もしも、このブログを毎回読んでくださっている方がいらっしゃるなら、今頃「いったい、青はどこにいったんだ?」と思われていることでしょう。もしかしたら。もしかしたら、覚えていないかもしれませんけど。
「ブルーな思い出」で、ブルーな思い出続きます、と書いたのに、いつ続くの?と、思いませんでしたか?
ようやくきました。そうです、続くブルーとは、青森の青でした!正確には青森県の青ではなくて、青森県の中にあった青なのですが、こうなったら青森県の青でもいいや。とてもよかったです。書かなかったのは、もったいぶっていたのですよ。自分の中でですけど。でもようやく書こうと思ったら、すでにいろんなことを忘れ始めていることに気が付いて、焦ります。そうだ、自分の記憶力をあてにしてはいけないのだった。あーあ、早く書かないから。
青森旅行は少し遅めの夏休みに行きました(何回夏休み取ってるんだ?と思われてしまいますね……一回一回はとても短いのですよ)。最初は新幹線で行こうと思ったのですが、行きたいところがたくさんあって、青森県内でもかなり移動することになりそうだったので、東京-青森間は短くすまそう、ということで飛行機で三沢空港へ。羽田で三沢空港行きの飛行機を待つ人々の中には外国人、しかもアジア系ではなく白人や黒人の人が多くいて、へぇーと思いましたが、考えてみれば三沢には基地があるのですよね。こういうことも、やはり実際に行くと急に頭に入る、というか情報が生き始めます。地図が頭に入るし。そうそう、だから計画好きな夫にお願いせずに、一応、私が計画しました。とても苦手なことなのですが。違った。とても苦手なことなので。でも早めに計画しすぎて、あとはほったらかし、にしてしまったので、「今日はどうする予定?」と夫に聞かれ、まず計画を思い出すことから始めなければいけませんでした。三沢空港でレンタカーを借りるでしょ、それから十和田市現代美術館に行って、奥入瀬渓流の星野リゾートだよ。自信なさげだし、ものすごく大雑把な計画だし、不満を覚えた夫は行きの飛行機で必死で調べて、すかすかの予定の間を埋めてくれたのでした。
天気を心配していたけれど(数日前に台風が上陸していました)、着いてみればさわやかな天気。やった。車を借りたら種差海岸へGO!「ガイドブックで見て行きたかったのだけど、時間的に無理かなぁと思っていたの。」と私。激しくビビリの私は異様に時間に余裕を持たせてしまうため、とてももったいないことになります。一方、夫は詰め込みまくって、最後は必死で走る!みたいなことになります。おかげで私も充実できる。ありがたいことです。しかしながら私の人生の無駄については、さすがの夫でも矯正は難しいもよう。
種差海岸、少し風が強かったけれど気持ちよかったです!凧が、かもめが、犬が、人がみんな気持ちよさそうにしていた。見どころはいくつもあるようで、車でちょこちょこ移動。灯台の話を書きましょう。
灯台には下にも、上にも係のおじさんがいて、推定年齢は定年後だったので、近所の方のちょっとしたお手伝いのアルバイトかしら、と思っていました。ところが、灯台の上で話しかけてきたおじさんが、方言があまり強くないことから、おや、と思いました。地元がここではない方なのか、それとも定年前の仕事では全国をまわっていたとか?
また、話がとても正確なことにも驚きました。ここから向こうの島までは何キロというところから、その他いろいろ、うまく思い出せなくてうまく説明できなくて、もどかしいのですが、私のようななんでもあいまいでぼんやりした理解しかしない人間を感心させる、しっかりとした知識がありました。さすが、しっかりとお仕事をされてきた方は違うなぁ、かっこいいなぁと思いました。
話をしているうちに、近所のおじさんのアルバイトだなんてとんでもない(いや、実際そうかもしれないのですが)、海上保安庁に勤務して、実際に全国にある灯台のいくつかでお仕事をされてきたOBの方々なのだと知りました!私たちは高松に住んでいた頃に瀬戸内国際芸術祭で男木島に行って、美しい灯台がとても心に残っていたので、その話をしたら、男木島ではなかったそうですが、高松にも勤務したことがあるとのこと!魚を釣りに行って、そのお魚でお酒を飲んで(業務中ではないですよ、もちろん)、すごく楽しんでらしたそうです。そうそうわかめの話なんかもしたなぁ。わかめも産地によってぜんぜん味が違うとか。
とにかく話がとってもおもしろい。海上保安官のお仕事についてもいろいろ聞くことができました。灯台が船に送っている合図の話とか、船が座礁しないための航路を示す方法とか。ブイを浮かべているのですが、どうしても潮、というか波、で流されてしまいます。それを計算した上で設置している。そもそも設置だって、大変なことです。ブイをつないだ錘を海に沈めるのですが、沈んでいく間にも流されてしまうので、その分もちゃんと計算している。そういう計算をする仕事をしている人たちも、いるのです。そうそう、そのブイのライトが切れてしまって、夜の海で、船に乗って作業に行く話とか。波で揺れているブイに飛び移るんですよ。
いやぁ、世の中には本当にいろんな仕事があるんだなぁと思って、ものすごく興奮してしまいました。想像がもくもくもくもく膨らんで、では、船が座礁しないためには、きっとこういう計算も必要だし、こういうことをしないといけない、と妄想しました。そういう、何かひとつしなければいけないことを考えて、それをするためには、きっとこんなことが必要なんじゃないかな、と考えていくのはとても楽しいです。ああ、こんな話を書くと、三瓶小豆原埋没林のことを書きたくなってしまう。いつかタイミングがあったら書きますね。
そういうことを楽しいと思うのに、自分の行動に関しては計画を立てたりするのが好きではないというのは、考えてみれば謎でございます。
