‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

ミュズィク・ドゥス、京都公演 ①🎶

2019-09-30 00:49:54 | My Consert
今日で9月も最終日、明日からいよいよ消費税10%が始まりますね(;´・ω・)。
なんやかんやと踊らされて、買い物をしてしまいましたが…。
ブログは約3か月前の出来事になってしまいました。

7月7日、フランス・バロックの宗教曲を中心としたプログラムの演奏をする「ミュズィク・ドゥス」京都産業大学・神山ホールでの演奏会でした。


今回は二重唱に、フランソワ・クープランの「マニフィカト」、そしてド・ラランドのルソン・ド・テネブルのソプラノ・ソロを中心としたプログラムで、前回のF.クープランの「ルソン・ド・テネブル」に関連づけたようになりました。
神山ホールは、京都一響きがいいと言われていますが、大学の講堂で一般に貸し出されているわけではありません。




リコーダーと最近テオルボを始められた、同大学の竹内茂夫先生が関係するコンサートで、使わせてもらえるのです。


大学の講堂なので、とてつもなく広いのですが、音楽を演奏するのにとても良い響きで、お客さんは舞台上で聴いてもらう形になりました。チェンバロ調律をする、太田賀之さん。舞台も広い…。

響きの良さを知っていただくのに、竹内さんのリコーダー・ソロ、デュパールの演奏動画を掲載させていただきます。録画は太田さんのものですが、響きが良すぎて、舞台を歩く軋み音まで入っている次第です。
C.Diupart 6 Suitte ; Six Harpsichord Suites for Violin or Voice Flute and Continuo

本当のトックリラン

2019-09-19 21:24:38 | 花便り
久々のブログ復帰です。
色々気ぜわしい事ばかり起きて、放置しているうちに、すっかり季節が秋めいてきました。
車の買い替え、インターネット回線の変更、父親の眼の手術に付き合う、などの間にコンサートの練習、夏休みのピアノ・レッスンが超不規則になってしまったことなどで、ブログを書く時間が取れませんでした。


トックリランのことで、コメントをいただいたことで、音楽仲間で植物に詳しい人が育てている、本当のトックリランの写真を掲載します。これで15年くらいだそうです。


これはウィキペディアに載っている、かなり大きなトックリランです。
最初トックリランです、と言ってもらった可愛いオーニソガラムが、こんなにも巨大化するのかと思って、ネットで色々調べていると、オーニソガラム・コーダツムの写真が随分トックリランと言って写真に出ていましたので、可愛い名前のトックリランと言うことにしました。
しかも子供が「ポックリランです。大事に育ててあげてください」と手紙を付けていたので、よけい本当の名前を言いづらくなりました。ちょうどレッスンで「おうま」の曲をやっていて、「ぽっくり ぽっくり 歩く~♪」という歌詞から、その子はポックリランと思い込んでしまったのでしょう。


わが家の育ち過ぎたオーニソガラムは、昨年の大阪を直撃した、台風21号で鉢から抜け、そのまま土をむき出しに放置しているにもかかわらず、春にはたくさんの伸び~る花をさかせました。
今年の台風15号で、現在千葉県が大規模停電になり、凄い被害になっていますが、大阪は3日間くらいの停電が狭い範囲であっただけでした。それでも神社の石の鳥居が倒れる、大きな木が”根返り”といって、根っこから倒れるくらいの、激しい風でした
千葉県の一日でも早い復旧をお祈りします。


オーニソガラムの花と他の花のコラボもなかなか綺麗な初夏のベランダです。

YouTubeで見つけたのですが、ロナルド・ブラウティハムというフォルテピアノの名手が、温室の中でベートーヴェンのピアノ・ソナタ「告別」を弾いているもので、ピアノの細い先の方に、おそらく大きくなったトックリランかと思われる植物があります。
「告別」という題は、第1楽章の出だしの所に、ベートーヴェンが「Lebewohl(さようなら)」と楽譜に書いていたことから付けられました。
このベートーヴェンそっくりなピアニストさんの演奏は素晴しいし、来年はベートーヴェン生誕250年で、盛り上がりそうですね!
でもどうして楽器にはあまりよろしくないような、湿気の多そうな温室でピアノを弾いてるのでしょうか(^▽^;)?

Ronald Brautigam - Beethoven/ Pianosonate nr. 26 'Les Adieux' (Live @Hortus Botanicus Amsterdam)