“川崎の翁” 探訪の記

「ウオーキング」と「乗りつぶし」で日本全国制覇を計画し実施中。

新しい日常を目指して

2020年05月29日 | 多摩川の野草100選

新しい日常を目指して

 

多摩川の野草100選と

友達になろう !!

 

1.このテーマで4月1日からスタートして二カ月が経過した

2.多摩川を歩いた回数は30回/2ケ月、月平均15回。

3.一回当たり、約15,000歩、10Km位となる。

4.撮影出来た花  57種類

     花の本に掲載の花は34種 

     掲載以外の花は23種

5.撮影した花の図鑑作成、ブログ投稿は出来ている。

 

これまでの結果には、満足している。

ただ、「継続の為のエネルギー」に不足を感じてる。

何か 考えなければ !!

 

 

今回撮影した花

 

ハルシャギク  (波斯菊)

ハルシャギク

北アメリカ原産。古くから知られた園芸植物で、全国的に広く逸出、野生化。

頭状花は長い柄があり直径3~4cm。舌状花は8個内外。

上半部が黄色、中心部が紫褐色のものが多い

キク科 キンケイギク属

 

 

コヒルガオ (小昼顔)

コヒルガオ

ヒルガオより小形の花が咲く。葉は矛形、幅広で短い

朝顔は午前4時半頃に開花し、昼前にしぼんでしまう。

夕顔は花を夕方咲かせて翌朝しぼむ

これら朝と夜に咲く花とは異なり、昼間咲くのがヒルガオである。

午前10時頃に開花して、夕方にはしぼむ。

 

 

ヒメジョオン  (姫女苑)

ヒメジョオン

明治初期に観賞用として渡来し、各地に広がって雑草化したが、現在では

後に(大正時代?)に導入されたハルジオンにその座を奪われつつある。

ヒメジョオンはハルジオンと似ているが、その区別は(  )はハルジオン

花期6月~10月(4月~5月)、花茎1cm(2cm)花色白~淡紫(白~桃紅)

蕾み、開花直前に下垂しない(開花直前に下垂する)

 

 

 

ノビル  (野蒜)

ノビル

有史以前に中国から入ったと云われてる。

「野」に生える「蒜 (ネギ類の総称)」

花茎は葉よりも長く伸び、葉の上に突きだす。

先につく花は、白色または淡紅紫色で、小花が散形につく

花の一部または全部がムカゴになり、

ムカゴは落ちて新しい個体になる。

 

 

ニガナ  (苦菜)

ニガナ

昔から食べていたので「ナ(菜)」がつく。葉や茎を傷つけると乳液が出て

舐めると苦く、それで「ニガナ」

 

花は普通黄色だが、白色もある。花びらは5~7枚

 

 

コバンソウ  (小判草)

コバンソウ

明治時代に渡来し、観賞用に栽培されたものが各地に広がり、

中部地方以南の海岸などでは砂地で野生化している。

小花(しょうか)の集合「小穂(しょうすい)」が江戸時代に流通した

「小判」に少し似る。それでコバンソウ

 

 

 

マメグンバイナズナ (豆軍配薺)

ナズナ

春の七草だけに、由来は諸説ある。

「撫でる菜」・「夏無き葉」、別名に「ペンペングサ」もある

 

マメグンバイナズナ

花の下部にある実が軍配状のグンバイナズナ、

軍配の形がさらに小さくたくさんつくマメグンバイナズナ

 

 

 

 

 

二か月の活動で

楽しかったと感じたこと、困ったこと、について

次回のブログで少し書いてみましょう

 

 


川崎の翁 「新しい日常」を目指して

2020年05月23日 | 多摩川の野草100選

川崎の翁 「新しい日常」に向かって

 

新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言が解除され

「感染防止と経済・社会活動の両立を図りながら

“新しい日常”が定着した社会を実現していく」と都知事が述べた。

 

人生100年時代を迎えて、川崎の翁も残りの人生の

「新しい日常」を考えて、優雅に実践していこうと想っている

 

「多摩川の草と友達になろう」もその一つかな ?

