‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

Der Frühling will kommen ! Mark & Till の旅 at 岡崎市シビックホール

2017-02-27 23:44:34 | More Mark Padmore
2月19日
前日のいずみホール「美しき水車小屋の娘」に続いて、明くる日の愛知県・岡崎市シビック・ホールという所で「冬の旅」を聴きました。


愛知県に住む、高校時代の友達と30年ぶりに再会。私の全着物を縫ってくれた、プロの和裁家でもある友達です。
左から、Till Fellner, me Akiko Sasayama, Rie Oguchi, Mark Padmore

     
名古屋駅より更に電車に乗って30分ほど、すごく地方へ来たという感じ。ホールは目に見えているのですが、冷たい向かい風がきつくて、なかなか到着出来ない…。
市役所と公民館が一緒になったような施設で、至る所にポスターが貼ってありました(^^;)。凄くいっぱい貼ってあるので、終ってから一枚もらえますか?と事務の人に聞いたら、駄目だと言われました。




このホールのプログラムだけ、ティルのソロがあり、ブラームスからシューベルトの「楽興の時」全曲に変更でした。
ブラームスは暗い感じの曲だったので、楽興の時の方が聴きやすいし、ポピュラーな曲も混じっていて、30分くらいあるので、ここへ来たお客さんは超ラッキーでした。
私は前日の”小川の子守歌”で、夢見心地の音楽で終っていたので、とてもいい続きを聴いてる感じでした。ティルのシューベルト・ピアノソロが初聴きで、綺麗な音とカンタービレで、どの声部にも気持ちが行き届いている、誠実な演奏に聴き惚れました。この曲集の最初と最後の曲が天国的な響きなので、「冬の旅」に入る前にホっと一息ついた感じでもありました。友人も「柔らかくて暖かい音やねえ~」と感想を言っていました。
このホールは、ステージが20㎝ほどの高さしかなく、一番前の席だったので、美しいお姿も目の前で見れて感激
ティルのシューベルトは、今年12月7日トッパンホールです

私は普段、素朴な古楽器の音に囲まれているせいか、モダン・ピアノの音は大抵ハードに聴こえて、あまり好きではないのです。古楽愛好家は、ピアノの音は、コンクリートの壁のように聴こえるとか、画一的な音が面白くないという人が多いのです。また多くのピアニストが鍵盤を叩いていると感じる、ルネッサンスの合唱で純正律でハモっている時などは、調律事態が狂って聴こえ、耳が拒否反応をしていた時も。
調律の違いの慣れから離れると、ピアノも聴けるようになってきました。そこでパドモアさんがご縁で、ティル・フェルナーという、ちょっと他のピアニストには無い、純粋で歌心に溢れたピアノを弾く人に出会って、モダン・ピアノもいいな~と思えるようになりました。

休憩を挟んで「冬の旅」が始まりました。ミューラーの詩による2番目の連作歌曲です。変化有節形式の曲が増えてくるなど、「水車小屋」から更に進化した、当時は斬新な手法で作曲されたものです。
「楽興の時」と打って変って、ティルのピアノは情熱的に感じました。冷たい雪と氷の下で燃えるパッションを感じる、お二人の熱演です。やはりパドモアさんは「冬の旅」に声の焦点を持ってきてたと思う、安定感がありました。私としては二日間に渡って、一つの大きなプログラムを聴けた感で、とても満足でしたが、二日で違う曲を演奏する、パドモアさんも凄いけど、ティルは3つのプログラムを、完璧にこなしている(?_?)。

「冬の旅」の音楽は、その聴く時の自分の状況によって、毎回違う発見があるというか、深い音楽です。シューベルトの人生に直結するとだけ考えると、病魔と闘い、死へ繋がる音楽と感じますが、多くの人の人生の歩みと捉えると、生きることの困難さ、葛藤が描かれている、共感の音楽です。誰かや自分があることで悩んでいたり、迷いの中にあれば、ああ、まるで冬の旅のこの場面だ、という捉え方が出来るのです。主人公の行き着く先は「ライヤー廻し」で曲は終わりますが、その先主人公がどうなるのかは”?”です。ライヤーは回り続けている…、主人公はひょっとして、失恋からも立ち直り、またそこから去って、暖かい春を迎えるかもしれない。ミューラーもシューベルトも、若くして亡くなりましたが、誰かわからないけど、この若者はまだまだ先の人生があるかもしれない、きっと幸せな未来があると思いたい。