ともかくそんなこんなで、おじさんとずーっとしゃべっていて、まだまだずーっとお話を聞いていたかったのですが(なんなら飲みに行きたかった)、その日は風が強くて、しかも場所は灯台の上のところ、ビュービュービュービュー!頭が痛くなってきて、それなのに、おじさんはさすがは海の男で、ぜんぜん平気そうなのですが、私はもうもう限界、しかも時間が、押せ押せ!なので、やむなく、お礼を言ってその場を去りました。
そんなこんなで、一回に一日分を書こうと思った記事が異様に長くなってしまったので、続きはまた(さすが、無計画)。
いざ、青森へ。わくわくふわふわ。
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ほら、空が違います。
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種差海岸到着。
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ラピュタ?
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灯台
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灯台の横にこんな景色が。競走馬を育てているのですって。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/85/53ceca8f39a0d6e4e08bcad1dafc0eed.jpg)
灯台の中。世界で一番古い灯台は紀元前に作られていたのですね。1700年も使われたって、すごいことですね!
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窓から見える空はなぜこんなにロマンチック。
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灯台の窓から見えた景色。
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いまは残念ながらお馬さんは外に出ていませんでした。
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私たちが灯台に着く頃に、ここを電車が通ったのですって。ざんねーん!
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そういえば、この日、向こうの島(北海道?!えーほんとに記憶が適当でスミマセン)は見えなかったのだった。それとも、ここから何キロ行くと、どことかに着くという話だったっけ?
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いろいろ忘れてきてしまって、おじさんの話とか、細かいところ、間違っていたらすみません。また話を聞きたいなぁ。こんな忘れんぼじゃ、嫌がられるか……。いろんな仕事の取材旅行楽しそう。そうしたらちゃんとメモ取りますから。
「ブルーな思い出」で、ブルーな思い出続きます、と書いたのに、いつ続くの?と、思いませんでしたか?
ようやくきました。そうです、続くブルーとは、青森の青でした!正確には青森県の青ではなくて、青森県の中にあった青なのですが、こうなったら青森県の青でもいいや。とてもよかったです。書かなかったのは、もったいぶっていたのですよ。自分の中でですけど。でもようやく書こうと思ったら、すでにいろんなことを忘れ始めていることに気が付いて、焦ります。そうだ、自分の記憶力をあてにしてはいけないのだった。あーあ、早く書かないから。
青森旅行は少し遅めの夏休みに行きました(何回夏休み取ってるんだ?と思われてしまいますね……一回一回はとても短いのですよ)。最初は新幹線で行こうと思ったのですが、行きたいところがたくさんあって、青森県内でもかなり移動することになりそうだったので、東京-青森間は短くすまそう、ということで飛行機で三沢空港へ。羽田で三沢空港行きの飛行機を待つ人々の中には外国人、しかもアジア系ではなく白人や黒人の人が多くいて、へぇーと思いましたが、考えてみれば三沢には基地があるのですよね。こういうことも、やはり実際に行くと急に頭に入る、というか情報が生き始めます。地図が頭に入るし。そうそう、だから計画好きな夫にお願いせずに、一応、私が計画しました。とても苦手なことなのですが。違った。とても苦手なことなので。でも早めに計画しすぎて、あとはほったらかし、にしてしまったので、「今日はどうする予定?」と夫に聞かれ、まず計画を思い出すことから始めなければいけませんでした。三沢空港でレンタカーを借りるでしょ、それから十和田市現代美術館に行って、奥入瀬渓流の星野リゾートだよ。自信なさげだし、ものすごく大雑把な計画だし、不満を覚えた夫は行きの飛行機で必死で調べて、すかすかの予定の間を埋めてくれたのでした。
天気を心配していたけれど(数日前に台風が上陸していました)、着いてみればさわやかな天気。やった。車を借りたら種差海岸へGO!「ガイドブックで見て行きたかったのだけど、時間的に無理かなぁと思っていたの。」と私。激しくビビリの私は異様に時間に余裕を持たせてしまうため、とてももったいないことになります。一方、夫は詰め込みまくって、最後は必死で走る!みたいなことになります。おかげで私も充実できる。ありがたいことです。しかしながら私の人生の無駄については、さすがの夫でも矯正は難しいもよう。
種差海岸、少し風が強かったけれど気持ちよかったです!凧が、かもめが、犬が、人がみんな気持ちよさそうにしていた。見どころはいくつもあるようで、車でちょこちょこ移動。灯台の話を書きましょう。
灯台には下にも、上にも係のおじさんがいて、推定年齢は定年後だったので、近所の方のちょっとしたお手伝いのアルバイトかしら、と思っていました。ところが、灯台の上で話しかけてきたおじさんが、方言があまり強くないことから、おや、と思いました。地元がここではない方なのか、それとも定年前の仕事では全国をまわっていたとか?
