宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

今日7日は民話を聞く会 明日8日は演劇を上演 宮代町のかやぶき民家で

2010年08月07日 17時30分44秒 | 宮代ニュース
宮代町の郷土資料館の旧加藤家の茅葺民家で7日、「民話を聞く会」が行われ、集まった20名ほどは蝉時雨のなか暑さを忘れて民話の世界に浸った。



昔話をしてくれたのは、宮代町で活動を行っている「スウス」の会の皆さん。



語られたのは「足折れつばめ」「猫檀家」「つる女房」「傘屋の天のぼり」「村の寶」の5本。



ヨシズで陽をさえぎり、扇風機が風を送る座敷。生けられた花が涼を誘う中で語られる。



語り部の話に引き込まれて、暑さを忘れる。





語りは「村の寶」に移る。この作品は宮代町が生んだ英文学者「島村盛助」が書いたもの。



絶妙な語り部の話に身を乗り出して聞く人も。



こうした空間が持てる贅沢が宮代町のよさなのかなーと思う。



なお、この旧加藤家住宅では明日8日、平原演劇祭が開かれる。昨年、第1回宇野重吉演劇賞を受賞した宮代町在住の劇作家・高野竜氏の「アラル海鳥瞰図」が宮代町で初めて一般公開上演となるほか、島村盛助(苳三)原作の「火取蟲」、姫宮神社の宮目姫伝説を基とした「紅葉野」など、宮代町に関連した3作品が上演される。入場無料。


「作るって楽しいね!」 日本工業大学で「第10回親子ものづくり教室」を開催

2010年08月07日 16時37分51秒 | 宮代ニュース
日本工業大学で7日、夏休みの子どもたちにもの作りの楽しさを味わってもらおうと「 第10回親子ものづくり教室」が開催され、親子連れが色々な工作にチャレンジした。



これは、日本工業大学が地域の人と交流を図りながら、子どもたちの理科離れを食い止め、もの作りの楽しさを知ってもらおうという企画で、今年で10回目。



毎年、子どもたちが関心を持ちそうなもの作りが行われており、今年は6つの工作に取り組んだ。



今年、新登場したのは、「綿菓子製造機をつくろう」というもの。



バケツの中で綿菓子を作る装置で、最初は子どもたちの「できるの?」という感じ。



ところが作った装置に材料を入れてバケツの中で回転させると、見る見る綿菓子が出来てくる。



早速、出来た綿菓子を試食



「美味しいだろう」「ウン」。楽しい工作と実験。



このほかにも「バランスパズルをつくろう」「紙で分光器をつくろう」「ゴムてっぽうをつくろう」「二足歩行ロボットをつくろう」「ソーラークッカーをつくろう 」など。



親子ものづくり教室ということで、小学生と保護者が作るのだが、例年、保護者が夢中になることも。



素晴らしい工作機械や道具が揃っているだけに、「ものづくり心」を刺激されるようだ。おまけに、子どもから尊敬の眼差しを受けるとあっては・・・・。



なお、日本工業大学では8月28日、埼玉県が進める「埼玉県青少年夢のかけはし事業」の一環として、『日本工業大学のおもしろものづくり教室』を開催する。この教室の申し込みは期限を過ぎているが、日本工業大学では例年夏休み期間に小中学生を対象とした、こうした教室を開催しているので、来年は参加してみては・・・。




宮代町や周辺地域で梨の収穫・販売が始まる 昨年より1週間ほどの遅れ

2010年08月07日 10時38分55秒 | 宮代ニュース
宮代町や周辺地域の梨果樹園で幸水梨の収穫・販売が始まった。ただ、春先の天候不順・季節はずれの降雹などで、生育は遅れ気味で「現在のところ味は良いものの、収穫は多くなく、粒も小さいものが主流」となっている。



「白岡美人」の幟のたつ「しらおか味彩センター」では、白岡祭りに合わせて今日7日から「幸水梨フェアー」を開催。



大々的に白岡の梨をPR。ただ、こちらでも「現在は小玉が中心。大きな梨の収穫は少ない」とのこと。



秋の味覚を求めてやってきた人にとってはちょっとがっかり



春日部市の折原果樹園でも今日7日から販売が始まった。



春先の雪害を乗り越えての収穫だけに、想いも一入の様子。
なお、春日部市では8月21日(土曜日)午後1時から春日部情報発信館「ぷらっとかすかべ」で内牧の梨「幸水(こうすい)」(地元農産物)を紹介するイベントを開催する。21日は生産者が参加し、試食もできる。イベント期間は8月22日(日曜日)・24日(火曜日)~27日(金曜日) 午前9時~午後4時。詳細は春日部市の公式HPをごらんください



宮代町では「新しい村」に3日頃から並ぶようになったが、まだまだ数は少ない。



各農家の軒先で直売する梨も、今日あたりから並び始める。



「新しい村」では、「雹害を受けた農家もあり、わずかだが傷ついた梨も少なくないと思うので、贈答用ではなく家庭で食べるためのリーズナブルな価格での販売も検討していきたい」ともしている。