MIZUNO Katsuya

STEP WORLD LL日進駅前教室 代表講師のブログ

“当たり前”をバカにしないで!

2023-03-24 01:39:39 | 英語教室

 私は、「あたりまえを確実に」行う事はとても大切なことだと思います。(それは「凡事徹底」と言われることもあります。)

 しかし、平凡で何の特徴も無いことを目指しているのではありません。当たり前を確実にこなした結果に生まれてきた「特別なこと」を目指しています。

 「基本」を地味でつまらないものと思ってはいけません。例えば、スポーツの世界で、みんなが知っているあの超一流選手も、基本をとても大切にしていると話しています。その結果、あのファインプレーが生まれて、素晴らしい成績を残すことが出来るのだと思います。

 英語学習でも、簡単に身に付く特別な方法はありません。そんな方法があったとしたら、自分の周りに英語の達人が溢(あふ)れているはずです。皆さんの周りに英語の達人が何人いますか?

 皆さん 英語の勉強も「当たり前のこと」をバカにしないでコツコツやり続けていると、いつか今の自分では想像もつかないところにたどり着いています

 

 

 


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腹式呼吸と英語の発音

2023-03-22 00:00:39 | 英語教室

 英語らしい発音をするためには、腹式呼吸が不可欠です。

 

英語を発音する時の留意点

 

英語は「子音を強く」発音。

 日本語は、母音(a,i,u,e,o)をはっきり、子音は弱く発音します。

 一方、英語は、子音(母音以外)を強くクリアに発音しなければなりません。破裂(はれつ)音=[p][b][t][d][k]などや摩擦(まさつ)音=[f][v][s][z][th]などは、日本語よりも強い音になります。

 生徒の皆さんに、子音を強く発音するように指示をすると、母音まで一緒に強くなってしまう場合がよくあります。また、語尾の子音を発音しない場合もよくあります。日本語は、ほとんどの単語は母音で終わりますが、英語は子音で終わる単語が多いため、日本語発音のクセが英語発音の場合にも出てしまうのだと思います。

 

英語は「音の強弱」が大切。

 日本語は、音の「高低」が大切です。

 一方、英語は、音の「強弱」が大切です。生徒の皆さんに、このことを伝えると、強くするところの音程だけを上げてしまう場合がよくあります。

 

発音する時に必要なこと

 

 上記の留意点のように発音するためには、腹式呼吸がとても大切です。多くの場合、個々音の口の動きについては詳細に練習しても、息の使い方まで練習する事は少ないように思います。現に、英語の様々な本に、呼吸法まで説明しているものは多くはありません。

 Primary以上のクラスで、Pなどの破裂音の練習の時、細く切った紙を口の前に持って行って、それが揺れるように練習したことがある皆さんも多いはずです。それは、呼吸法が大切なことを示す練習法の1つです。

 呼吸法について、生徒の皆さんには危険なので、あまりお勧めすることが出来ない練習方法があります。

 火のついたロウソクを口の前に持ってゆき、英語を話してみて、自分の息で、炎が揺れたり消えたりするのが正しい英語の発音です。欧米では、誕生日に子供が自分の歳のロウソクを消す時、もしも息が弱く消えないと、親が「そんなことでは、英語が話せませんよ」と叱ることがあると本で読んだことがあります。

 一方、日本語は逆です。民謡歌手の練習方法として、口の前にもっていったロウソクの炎を揺らさないように発声するのが正しいのだそうです。

注意
 危ないですから、くれぐれもロウソクでは練習しないで下さいね 細く切った紙で練習して下さい

 

腹式呼吸の方法

 

 腹式呼吸の練習方法を具体的に説明すると、とても長くなりますが、簡単に言うと、歌を歌う時と同じです。音楽の時間にお腹から息を出すように言われませんか?吹奏楽(金管)部の皆さんも、腹式呼吸が大切ですね?

 実は、私は、学生の頃からジャンルを問わず、沢山の英語の歌を練習してきました。そのおかげで、英語の口や舌の動かし方のみならず、腹式呼吸の習得にとても役立ちました。 英語の発音は、歌の練習で覚えたと言っても過言ではありません。

 

 

 


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