切にして欲しいです。

 来年も皆さんのスピーチを聞けることを心から楽しみにしています。』