“川崎の翁” 探訪の記

「ウオーキング」と「乗りつぶし」で日本全国制覇を計画し実施中。

昭和記念公園の植物

2019年12月28日 | 国営昭和記念公園の花

新しい年へ

 

五日ごとに変わる日本の72の季節、「七十二候」。

65候(冬至・次候)は

「麋角解つる(さわしかのつのおつる)」

麋角とは「なれしか」という中国に生息するトナカイに似た

大鹿の角のことをいい、オス鹿の角が抜け落ちて、新しいものが生えてくる時候。

 

自然界では冬の装いになっていき、

人間界では節目を迎えようと準備が進められる。

 

今年も、あと4日。

新しい暦の準備は出来ましたか

 

昭和記念公園の植物たちは、

古い葉を払い落し、来年に向けての備えをしている。

 

 

ケヤキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

枯れ木の美しさ

 

秋の黄葉は落葉樹が美しさのピークを飾るものですが

冬の枯れ木も秋の紅葉に劣らず

美しさを演出します。

 

いかがでしょうか 

 

 


昭和記念公園 こもれびの池

2019年12月19日 | 国営昭和記念公園の花

昭和記念公園 こもれびの池

 

「冬将軍」来る !!

冬の天気を大きく左右するのが天気予報でおなじみ「冬将軍」です

冬将軍の正体は、寒さと雪をもたらす上空の「寒気」の集団です。

 

そんな寒さの中でもけな気に咲いている花を求めて

昭和記念公園を散策しました

 

 

1.日時     12月19日(木)

 

こもれびの池

 

紅葉も終わりを迎える季節になりました。

 

 

今日の花

 

ソシンロウバイ (素心蝋梅)

ソシンロウバイ

 花の少ない時期に、まるでロウ細工のような黄色い花を咲かせます

英語名を「Winter Sweet(冬の甘いもの)」といい、開花すると

あたり一面に気品のある香りを漂わせ、清々しい気持ちにさせてくれます

 

日本には江戸時代初期に渡来し、茶の湯で好まれてきました。

 

 

チャノキ (茶の木)

チャノキ

奈良時代に渡来し、当初は薬用に利用され、鎌倉時代から栽培が広がり

飲用されるようになった。

 

 

ピラカンサ (常磐山櫨子)

ピラカンサ

サンザシに似た花を咲かせ、常緑であることからトキワサンザシとも呼ばれています

初夏には小さな白い花をこの枝いっぱいに咲かせます。

秋には驚くほどのたくさんの赤い実をつけ、冬の野鳥の貴重な栄養源にもなっている

 

 

サネカズラ (真葛)

 

 

花期は8~9月で、果期が9月~12月

 

 

 

 

 

 


小春日和の昭和記念公園 散策

2019年12月14日 | 国営昭和記念公園の花

昭和記念公園の花

 

小春日和に散策

寒さが進み、そろそろ雪が降り始める頃

今日はそれまでの寒さが打って変って

暖かな日射しに包まれた陽気になった 

 

昭和記念公園散策

黄葉の時期  最終ランナーが頑張っている

昭和記念公園を散策する

 

 

 

紅葉は黄色から黄褐色になることが多い

 

 

ヤマモミジ

イロハモミジ同様、環境により

赤色、橙色、黄色になる。グラデーションが美しい。

 

 

クヌギ

コナラとともに里山を代表する木の一つ。

クリによく似た葉を持ち、秋には丸く大きなドングリをつける。

 

 

 

1.日時     12月14日(土)

2.テーマ    紅葉と樹の葉っぱ

 

 

クヌギ

薪炭材やシイタケの原木などとして親しまれる木だが、

夏にはカブトムシが多く集まり、子供たちになじみの木。

葉は先がとがる長めの舟形で長さ7~15cm

ふちには波状のギザギザがあり、角の先は針状になる。

 

 

 

 

コナラ

 

 

 

 

庭木や公園樹に植栽されるほか生垣にも植えられる

 

葉は先が短くとがるたまご形で、長さ2~4cm。枝先に集まってつく。

 

 

ヤマモミジ

紅葉が美しいので庭木や公園樹、街路樹に広く植栽される。

 

葉は5~10cmの手のひら形で、5から9に裂けて対生する

 

 

 

メタセコイア

生長が早く、高さ20m以上にもなります。

針葉樹には珍しく落葉し、秋にレンガ色に紅葉する。

 

葉は長さ1~2cm、幅1.5~2.5mmで対生し、まさに鳥の羽のよう、(羽状)

紅葉時は濃い褐色に染まる。

 

地面も茶色一色に染まる。

 

 

 

早い時期に紅葉し、今は落葉している

 

 

 

 

 

晩秋の景色

 

 

 

 

 

 

小春日和の昭和記念公園を散策して

 

