‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

メープルちゃん、キーボードと共演♪

2016-06-27 22:55:08 | My Consert
6月25日
アンサンブル・シュシュの鍵盤奏者、岡本裕美さんのお母様がお世話係をしている、老人会のイベントに演奏に行きました。




ピアノの無い所だったので、岡本さんのキーボードと、ハープのメープルちゃんを持ち込んでの、歌のコンサートになりました。





 ハープとキーボードの音を色々ミックスしたり、ピアノと歌だけの曲などを選びました。


アイリッシュの曲の他に、以外と面白かったのは、なんと石川啄木の短歌で有名な「初恋」でした。機能的にアイリッシュのメープルちゃんは、私の実力と共に、調号の多いものは避けたいのですが、この曲はヘ長調なので、ヘ長調調弦をしておけば、ほぼ臨時記号もなしで弾けてしまいます。

「初恋」石川啄木&越谷達之助





ハープで出来そうにない曲は、本格声楽曲も混ぜて。キーボードなので、色んな音色はあるのですが、手で強弱がつけられないので、ピアノ伴奏曲は少し辛いものがありました。でも畳敷きの部屋でしたが、けっこう響いてくれました。
畳に皆さん座られるのかなと思っていたら、椅子が置かれて足も楽そうでした。でも2階に階段で上がらなければならないので、杖をついてでも、なんとかそれが出来るご老人達です。この健康状態をキープしていただきたいですね!




後半はまた、季節の日本の歌などを、皆さんで合唱しました。ドレスも紫陽花系の色合いで
クラッシクの音楽会は、初めての出し物だったそうで、とても静かに聴いて下さり、癒されましたとおっしゃっていただけました


お昼ご飯に、手作りランチョンマットを敷いていただき、みなさんへのお土産でもありました。私達もいただき、早速家でも愛用させていただいています(^-^)。

会館の敷地内には、地車(だんじり)の倉庫が!
この地区の地車の宮入をする神社で、私はお宮参りをして、秋祭りにはだんじり祭りを、楽しみにしていましたので、めちゃくちゃ懐かしい場所でした(#^^#)v。

🌼アガパンサスだらけ🌼

2016-06-23 19:30:13 | 花便り
紫陽花もとても綺麗ですが、今最も元気よく咲いているのが、アガパンサスです。


おそらく人工的に、歩道の脇などに植えられたのでしょうが、球根性で勝手にに増えていくようで、雑草のごとく多く生えています。
リコリスと同じように、彼岸花の水色バージョンのような花の形。でも葉っぱは生えていますし、今の時期はとても涼し気な色で、花というのは、つくづく季節に相応しい色合いが咲くのだな~と感心します


ここは本来、紫陽花通りとされて、紫陽花がたくさん植えられていて、アガパンサスはその脇役的な存在でしたが、今ではその紫陽花を凌ぐほどの勢いで、咲き誇っています(^-^;。

      


どこもかしこも、アガパンサスだらけです。


よく見ても可愛い花です
















紫陽花とのつつましい組み合わせだったのですが、猛暑日があったりして、紫陽花は少しお疲れぎみ。
炎天下でも、アガパンサスは元気いっぱいみたい(^-^;!






和菓子屋「むか新」の外には、渋い額紫陽花や、地味な色の紫陽花が。中には、なんと氷づけにされた紫陽花がありました。(でもこれは造花だそうです)


「むか新」の特選ゴールド”みどり”というお茶は、冷茶にしてもめちゃめちゃ美味しい!もう七夕菓子も出ています

ティル最新映像♪

2016-06-20 10:03:35 | More Mark Padmore
マエストロ・ブロムシュテットオーケストラ・ドゥ・パリの練習風景の動画を見つけました。嬉しすぎる(*^_^*)
梅雨のうっとしい暑さから、少しでも逃れよう…。でもティル熱は上がるばかり…

(Répétition) Le Concerto pour piano n° 5, "L'Empereur", de Beethoven joué par Till Fellner


やはり姿勢がいいし、腕の使い方など弾く姿は、ピアノを習う子供達に、とても参考になると思います。
 ベートーヴェン好きの子供にも、お勧め映像です

🌼合歓の花🌼

2016-06-19 19:54:02 | 花便り
梅雨真っただ中になってきました。泉北の木は巨大なものが多く、合歓の木も大きなものが多いです。


幻想的な細い線状の花は、多分丸く咲いているのですが、のような形に見えて涼しげ。


このくらいのものは、ざらにある。








この木は池の淵に立っているので、枝が池に伸びて、水面に映る緑も美しい。

お田植神事

2016-06-17 23:47:14 | 初辰さん
田植えの季節を迎えていて、あちらこちらの田んぼには、青い苗がすでに植えられてる所や、これからという水を張った田んぼが増えてきました。
6月14日は、住吉大社のお田植神事で、初辰まいりなどでもらえるお米の田植があり、初めて観に行きました。


