ロンドンオリンピックでは、感動的な場面が沢山ありました。私（水野）が今回のオリンピックを見ていて、特に以下の２点が印象に残りました。
つ目：日本の多くのメダリストたちが、周りの人達に対して、感謝の気持を表してました。
今までのオリンピックで、これだけ多くの選手が、感謝の言葉を口にしていた大会は、私の記憶にはありません。選手たちは、それまでに沢山の努力を重ねてきて、それが自分だけの力で出来た訳ではないから、自然とその言葉が出来きたのだと思います。
この"感謝"については、スピーチコンテストでも皆さんに繰り返し伝えていることですね。
つ目：残念ながら、一生懸命に努力をしても結果が出ないこともある。
オリンピックの後は、メダルを取った選手が注目されますが、メダルを取ることが出来なかった選手たちも素晴らしかったです。決して努力が足りなかった訳ではないと思います。競技後、思うような結果が出せなかった選手が、呆然とした表情で、「どうしてなのか分からない」と言っていたのが、とても印象的でした。
これは、教室の皆さんにも当てはまることです。スピーチコンテストでも、一生懸命に練習をしても、入賞することが出ないことはあります。英検でも、しっかりと勉強をしても、合格することが出来ないこともあります。そんな時は、とても悔しいと思います。しかし、それを恐れていては、何もすることは出来ません。やはり、あきらめないでチャレンジし続けることが大切だと思います。もしも、その方向では思ったような結果が出なかったとしても、その経験は無駄にはならないと思います。
オリンピックは、一見、英語の勉強と関係ないように思えるかもしれませんが、色々な事を教えてくれます。どんな事でも、それを極めようとする時、その根本にあるものは同じだと思います。そこから学ぶことは沢山あります。
皆さんも、英語だけ出来るのではなく、教室での様々な経験を通して、人としても成長するきっかけになってくれたらと願っています