今までは、木(樹)の花以外に

あまり関心を示さなかった自分に気がついた

 

これからは

 

樹木の 葉 ・ 実 ・ 幹 に

注目をしてみよう


晩秋の昭和記念公園

2019年12月08日 | 国営昭和記念公園の花

晩秋を迎えた昭和記念公園

 

いよいよ一年の最終月

今年の締めくくりと、来年を迎える準備

気忙しいなかにも充実感があふれ、

新たな力がみなぎります。

 

昭和記念公園の木々はもうすっかり色づき

葉を落としております

 

晩秋の昭和記念公園を楽しみました

 

水鳥のいけの畔

 

 

メタセコイア

新緑も美しいのですが

秋にレンガ色に黄葉する姿は一見の価値ありです。

 

 

 

モミジ

イロハモミジまたはタカオカエデとも呼ばれています。

 

古くから、親しまれてきた植物で

「万葉集」・「源氏物語」・「枕草子」・などにも登場します

 

平安時代には紅葉狩りは貴族が行うものでしたが、

江戸時代にもなると、庶民も楽しむようになりました。

 

オオモミジ

いろはもみじとよく似ていますが、両者を比較すると名前の通り

オオモミジの葉がやや大きい。実際には区別がつきません。

 

 

 

メタセコイア

化石として日本各地で発見されましたが、1945年に中国四川省で

生育しているものが発見されたため「生きた化石」として有名になった。

 

成長が早く、高さ20m以上にもなります。

 

針葉樹には珍しく落葉し、

新緑も美しいが、秋にレンガ色に黄葉する姿も美しい。

 

 

云わずと知れたドングリの木。コナラと共に里山を代表する樹木です。

 

 

マユミ

かって弓を作るのに有用なきであったことから「真弓」と名がついた

秋に花が咲いているかのようにピンク色の実が4つに割れて、

朱色の種子が出てくるのが印象的。

 

 

 

原種シクラメン

その名の通り、品種改良されてない野生種を示します

花茎が伸びて花が咲き、その後に葉っぱが展開してくる

 

 

ケヤキ

ケヤキ

日本を代表する広葉樹で、日本人の好きな木の一つです。

夏は陰を作り、冬は落葉して日当たりを良くするので

屋敷林や街路樹として植えられてきました。

 

 

 

晩秋の声

 

晩秋は自然が大きく変化する季節です

気温や天候、黄葉などの色彩、植物の実り、虫の音色など

五感で受け止め、心で感じる晩秋の気配が

「晩秋の声」

 

晩秋の声を友達にして

昭和記念公園を楽しみました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


昭和記念公園の花

2019年12月01日 | 国営昭和記念公園の花

昭和記念公園の花

 

12月1日に咲いていた花

 

いよいよ今日から12月。一年の締め括りとなる、

なにかと気忙しい一カ月のはじまりです

 

毎日が日曜日の翁、本日も天候に誘われて

昭和記念公園の花を、のんびりと観賞に出かけた

 

 

サザンカ

サザンカ (山茶花)

ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。童謡「たきび」の歌詞に登場することでも知られる

冬の季語にされるなど、サザンカには寒さに強いイメージがあるが、

開花時期に寒さにさらされると花が落ちること、四国・九州といった

暖かい地域が北限であることからして寒さに強いわけでない。

品種改良された園芸種には、寒さに強く、真冬でも花を咲かせる品種もある。

葉は長さ2.5cm程度の鋸葉のある楕円形で互生する。

秋のおわりから、冬にかけての寒い時期に花を咲かせる。

 

 

 

 生垣や庭園樹、公園樹に用いられる

 

葉は暗い緑色した細長い卵形で、互生。

一般的には淡い紅色の八重咲きが多いが、白や桃色のものもある。

 

 

そっくりなのに違う品種の椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)

この2つの花を見分けるポイントは次の3つだそうです

① 開花期

②葉の特徴

③花の咲き方、散り方

 

どのような違いがあるのか、いずれまた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本のカエデで、イロハモミジ・ヤマモミジ・オオモミジの識別は難しい

この件も、次の機会に譲りましょう

 

 

 

可憐な花を見つけました

 

スノードロップ

冬の終わりから春先にかけて花を咲かせ、春を告げる花として知られる

 

花は白で、3枚ずつの長い外花被と短い内花被を持つ六弁花

夜になると花を閉じ、昼間吸収した暖かい空気を保管する。

 

 

 

キチジョウソウ(吉祥草)

楚々とした味わいのある花で、秋に咲かせます

 

地際から穂状の薄く紫がのった白い花を咲かせます

 

ヤブランやジャノヒゲと同じユリ科、常緑で葉の形が似ている。

「吉」祥草の名があるので、縁起ものの花としても知られている。

 

 

 

 

 

花は

間口が広く、奥行きも深い

 

探究心を旺盛にして

楽しもう !!