早乙女という、赤いタスキをかけた女性が、昔ながらの方法で、手で早苗を植えていくものです。

   
この日は車が使えなかったので、電車で行くことにしました。住吉東駅から神社へ向かう道は、史跡や昔ながらのお店、お寺などが多く、いい雰囲気です。


浅澤社あたりに着くので、普通の初辰まいりとは逆から、回っていきました。楠捃社お稲荷さんの前掛けが、新しくなっていました。


前日から朝にかけて雨が降ったので、緑が洗われて、太鼓橋の水に映る景色もいっそう鮮やか。


田んぼを鋤く牛さんが。真っ黒で可愛い~


田植えは午後からなので、先に昼食を。今月の初辰さんです。

    


観客も多いけれど、大人から子供まで、地元の人達が総出ではないかと思われるくらい、時代装束を身にまとった人達が、田んぼの周りを歩く。さっきの牛さんは田んぼに入れられて、最初は驚いて暴れていましたが、しばらくしてから落ち着いてきて、上手に道具を引っ張って、歩いていました。



 田んぼの中に設けられた舞台で、田植の間様々な舞が披露されます。


今は機械を使うことがほとんどなので、慣れないながらも、頑張って田植をする早乙女たち。


女性だけでなく、男性も植えていました。
半分くらい植えられた所で、レッスンがあるため帰り、小鴨が放たれる所までは、観られませんでしたが、梅雨の晴れ間でけっこう涼しくて、田植にはばっちりの天候でした










トックリランが”はばかり”に。

2016-06-11 22:04:37 | 葉っぱ物語
去年の夏、トックリランの赤ちゃんをいただいた、生徒さんのお父さんに、花は咲きましたか?と聞かれました。




そして、そのお父さんの親トックリランは、葉っぱは殆どなく、見事に花を咲かせていました。
でも大きさは完全に、うちにある子供の方が大きくなっている…(*_*)。




もらった時と比べて、50倍ぐらいには大きくなっているにもかかわらず、葉っぱばかり伸びて、花はいっこうに咲きません。
またやってしまったか…、葉ばかりさん(;^ω^)。他の花を咲かせている植物に、栄養をあげるのに、水に液肥をまぜてやっているのですが、ついでにトックリランにも、栄養の入った水を与えてしまい、やはりぬくぬくと育ち過ぎて、ちっとも蕾をつけないで、巨大化してしまったのです。
これからは、トックリランには、水しかやらぬ


種を撒いたら、100%芽を出す風船蔓は、種を撒いてから、一週間もしないうちに、本葉になっています(^-^;。
蕾をつけるまで、水しかやらないぞ~

煙の花?

2016-06-10 08:39:27 | 花便り
和泉中央のイタリアン・レストラン「ルージュ・トマト」へ行ったら、不気味な花を咲かせている木がありました。










調べたら、スモーク・ツリーと書いてあり、本当に煙か霞のような、綿菓子のような花です。
夏には、こういうちょっとお化けっぽい花も咲きますね。




相変わらずのボリュームですが、まだ季節のタルトに、苺のジャンボ・タルトがあって、やはり頼んでしまいました(^-^;。
これを最後に食べることを計算して、注文しなければいけないな、とつくづく思います

🌼ルリマツリが咲きました🌼青と白の花々。

2016-06-09 20:46:43 | 花便り
ベランダのコンテナ・ガーデンでは、百合が終わり、ルリマツリが花を咲かせました








去年、青と白を植えたのが、冬越しをしをして、枝が伸びて、見事に花を咲かせました。蕾もいっぱいついています。
百合は最後の一輪で、いよいよ夏がやって来ます。




ブルー・スターはけっこう花数が増え、何やらサヤのようなものが出来ていました(゜д゜)。だそうです。




クチナシ。香りのいい白い花が、この時期咲くんですね。


植えている人も、名前を知らないという、綺麗な可愛い白い花です。


ミリオンベル系の花で、レモン・スライスストロベリー・スライスという、名前も可愛い花です




草刈りの前に、高砂百合を刈ってしまわないように、「ゆり」という立て札を立てる方が。
今年のお盆も、咲くのが楽しみです!


