国税庁のHPをみていたら、たまたま「太陽光発電設備の連系工事負担金の取扱いについて」という質疑応対事例を見つけました。
参考URL: https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/hojin/06/06.htm
これを読むと、「当該連系工事負担金は、繰延資産に該当します。また、その償却期間は15年として差し支えありません。」とのこと。
これまで、どう仕訳すればよいのかあまりきちんと考えておらず、とりあえず「外注費」ということにしていましたが、どうも違うようです。
この質疑応答事例は「法人税」というくくりの中での事例として紹介されていたため、国税庁に直接電話で以下の点について、確認しました。
質問① 個人事業主の場合にも同じ扱いなのか。
質問② 償却期間は15年と書かれているが任意償却は可能か、それとも均等償却にしなければならないのか。
質問③ 移設費(パネルや設置機材を移動させる費用)は、どういう仕訳とするべきか。
これらについて、すぐには回答できないため、いったん調べてから折り返し連絡をいただくことになりました。
そして、1時間ほど経った後で以下の回答をいただきました。
国税庁の回答は次の通り:
質問① 個人事業主でも同じで、連系費は繰延資産として処理する。
質問② 償却期間は15年で均等償却となる。
質問③ 移設費は、取得価格の一部として処理する。
これまですべて外注費として処理するつもりで帳簿にもそのようにつけていましたが、すべて修正しました。
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