また、話がとても正確なことにも驚きました。ここから向こうの島までは何キロというところから、その他いろいろ、うまく思い出せなくてうまく説明できなくて、もどかしいのですが、私のようななんでもあいまいでぼんやりした理解しかしない人間を感心させる、しっかりとした知識がありました。さすが、しっかりとお仕事をされてきた方は違うなぁ、かっこいいなぁと思いました。
話をしているうちに、近所のおじさんのアルバイトだなんてとんでもない(いや、実際そうかもしれないのですが)、海上保安庁に勤務して、実際に全国にある灯台のいくつかでお仕事をされてきたOBの方々なのだと知りました!私たちは高松に住んでいた頃に瀬戸内国際芸術祭で男木島に行って、美しい灯台がとても心に残っていたので、その話をしたら、男木島ではなかったそうですが、高松にも勤務したことがあるとのこと!魚を釣りに行って、そのお魚でお酒を飲んで(業務中ではないですよ、もちろん)、すごく楽しんでらしたそうです。そうそうわかめの話なんかもしたなぁ。わかめも産地によってぜんぜん味が違うとか。
とにかく話がとってもおもしろい。海上保安官のお仕事についてもいろいろ聞くことができました。灯台が船に送っている合図の話とか、船が座礁しないための航路を示す方法とか。ブイを浮かべているのですが、どうしても潮、というか波、で流されてしまいます。それを計算した上で設置している。そもそも設置だって、大変なことです。ブイをつないだ錘を海に沈めるのですが、沈んでいく間にも流されてしまうので、その分もちゃんと計算している。そういう計算をする仕事をしている人たちも、いるのです。そうそう、そのブイのライトが切れてしまって、夜の海で、船に乗って作業に行く話とか。波で揺れているブイに飛び移るんですよ。
いやぁ、世の中には本当にいろんな仕事があるんだなぁと思って、ものすごく興奮してしまいました。想像がもくもくもくもく膨らんで、では、船が座礁しないためには、きっとこういう計算も必要だし、こういうことをしないといけない、と妄想しました。そういう、何かひとつしなければいけないことを考えて、それをするためには、きっとこんなことが必要なんじゃないかな、と考えていくのはとても楽しいです。ああ、こんな話を書くと、三瓶小豆原埋没林のことを書きたくなってしまう。いつかタイミングがあったら書きますね。
そういうことを楽しいと思うのに、自分の行動に関しては計画を立てたりするのが好きではないというのは、考えてみれば謎でございます。
ともかくそんなこんなで、おじさんとずーっとしゃべっていて、まだまだずーっとお話を聞いていたかったのですが(なんなら飲みに行きたかった)、その日は風が強くて、しかも場所は灯台の上のところ、ビュービュービュービュー!頭が痛くなってきて、それなのに、おじさんはさすがは海の男で、ぜんぜん平気そうなのですが、私はもうもう限界、しかも時間が、押せ押せ!なので、やむなく、お礼を言ってその場を去りました。
そんなこんなで、一回に一日分を書こうと思った記事が異様に長くなってしまったので、続きはまた(さすが、無計画)。
いざ、青森へ。わくわくふわふわ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/7b/827b486f86f4dd11fab40600e8e2e8cf.jpg)
ほら、空が違います。
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種差海岸到着。
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ラピュタ?
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灯台
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灯台の横にこんな景色が。競走馬を育てているのですって。
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灯台の中。世界で一番古い灯台は紀元前に作られていたのですね。1700年も使われたって、すごいことですね!
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窓から見える空はなぜこんなにロマンチック。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/1a/e489b2ea1a3257cd8bdce03a14329470.jpg)
灯台の窓から見えた景色。
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いまは残念ながらお馬さんは外に出ていませんでした。
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私たちが灯台に着く頃に、ここを電車が通ったのですって。ざんねーん!
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そういえば、この日、向こうの島(北海道?!えーほんとに記憶が適当でスミマセン)は見えなかったのだった。それとも、ここから何キロ行くと、どことかに着くという話だったっけ?
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いろいろ忘れてきてしまって、おじさんの話とか、細かいところ、間違っていたらすみません。また話を聞きたいなぁ。こんな忘れんぼじゃ、嫌がられるか……。いろんな仕事の取材旅行楽しそう。そうしたらちゃんとメモ取りますから。
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