 

夏に向かって、咲いている花も少なくなりました

ご覧下さい

 

メマツヨイグサ (雌待宵草)

メマツヨイグサ

夜間にだけ咲く面白い性質がある。

同じ、夜咲き黄花種に「月見草」があるので、「待宵草」とした。

花は黄色で、しぼむと赤くなる

 

 

オオバコ  (大葉子)

オオバコ

道ばたの草の中では、大葉なのだろう。末尾の「コ」は

ドジョッコ・フナッコと同じ使い方の「コ」

 

 

  オオバコ                  ヘラオオバコ

  葉は大きく卵形             葉は細長くへら形

以前紹介したのは、ヘラオオバコです。

 

 

ナワシロイチゴ  (苗代苺)

ナワシロイチゴ

苗代を作る頃に果実が熟すので名付けられた

  

枝先に紅赤色の花をつける。花弁は開かないのが特徴。

 

 

 

オオキンケイギク  (大金鶏菊)

オオキンケイギク

北米原産の帰化植物で河原や日当たりに生育

花びらの先は細かく切れ込む

明治の中ごろに渡来し、一時広汎にふえたが

第二次世界大戦の中頃から衰退した

 

 

アレチハナガサ  (荒地花傘)

アレチハナガサ

傘状のの花序をつけ荒地に生えるのが名の由来だろう。

オミナエシのような形で花が淡紅紫色であればアレチハナガサの仲間だ。

花は淡紅紫色で、形は直径2mmほど。不揃いに5裂する

草丈は直立。高さ1~2m。茎は四角

 

 

ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)

月が現れる時間に開花するので「月見草」

花の大きさは4cmほど。色は白色、淡赤色

雌しべの先端が十字型になっている。

北アメリカ原産の帰化植物。

 

 

 

 

 

 

 

 

悠々と流れる多摩川

 

 

 

 

 


夏めく

2020年05月16日 | 多摩川の野草100選

夏めく

 

「春過ぎて夏来(きた)るらし白たへの衣干したり天(あま)の香具山」は、

「万葉集」に収録された持統天皇の和歌。 古も今も、

目に映るすべてのものが夏らしい気配を帯びてくる今日この頃です

 

しかし、日本は少し元気を失いつつある今、

夏の季節に向かって元気と笑顔を出していきましょう

 

日本政府も、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を、39県で解除した。

 

「3密」を避ける行動を続け、

感染対策と経済の両立を図るため、安倍首相の3つのお願を守り

新たな日常を作り上げるという極めて困難なチャレンジに

踏み出しましょう。

 

翁は「3密」を避け徒歩で多摩川河川敷に行き、

季節の花の写真を撮りに出かけました

 

 

ニワゼキショウ (庭石菖)

 

ニワゼキショウ

白紫色 白地に紫の細線入り

庭に生え、葉が「石菖」に似ているために名がついた

桃紫色  紫地に中央の花芯は黄色になる

 

 

オオバナノエンレイソウ

(大花ノ延齢草)

オオバナノエンレイソウ

薬草の効あったので延齢という説、

アイヌ語のエマウリが変化してエンレイになったという説 あり。

エンレイソウより花が大きいので、オオバナがついた

 

花は3枚の白色の大きな花弁があり、その裏に緑色のがくが3枚ある

 

 

ハマウド  (浜独活)

ハマウド

葉がウドに似ているので「ウド」、白色の小さな花が傘型に集って

浜辺に咲くので「ハマ」がつく

花は、小さな白色の5弁花が咲く。

たくさんの小花が半球形または傘型に集って咲く

葉は、小葉が2ペアで頂上の葉が1枚と5枚編成

 

 

ブタナ  (豚菜)

ブタナ・・・ヨーロッパ原産の帰化植物

昭和の初めに、飼料を目的に導入したのが逃げ出した(帰化した)