そんな事を感じながら、パドモアさんの歌を聴いていました。友達は「冬の旅」が初めてだったそうですが、やはり「高音が凄い綺麗やねえ~」と、マークの高音は特別です
パドモアさんの「冬の旅」は、初稿譜による高いキーを選ばれていますが、それは24曲中の5曲が現代出ている楽譜と違います。
6雪解けの水流、10休息、12孤独、22勇気を!、24辻音楽師 です。IMSLPで一つ出ています。winterreise score で検索。
辻音楽師はイ短調→ロ短調(♯♯)、シャープは十字架を表すともいわれますが、バッハのロ短調ミサの第一曲目ですね。
シャープ系が合っている、最後の”drehn?”と高く伸ばす音が、ファ♯の音となることによって、厳しい運命を感じます。

友達にお勧めのCDは何?と訊かれ、彼女はピアノを習っていたこともあり、インベンションくらいまで進んだと聞いて、思わずティルのインベンションの入ったCDを勧めて、買って帰りましたが、次の日にパドモアさんのCDもやっぱり欲しくなって、インターネットで探したけど、みんな売り切れやねん(;'∀')て言ってきました。私も我ながらコンサート会場でないと、解説や対訳が付いたものが手に入らないのに、何故勧めなかったのか、自分が不思議になり、また東京も行くから、残ってたら3枚とも買っとくわ~。




オペラ「蝶々夫人」などは、着物を着たお客がいっぱいらしいですが、リートのコンサートでは殆ど見かけませんね。
何故着物かって?日本に来たという思い出になってくれたらいいな~という思いです(*^^)v。









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Der Flühring will kommen ! Mark & Till の旅 at いずみホール

2017-02-25 01:36:46 | More Mark Padmore
春が来る前は、気温の変動が激しいものですが、特に今年の2月は大雪があったり、20℃近い日があったりと、極端な温度変化の中、
マーク・パドモアティル・フェルナーによる、日本公演ツアーが行われました。

2月18日
大阪・いずみホールのシューベルト・シリーズの三大歌曲集のラスト「美しき水車小屋の娘」を聴きました。


私としては念願の大阪公演で、パドモアさんは初のソロで、ティルは、いずみホール・デビューでした。


いずみホールの三大歌曲を全部聴きましたが、やはり一番お客さんが多かったです。
パドモア・ファンだけど、わざわざ東京までは行かない、という方が結構関西にはいらっしゃるのです。
それと「水車小屋」が唯一ここだけだったので、両者のファンで他府県から来られている方も多かったようです。
14日の横浜・みなとみらいホールの「冬の旅」が満席だったようで、その勢いの流れというのも感じました。

パドモアさんを初めて聴いて魅了されたのは、いずみホールでの「マタイ受難曲」(ヘレヴェッヘ指揮・コレギウム・ヴォカーレ)、「オルフェオ」(パーセル・カルテット)だったので、また来てくれないかな~と首を長~くして待っていたのですが、待てども待てども、いずみホールどころか、日本に来てくれませんでした。
すっごく失礼なことだとは思いますが、イアン・ボストリッジ&ジュリアス・ドレイクが「水車小屋」でいずみホールに来た時に、パドモアさんの代わりだと思って、聴きに行ったことが…(^-^;。

シューベルトが手掛けた、ヴィルヘルム・ミューラーの詩による最初の連作歌曲で、有節形式の聴きやすい曲が多く、ピアノも歌のメロディーも美しい。主人公の粉屋の徒弟の気持ちに寄り添う小川や、山、花、星などの自然描写や、物語の風景を、ティルがどんな風にピアノの音を響かすのだろう、という楽しみも多いにありました。
緑の山の中、小川のせせらぎに乗って、ワクワクと歩いてくる若者の足取りの如く力強い音、優しい小川の清らかな流れを、以前聴いた時よりも、更に表情豊かに弾いていました。出だし随分荒々しいと聴こえた人もあったようですが、あまり大人しいのも面白くない。この人のドイツ的な響きは、ベーゼンドルファーでも良かったのではないかと言う声もありましたが。
弱音の美しさも更に綺麗で、音量の幅や音色の多彩さも、深みを増していると感じましたし、全ての曲が満足でした

パドモアさんは、今回「冬の旅」が多いというか、先にもあったので、中間音に焦点があったように思いました。多くの初めて聴く人は、やはり高音が凄く綺麗やね~と第一印象は持たれるようですが、声楽を体感的に聴くと(ハイ・テノールなのでなんとなくわかる)、ファルセットに持っていった時に、安定さすのに苦労されてるように思いました。管楽器は近いかもしれません、中間音や低い音を充実させようとすると、高音が出にくくなるし、高音ばかり出してると、低音が出なくなったりするものです。人間の身体は日々違うのは当然なので、声の安定よりも、より語り部的な表現に重きをおいておられるとも感じました。いずみホールは、リートにはちょっと広いかなとは思いますが、極弱の声を出されると、よけいぐっと惹きつけられ、ティルも即座に対応していました。

