キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

長寿の秘訣

2009年01月09日 | 健康・病気
 昨夜の徹子の部屋の再放送に、日野原重明さんがご出演されていました。
 97歳にして、現役のお医者様。2~3年先のスケジュールは、びっしり。8年先の東京オリンピックの約束もあるそうです。

 元気の秘訣は、負けず嫌い。エスカレーターに乗っている人をマークし、階段で追い抜くのが楽しいそうです。

 頭の方は、二つのことをいっしょにやる。たとえば、音楽を聴きながら、物を書く。右脳と左脳を刺激すれば、ボケは怖くないそうです。

 睡眠は、4~5時間眠れば十分。夜中の2時半頃まで、子供たちからのお手紙にお返事を書くのが日課。うつぶせに寝て、2分で熟睡。朝は、6時半起床。長生きでも睡眠時間の多い人は、長寿とは言わないそうです。実質、起きている時間の長い人が長寿です。

 お食事は、60過ぎたら、減食して一日1300kcal。腹6~7分がよいそうです。仕事に集中していれば、おなかは空かないもの。
 朝食 ミルク・コーヒー・ジュース・オリーブ油スプーン一杯
 昼食 ミルク・クッキー2枚
 夕食 やっと固形物
 夜食 ほとんど食べないけれど、たまに果物

 運動は、ジムに行く時間はないけれど、大股でサッサと、かかとから歩く。ソフトボールもされているそうです。
 
 気持ちの面では、『幸せは心の中にある。どんな小さなことでも、いいなぁという気持ちを持つこと』  
  
 最近、いわさきちひろさんの絵に15編の詩を書き、『いのちのバトン』という詩集を出版。10歳の子供になった気持ちで、新幹線の中で、3時間で書き上げたそうです。その心温まる詩のひとつひとつにメッセージが添えられています。
「家庭は良い芽が育つ畑。私は家庭の中で礼儀作法ほか多くのことを学びました」とか
「身近でおこった人の死は、いのちの儚さ尊さを幼い私に教えてくれました」など

 最後におっしゃいました。
『子供たちが、あんなおじいちゃん・おばあちゃんになりたいとモデルにするような生き方をしたい』
『いのちは時間、今の時間をどう使って生きるか・・・』

 3~4年前、新潟で講演会があり、夫と聞きに行きましたが、あのときと少しも変わらず、お元気なご様子でした。とっても嬉しいです。私が、もっとも尊敬する方のおひとりです。 
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