MIZUNO Katsuya

STEP WORLD LL日進駅前教室 代表講師のブログ

悪い時でも:追記

2020-03-27 00:35:39 | 英語教室

 2020年3月23日付けの「悪い時でも」の中で、「偏見や差別はいけない」と書きました。しかし、ブログにアップロードしてから、「自分はその“被害者”にはならない」というニュアンスになっていることに気が付きました。それは大きな間違いです。

 もう1つ忘れてはならないことがあります。私を含む誰もが、偏見を持たれたり差別される側になる可能性があります。例えば、誰もがコロナウィルスに感染する可能性があります。


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悪い時でも

2020-03-23 16:33:39 | 英語教室

 新型コロナウィルス感染の危険が世界中に広がっています。私は、英語学習に関連して、心に留めておくべきことがあると思います。

偏見や差別はいけない

 新型コロナウィルスの感染が世界中に広がり、海外では単にアジア人というだけで差別があるとの報道があります。また、日本でも感染した人やその家族、海外から帰国した人、外国人などに対する不当な差別や偏見などがあるとのことです。こんなことは、絶対にいけません

 不安や恐怖があると、人の本性が出ると思います。私は、こんな時、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出します。・・・「自分さえ助かれば、他の人はどうなってもよい。」のでしょうか?

 これは、普通に考えれば、いけないことに決まっています。しかし、「自分が窮地に陥った時、自分もそうなってしまわないのか?」と、謙虚に自分自身に問いかけてみる必用があります。私も含めて、真剣に考えるべきことです。

あふれる情報に振り回されない

 新型コロナウィルスに関連する様々な情報があふれています。デマも多いです。例えば、トイレットペーパーが店頭から突然消えてしまいました。ネット上の誤った情報が原因のようです。

 限られた範囲の情報源だけに接していると、偏った判断をしがちになります。これは、歴史的に見ても明らかです。そこで、日頃から様々なメディア(テレビ・ラジオ・新聞・信頼出来る発信元のネットニュースなど)に目を配っておく必用があります。英語ニュースに接するとさらに良いです。そうすれば、多角的に判断することが出来るようになります。

 それでも、全ての情報を得ている訳ではありません。周りの情報を鵜呑みにはせずに、本当にそれが正しいのか、疑ってみることも必用だと思います。

ニュースなんて興味ない?

 「ニュースなんて興味ない」という生徒さん達がいます。それは絶対にいけません。ニュースは、「好き」とか「嫌い」という問題ではなく、知っておくべきです。そうしないと、自分が被害を受ける可能性があります。さらに、知らないうちに他の人に被害を与える側になってしまいます。

明日のために

 「ピンチをチャンスに」という言葉があります。生徒の皆さんが、いつの日か世界中の人たちと平和に仲良く過ごすことが出来るように、この経験が生きてくることを切に願っています。


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「明日がある」vs.「明日はない」

2020-03-22 21:11:39 | 英語教室

“明日はない・・・”

 当たり前に流れていた時が突然止まってしまいました。

 新型コロナウィルス感染拡大に伴い、学校が突然休校になったのです。教室も休講をせざるを得なくなりました。

 特に、小6生の皆さんにとっては、小学校卒業まで3週間を切っていて、カウントダウンをしていたはずなのに・・・。とても寂しい想いをした皆さんは多いと思います。

 何事も、いつか終わる時が来ます。時にやさしく、時に残酷に・・・。

“明日がある”

 「また今度と言うことが出来るのは、とても幸せなことです。これからも続く「明日がある」はずです。

 生徒の皆さんには、「まだまだこれから先は長いのです。“うさぎとかめ”のお話と同じで、急がなくてもよいです。」と伝えています。

 しかし、ひょっとしたら、「明日はない」ということもありえます。今回のようなウィルス感染に限らず、災害・事故・病気などで、ある日突然、明日が無くなってしまうこともあります。

 だから、「また今度」ではなく、「今日出来ることは明日まで延ばすな」と言うことも出来ます。

 とはいえ、いつも「何もかも今日中に」では疲れてしまいます。

 それでは、どうすればよいのでしょうか?

 「悔いが残らないように、今日一日、その瞬間を大切にする。」

 私は、これを心掛けるのが良いと思います。

「明日がある」とは、幸せなことです

 


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