甘やかなスペインの歌姫でした~ラケル・アンドゥエサ&ラ・ガラニア♪

2016-06-05 00:25:36 | Music
6月4日
兵庫県芸術文化センター・小ホールにて、初来日というソプラノのラケル・アンドゥエサ&アンサンブル・ガラニアのコンサートに行きました。
器楽は、ギター(ピエール・ピルツ)テオルボ(ヘス・フェルナンデス・バエナ)の通奏低音のみでした。







Youtubeで観て聴いたところ、バリバリのスパニッシュな雰囲気だけれども、声は清楚でいい感じ。ギターとテオルボという編成もいい感じがしたので、アンサンブル仲間と聴きに行くことに。

スペインや、イタリア、リュリ(フランス)などのの世俗歌曲でしたが、今までに聴いたことのないような、心地良い歌声。太い声でもなく、高音がヒステリックになることもない、中間音がよく開いた声で統一されており、少し低くなる所は胸声に持っていかれ、甘やかな独特の歌声でした

ギターとテオルボという、スペイン的な撥弦楽器がまた、歌に寄り添うのに相応しい。とても繊細なギターと、低音を補うテオルボの粋で息の合った演奏も、聴きごたえがありました

プログラムの前半は「狂気」と題された、スペイン語による歌曲で、恋に狂った男や女のセクシーな歌や、罪を着せられ、牢獄で拷問を受ける歌など、狂ってるようなものばかりでしたが、この世の常を官能的だけれども、上品さを持って歌われていました。サンスの有名な器楽曲も上手くて、カッコいい!

後半は「苦悩」と題された、イタリア初期バロック歌曲の、有名なものが歌われ、知ってる曲が多いだけに、ラケルさんの上手さを堪能しました。
「ポッペア」の乳母の子守歌など、メゾの歌も熟されるのだな~と思いました。
苦悩の歌は、ドラマティックな表現も感動を呼びますが、しっとりと、どこまでP に落とせるかというぐらい、静寂の世界に持って行かれることが、たいへん美しく、曲を追うごとに、聴衆もどんどん惹きつけられていったという感じです。

音楽的に感じたことは、通底は安定した、揺るぎないテンポで演奏されていて、それに乗りながらも、ドラマ性のあるレチタル・カンタンド(語り歌う)で、自由に優雅に歌われていました。そして和声の移り変わりに合わせて、旋律もよく歌い分けておられ、感情の起伏が分かりやすく、とてもコントロールの利く歌い方は、大いに勉強になりました。

自分が選んで行く演奏会がそうなのか、世界的な流れなのかは分かりませんが、声楽のコンサートでも、器楽のコンサートでも、音量が大きいということよりも、どこまで繊細に音量を落として聴かせるか、ということに重きを置いている演奏家が多い、またお客もどこまで、その繊細な表現を理解出来るか、という雰囲気になってきているように感じます。あくまで私個人の好みであって、大音量を求めるコンサートや、お客さんもまだあるのかな?とは思いますが(^-^;。
後半プログラムの”怒りよ、勇敢な王者よ”は、チャッコーナ”あなたなしでは生きられない”という楽し気な歌に変更でした。
ラケルさんは、熊本大地震にも心を寄せられ、アンコールには「五木の子守歌」も歌ってくれました。日本の民謡も、ギターやテオルボの響きによくマッチしていて、その心遣いにまた感動したのであります(;_:)

     
バロック・ギターにサインをしてもらって、とてもハッピーな久保田夫妻。ギターをちょっと弾いてみるピエールさん。


これは私のカメラで。左から、私笹山晶子、テオルボのヘスス・フェルナンデスさん、久保田麻衣子さん、久保田夏男さん、ラケルさん、ギターのピエールさん。


ラケルさんのスマホで撮った写真。ラケルさんツィッターより。

Youtubeより。
Raquel Andueza y la Galan�・a, con Monteverdi







タルクイニオ・メルラの宗教曲「ペガススの曲集」。ペガサスの折り紙のジャケットが可愛い。
ヴァイオリンの名手でもあったメルラは、声楽作品も素敵なものが多く、宗教曲を網羅したものは珍しいようです。
メルラが好きなので、最初に買ってしまったのですが、後でラケルさんのソロ・アルバムを買いに行った時には、全て売り切れていました。こちらは今回のプログラムとは違って、重唱が主に入った、また違うラ・ガラニアの雰囲気です。テオルボの通底がやはりいいですねM-19429-2014

 エンリコ・オノフリも来る!緑がバックでいい感じです。ホールを出て、駅へ向かう歩道で、凄いコスプレ猫が(=^・^=)!


飼い主さんと一緒に、いつもここを散歩してるのだそう