群生しているのを遠くから離れて見ると、タンポポのように見えるが

花期に立ちあがる花茎は、2~3回分枝する点が異なる。

 

 

カキネガラシ  (垣根芥子)

カキネガラシ

茎は直立し、途中からほぼ水平に枝分かれしながら四方八方に乱雑に

長く延びる

枝が横に広がり群生すると、名前の通り生垣のように見える。

   

春から初夏にかけて枝分かれした枝の先に穂状の花序を出し

花序は先端で数個かたまって咲かせながら成長する

 

 

コウゾリナ  (顔剃菜)

  

コウゾリナ 名前の由来

ざらつく茎をカミソリに見立てたか?

剃髪の儀式にカミソリの刃に替えて、コウゾリナの茎を頭に当てたか?

キク科  コウゾリナ属   越年草

日本各地に分布。農村の空き地や市街地の道ばたあるいは

土手に自生する。タンポポ同様キク科

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都 稲城市 多摩河原橋からの眺め

河川敷は人出もまばらです

 


夏は来ぬ

2020年05月05日 | 多摩川の野草100選

夏は来ぬ

 

<卯の花の匂う垣根に・・・>と歌いだす唱歌「夏は来ぬ」は、

詩人、佐佐木信綱による作詞。 夏の季節です。

暦の上では、5月5日から8月6日までが夏にあたり、

二十四節気では

立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑が含まれます

強い日差しに木々が青々と茂り、虫たちが活発に動き始める、

自然界が生命力に満ちあふれる時季です。

しかし

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた

緊急事態宣言の延長を政府が決定

人と接することを少なくする我慢をしなくてはいけません

 

今は耐えどき、明日への備えどき

 

多摩川の野草・雑草は元気に、のびのび育っています

 

ギシギシ (羊蹄)

ギシギシ

茎や葉をこすると、「ギシギシ」と音がするため、命名されたとのこと。

名前の由来は、はっきりしたことが分からず、諸説があります。

 

 

茎の上部に、たくさんの花がつく。隙間の無いほどぎっしりつくことから

「ギシギシ」となったという説。

タデ科 ギシギシ属 多年草

 

 

ホトケノザ  (仏の座)

 

春の七草とは別種 

茎の周りを円形状に巻く葉姿が、仏像を安置する仏座に

似ることから名前がある。

シソ科  オドリコソウ属 2年草

春の七草のホトケノザは、  キク科  コオニタビラコ属

 

 

ハハコグサ  (母子草)

花は、茎先に径数ミリの鮮黄色の固まって咲いている

 

早春の若葉は、いまでも「七草粥」に入れられるが

他にはほとんど利用されることはない

名前の由来について諸説あり、

株の広がりを這う子とみなし「ハハコ」。

 

ナズナ  (薺)   別名ペンペングサ

ナズナ

春の七草の一つとしてもお馴染の草。

ナズナの語源には色々な説がある。

「撫でる菜」。菜とは食べられるものを意味する。

 

アブラナ科  ナズナ属 越年草

 

 

オオジシバリ  (大地縛り)

日本各地に広く分布しており、田んぼや畑のあぜ道でよく見かける

ジシバリは舌状花が5弁だが、オオジシバリは10弁

茎は地をはって伸びる

 

 

セリバヒエンソウ (芹葉飛燕草)

セリのような葉、燕が飛んでいるような形の花からついた名前

外来種ではあるが、葉や花が柔らかく綺麗なせいもあり

在来の山野草のように思う人も多い

中国原産。明治時代に渡来。東京を中心に分布。

 

 

 

 

 

 

 

多摩川散策

 

4月の風は光り、5月の風は薫る。

「薫風」は、新緑が鮮やかなこの頃の、匂うような風のこと。

 

多摩川の、青々と茂った野草の茂る散策で

感じられるかぐわしい香りを楽しんでおります。