宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

6年「地域とつながる避難所体験学習」

2015年10月24日 | ブログ

昨日、総合的な学習の時間に行いました

目的 〇学校備え付けの非常用機材等の設置・操作・使用方法について学ぶ。

    〇大規模災害の発生を想定し体育館での避難所生活を体験する。

    〇避難所設営を通して地域社会に貢献する。

20名近くの地域・保護者・関係の方々が参観やお手伝いをしてくださいました。

また、10名近くの市関係者の方々が参観に来られました。

 

いよいよ、Start

宮原コミュニティの会の会長さんのご指導のもと作製した「防災かまど」が活躍します

火入れの準備中

カレーの準備中

会長さん、チェック中

 

 

本校防災アドバイザーの二階さんも

飯盒炊爨(はんごうすいさん)実施中

 

グツグツグツといい感じ

 

できあがるまでのひととき

 


『お手伝いしようと万全の恰好で来てくださっていた児童委員さんと(1学期に子どもたちが訪問させていただいた)訪問先の方。1回きりではなく、こんなふうにつなげていってくれると本当にうれしいと喜んでくださっていました。
ちなみに、今腰かけておられるのが、県ボランティアセンターが助成してくださったテーブルセットです。
歌☆キッズメンバーの保護者がデザインし、祖父が木材を加工し、キットとして用意してくれました。』
(有田市社会福祉協議会のスタッフが発信するブログ「未来への希望 福祉の種まき」よりこちらのブログにもたくさんいい写真が掲載されていますので、ぜひ合わせてご覧ください

ごはん、上手くできてるかな

 

 

一方、体育館では

コードに引っかからないようテープで止めて

付属品のマジックテープを付けてパーティションづくり

 

簡易トイレで、ハイポーズ

地域の方に説明中

投光器も自分たちで組み立てました

 

さあ、カレーが到着

 

本当の炊き出しのよう

 

待っている間のひととき

 

おいしい おいしい

 

 

おかわり おかわり

 

子どもも大人も

 

 

さあ、片付けです

本校運動場南側にある災害用の貯水槽の水を使ってみました。貯水槽と言っても、水道水なので、厳密には「貯水」ではなく、災害時にストッパーが働き、瞬時に大量の水が貯水される仕組みになっているそうです。

マンホールを開けてホースをつなぎます

 

水道局の方や関係者の方々が見学されました

 

パイプをつないで、簡易水道を組み立てます

 

貴重な水というシチュエーションで洗います

 

 

 

 

使い終わった汚れた水の通り道を作ります

 

この学習を通して、子どもたちは多くのものを得ました。

防災学習は、地域とのつながりがあってこそ成り立ちます。

最終的には、子どもたちの地域社会への貢献を目指しています。

防災かまどベンチづくりから始まったこの学習(詳しくは9月21日・7日・3日付のブログでご紹介しています。よかったらご覧ください。)、宮原コミュニティの会の会長さんを始めとして、様々な場面で、いろいろな形で、たくさんの方々にお世話になりました。

皆さん、本当にありがとうございました