宮代NOW(出来事編)

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「第5回宮代かかしまつり」グランプリに「コバトンと緑を守ろう」案山子

2010年08月15日 17時48分47秒 | 宮代ニュース
「第5回宮代かかしまつり」グランプリに15日、杉戸白百合幼稚園全員の制作による「コバトンと緑を守ろう」案山子が決定した。杉戸白百合幼稚園は連続受賞となる。



稲穂が色付く宮代の田。「第5回宮代かかしまつり」は、宮代町の新しい村・ほっつけ(堀上田)会場で開催中だが、15日、今年のかかし大賞が決定し・発表されたもの。



グランプリ以外の受賞作品は次のとおり

●大賞


(幼稚園・保育園の部)


(小学校・中学校の部)



(家族の部)


(大人の部)

●実行委員会絶賛賞





●各賞

























なお、8月22日にコンテストの表彰が行われるまで案山子は展示される。

夏休み自由研究 サツマイモの開花について

2010年08月15日 14時59分05秒 | 宮代ニュース
宮代町の畑で7月18日サツマイモの開花が確認された。以後、8月15日の今日に至るまで、次々に開花を続けている。夏休み自由研究第3弾は「サツマイモの開花について」。



研究にあたって、先人の調査・研究を勉強し、それを検討の参考にすることは重要なことである。



現在は、インターネットにさまざまな情報や写真などが発信されているので、そうした先人の研究内容を知ることが容易になった。



ただ、私のこのサイトのように、かなりいい加減な情報も数多くあるので、鵜呑みにするのではなく、自分の調査・研究の考察を深める一助とすべきだろう。



ということで、ネット検索でサツマイモの開花について調べてみた。



その結果、わかったことは次のとおり。



●サツマイモは漢字では薩摩芋と書く。甘藷(かんしょ)、芋(からいも、とういも)、琉球藷(りゅうきゅういも)とも呼ばれている。
●学名は、Ipomoea batatas L.で、アサガオと同じ仲間でヒルガオ科サツマイモ属の植物。(アサガオ属かと思ったらサツマイモ属なんだって)
●塊根(養分を蓄えている肥大した根)を食べる。若い茎と葉も食用となる。
●花はピンク色でアサガオに似ている。九州南部・沖縄以南では普通に花を咲かせる。
●アサガオと同じ仲間なので日照時間が短くなると花を咲かせる短日性植物である。でも、日照時間を感じるセンサーがちょっと鈍く、長い間日照時間が短くならないと開花しない。
●このため、関東地方などでは開花しようとする頃には寒くなって、開花が難しい。
●品種や栽培方法によっては関東地区などでもまれに開花する。
●関東地区などでは、開花が少ないので受粉しにくく、受粉しても寒さで枯れてしまう事が多いため、通常は種が出来ることはほとんどない。
●サツマイモの品種改良は違う種類の花を受粉させ種を採取するなどの方法で行う。
●そのためには、サツマイモを開花させる必要があるが、サツマイモをアサガオに接木する方法などが多く用いられている。

以上は、一般的に認知されている事柄で、ウィキペディアなどにも掲載されている。



●群馬県など関東以北でもサツマイモの開花報告がある。
●関東地域では、近年の報告事例からするとさほど珍しいものではないように思われる。
●開花報告は8月から秋口にかけてのものが多い。
●開花の数は、数個程度の報告が多い。
●長期間の開花報告例は多くない。
●品種、栽培方法に言及した報告はほとんどない。

以上がネット検索して、宮代NOWが感じた事柄。かなり、不確かなこともあるし、調査を更にすすめる必要がある部分もある。



これらのことと、宮代NOWが今回確認できたことを考え合わせると

●最初に開花を確認したのは7月18日。
●すでに、3株から10を越える花が確認できたので、これ以前から咲いていた可能性が強い。
●夏至は6月21日、遮光など短日処理を行わない限り(畑での栽培なので人為的に短日処理を行うことはない)、7月時点での開花はかなり早いものよ思われる。
●8月15日現在、まだ開花が確認されており、1ヶ月近くにわたって開花が連続する、極めて珍しい現象と思われる。
●6株が開花し、現在5株が開花を続けている。
●結実の模様を観察中であるが、8月15日現在、結実は確認されていない。



一般的に言われていることと今回確認したことの間には若干の差異があるので、これからも観察を続け、さらに考察を深める必要がある。