リートは詩を朗読するように、語り歌う。シューベルトはそのバランスが最適で、イントネーションどうりの音型なのに、メロディーとしても美しい。”歌曲の王”と言われるの所以がそこにあると、師匠から教わりました。
色々と物語が進んで、終りの2曲の美しさは、このコンビの真骨頂だと思いました。最後に主人公は小川に沈み亡くなるので、パドモアさんは、ピアノの椅子の前あたりで横を向いて、小川になって、姿の無い少年に歌いかけるといった感じでしょうか。色んな演出があるんだな、と思いました。ポール・ルイスとの時は、完璧にスポットライトがピアノだけになり、暗闇の中で歌われて、ポールの青いシャツが、本当に小川らしかったです。
揺り籠のように癒されるピアノと、優しい子守歌に乗って、少年は安らかに眠り、天国へ行きました。(つづく)


音楽だけでなく、ほんと絵になる二人です

   サイン会も凄い人気でした。


この日は着物で車を運転して行きました(^-^;。殆ど着物の人いないんですけど、けっこう沢山の人に、この演奏会は着物を着るに値する、いい演奏会だわ~と言われました(*^^)v。






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2月の初辰さん

2017-02-15 23:42:43 | 初辰さん
明日、明後日と極端にまた春のような暖かさになるようですね
雪こそ積もりませんでしたが、先週は今シーズンで一番寒く感じました。寒さのせいで、給湯器のお湯が出なくり修繕しました。
やはり寒いと、点火する時に頑張って温めようとするので、負担がかかっていまうのだそうです。
トイレもウォシュレットが止まり、便座も冷たくなりました。便座に座った時に冷たいと、めっちゃ悲しくなります(;´・ω・)。
でも少し暖かくなると、便座が温もりだして、今日からウォシュレットも復活して来ました。こちらも寒いと頑張るのか、それとも単に古くて壊れかけてるのか、気まぐれなトイレです(^-^;。

2月10日
ブログが前後してしまいましたが、雪の予報も外れ、無事友達は車を運転することが出来、住吉大社の初辰まいりに行けました。


種貸社の可愛い梅の花は、それでも咲きだしていました。


吉祥殿の今月の打掛は鮮やかな赤。


寒くて風もきついけど青空です。

  
FBで友達の野菜屋さんと。今月も車を運転しないので、酒が飲める(*^^*)。田植えの時、害虫駆除のために、御神田に放たれた鴨だろうか?


雪が積もる予定だったので、深井のメープルタウンには、融雪剤が撒かれているのですが…。


何故か大きな音符などの飾りを付けている、サンパレスの木も冷たい風に揺れていました


今月の初辰さん。やはりこの時期のパンも誘惑的…。


ベランンダの花達も、極端な気温の変化に、咲いたり蕾んだりしています(^-^;。
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♡ Happy Valentine ! ♡ でもインフルエンザが大流行!

2017-02-14 09:06:53 | 歳時記
今日はヴァレンタイン・デーですね
連日、西日本の北の方では、異常なくらい雪が積もっているニュースがながれますが、大阪の南の方は雪すら殆ど降りません。
ただ、インフルエンザにかかっている人が物凄く多く、至る所で咳をしている人に会います。マスクをして防御するしかないですが、お医者さんの話では、今年のワクチンは、大きく型が外れているのだそう。何百というウイルスの中から、だいたい流行るであろうと思われる5つくらいを選んで、毎年予測を立てて作られるので、勿論外れることがあり、ワクチンを打ってるのにかかってしまうのは、ワクチンと違う型のウイルスに感染しているか、たとえワクチンを打ってても、かかることはかかるそうで、その症状が少し軽くなる程度のものなのだそうです。


可愛い黒板アートを見つけました。泉北の有名ケーキ店「T.YOKOGAWA」本店の喫茶コーナーに飾ってあるものですが、私の憶測によるとパティシエ・横川氏(元テレビチャンピオンのグランド・チャンピオン)によるものではないかと思われます。メニューも黒板に手書き、トイレの中にも黒板に思いっきり絵が描いてあって、サインが書かれていたからです。
季節が変わると、絵も変わるのかな~?また違う季節に行って、確かめてみたいです。


その喫茶で、私の大好きな苺パフェを食べました🍓。チョコも付いてるし、これからの季節が一番スウィーツの誘惑に負けるので危険です(^-^;。


猫の絵クッキー(セブンイレブン)(=^・^=)。

カトリックでは、365日の聖者の記念日があり、2月14日は”聖ヴァレンチノ”の日です。
ヴァレンチノは病を治す力があったそうで、お医者さんのような存在ですね。ヴァレンタイン・デーは、日本のチョコレート会社の商戦略から始まりましたが、インフルエンザや風邪が流行るこの時期には、案外合ってるのかもしれませんね。
詳しい説明は、カトリックの聖者カレンダーが載ってるサイトがあります。
http://www.pauline.or.jp/index.php

イタリア初期バロックの作曲家、タルクイニオ・メルラ「Gaudeamus omnes」という宗教曲がありますが、歌詞の中に、謎の”N”と書かれた部分があるのです。CDなどで聴いても、歌ってる人全員が、違う名前らしき言葉を入れていて、それもなんて言ってるのか、聴きとりにくい。
レッスンを受けたり、クリスチャンの詳しい方に聞くと、それはNameという意味で、ここにキリスト教聖人の名前を入れて歌うということだと解りました。
それは、その歌う日の聖人の名前を入れたりするのですが、365日いつでも歌える歌を作って、楽譜を売ろうという、こちらもメルラの商魂がうかがえます。ちなみにメルラは、ヴァイオリニストでもあり、ヴァイオリンの曲も多いのですが、歌曲もとてもいいメロディーのものが多いのです。

”聖アンデレ”の日にコンサートがあって、アンデレの名前を入れた演奏の動画です。
アンデレは、X型の十字架にかけられ殉死したことから、アンデレを守護聖人とするスコットランドは、X十字の模様です。スコットランドがUKから独立してもいいかという、住民投票がありましたが、もし独立したら、ユニオンジャックから青地に白の斜め十字が無くなり、とても間の抜けたイギリス国旗になってしまうところでした。何年か後にはEU離脱がありましたが…(^-^;。

T.メルラ 全ての者よ主に向かいて喜ばん (Tarquinio Merula "Gaudeamus omnes")


もしヴァレンタイン・デーに、この歌を歌うとしたら、聖ヴァレンチノという名前を入れることが出来ます(*^^)v。
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ルヴァンのパン屋さん、お世話になり有難うございました。

2017-02-12 17:22:31 | 日記
この一週間は大雪の降る大寒波インフルエンザも猛威を振るっていて、連日ピアノの生徒さん達から、学級閉鎖の話しを聞きました。
こういう気候の時は、結構お葬式も多く、近所の親切だった「ルヴァン・ルヴュール」というパン屋のご主人が亡くなられました。

病に侵されて、昨年の夏からお店をたたまれていましたが、お葬式の時に奥様聞いた話し、なんと昨年暮れのクリスマス・コンサートを、一時退院されていて、聴きに来てくださったのだそうです。休憩無しでしたので、やはり途中でしんどくなり出られたそうで、全曲聴けなかったことを、とても残念に思い、最後まで私の歌をもう一度聴きたいと言ってくださっていたそうです。

いつもチラシをお店に置かせていただきましたので、時々、特に古楽のコンサートに来てくださいました。
近眼の上、間違えてはいけないと余裕がありませんでしたから、まさかコンサートに来てくださっていたとは知らず、そんなことを言ってくださっていたとは…。知っていたら、録音をCDにして、すぐに送ってくださったお客様もいたのに…、と後悔しきりでした(T_T)。

泉北ニュータウンで、指折りの美味しいパン屋さんで、天然酵母、無添加にこだわったパンを、ひたすら作られて、奥様がお店に立ち、喫茶コーナーもありましたので、地域の人達の交流、出逢いの場でもあり、芸術をこよなく応援してくださっていました。
絵画も無料で二週間展示させてくれましたので、予約が何年先にも埋まるほど、うちの娘も絵の展示をさせていただいた時、幼稚園の先生や多くの人が観に来てくださり、教育冊子の表紙絵もお願いされるような、貴重な出会いもありました。

女の子の等身大の絵ばかりなので、ご主人がまだ暗い早朝、一人で仕込みに店に入ると、まるで生きた女の子達に見られているようで、ちょっと怖かったというお話しもされていました。
子供が小学生の時から大人になるまで、親子でたいへんお世話になりました。もうあのパンを二度と食べられないのかと思うと残念ですし、お仕事を辞められても、楽しい老後を送っていただきたかったです。


坂ノ咲由平「You can become free anyone」という作品と、ご主人に聴いていただきたかった、ヘンデル「9つのドイツ・アリア集」全曲を掲載させていただきます。

ヘンデル「9つのドイツ・アリア集」全曲 G.F.Handel 「Neun deutche Arien」HWV202-210


心からご冥福をお祈りいたします

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Mark & Till 日本ツアー、来週から。

2017-02-07 22:17:26 | More Mark Padmore
マーク・パドモアティル・フェルナーのシューベルト歌曲、5公演が来週から始まります


2017年2月14日、横浜・みなとみらいホール。素敵なチラシですね。


2017年2月18日、大阪・いずみホール


2017年2月19日、愛知県・岡崎市シビックホール


2017年2月21日、福岡県・アクロス福岡シンフォニーホール


2017年2月22日、東京・浜離宮朝日ホール。猫の日ですね(=^・^=)。

今回多いので、全部は行けませんが、なんかワクワクしています。日本に住んでいても、これだけの移動は、体力的に大変そうですが、頑張っていただきたいです
最近改めてトッパンホールで行われた、三大歌曲集の衛生ラジオ放送の、ライヴ録音を聴いていますが、ティル・フェルナーのピアノは、リートの理想的な演奏だと思います。例えば有節歌曲の場合、次に来る詩の内容を表す前奏、間奏をピアノで表現するのです。
「水車小屋」では、小川がさらさら流れる間奏、水車がゴトゴト回る間奏、石臼が重たいというような間奏を、詩の前のピアノで表しています。「冬の旅」の”おやすみ”もほぼ有節歌曲ですが、間奏がみんな違う表現をしています。そして自然なカンタービレで、素朴で無骨な雰囲気のドイツ的な響きがします。
パドモアさんは、言葉を語りながらも滑らかな歌唱。発音も美しく丁寧に歌いあげられています。
シューベルトの”天使性”を、個性は違いますが、美しい声、美しいピアノの音色で、二人とも共通に持ち合わせていると思います。ティルの落ち着き、透明感のある世界が、パドモアさんの熟練の歌唱を支えるでしょう
でも、それからは時も経ち、ますます息を合わせてきていますので、また新しいシューベルトが聴けるのではないかと、期待をしています
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🌼ベランダは春の花に替わりました🌼

2017-02-03 23:38:12 | 花便り
今日は節分でした。明日は立春
2月になって少し日が長くなり、コンテナ・ガーデンもすっかり春の花に代わってきました。


四季咲きの蓮華ローズと、ハンギングにして、垂らしてみた三色のバコパ。この時期は日が長くなっても、気温は低いので、一度咲くと長く咲くのも特徴です。


ピンクの桜草


青い桜草は新種と思いきや、白い桜草にスプレーをかけて、売られていました(^-^;。


でも綺麗だから、買ってしまいました。




ブルー系のヴィオラ


フリル・ヴィオラ


白いパンジー勿忘草。ピュアーな組み合わせ


やっぱり黄色系も入れたい。


ハンギングは花にとって快適そうです。この春は淡い優しい色合いのヴィオラアリッサムで。


ストロベリー・ミルク系。


ブルー・バルーンという可愛い丸い花。




スノー・ポールや、京ヴィオラなど。


シュガーパインは、レースのカーテンのようです。


一昨年買った、ガーデン・シクラメンですが、夏はほったらかしといたのに、秋に葉っぱが茂ってきて、ちゃんと花を咲かせました


年末に出てたプリンセチアですが、年が変わるとだんだん枯れると思っていたら、よほどこの窓際が快適なのか、新芽が出て茂ってきました(^-^;。


チューリップの芽は、今こんな感じ


最後に集合写真です。





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冬なのに、成長し続けるトックリラン…(*_*)。

2017-02-02 22:38:01 | 花便り
大寒波で大雪に見舞われた地域も多かったのに、何故か大阪の南の方は、全く積もるどころか、数分間雪が少し降っただけです。
雪で大変だった地域の方には申し訳ないのですが、ちょっとがっかりでした。子供達も楽しみにしてたのに…。金剛山でさえ15㎝くらいだったそう




ベランダで育てている”トックリラン”が、なんとまた新しい蕾をつけています。
夏に花が咲いたので、南国の植物だと思っていましたが、これで3本目の花となりました。




鉢も狭そうなので、また一回り大きなものに、植え替えようと思いました。


ムカゴというのか、子供もどんどん増えています。


古い鉢から、なかなか抜けなかったのですが、凄い根っこが張っていました(;'∀')。




今度はちょっと高く上げて設置してみました。
ちょっとオシャレかも…(*^^)v。どこまで大きくなるのか、楽しみでもあります。

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