“川崎の翁” 探訪の記

「ウオーキング」と「乗りつぶし」で日本全国制覇を計画し実施中。

昭和記念公園  春分

2020年03月20日 | 国営昭和記念公園の花

春分

太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の時間が

ほぼ同じになる日です。

この日から次第に昼の時間の方が長くなり始めます。

桜前線が北上し、古来より多くの人々に愛でられてきた

桜の花が開き始める頃

 

「春めく」 ⇒ 「春本番」

3月20日(金) 二十四節気  春分

日ごとに暖かさも増し、太陽の光が植物の成長を促すように

私たちの心もどこかウキウキしてきます。

太陽は植物にとっても、人間にとっても大切な生命の

スイッチを押してくれます

 

昭和記念公園

ハクモクレン と カンヒザクラ「陽光」が満開

 

ハクモクレン

とても良い香りのする白い花を咲かせます。

6枚の花びらと3枚の萼片(がくへん)の区別が難しく

花びらが9枚あるように見えます。

シモクレンは半開きなのに対して、ハクモクレンは朝晩開閉を繰り返しながら

徐々に大きく開いていき、完全に開ききった後に散ります。

名は、花が蓮に似ていることに由来します。

 

ハクモクレンの遠景

 

 

 

 

 

 

 

カンヒザクラ  (寒緋桜) 陽光

中国南部から沖縄にかけての暖かい地域に分布し、石垣島のカンヒザクラは

自生であり、国の天然記念物に指定されている

 

未だ寒い2月頃から咲き始め、園内ではカワヅザクラと共に早く咲き始める

 

 

 

 

コヒガン  (小彼岸)

コヒガンザクラ

エドヒガンとマメザクラの雑種と思われる

葉が出る前に直径2.5cmの淡紅色または淡紅白色の花が

2~3個散形状に咲く。

 

 

シダレザクラ (枝垂桜)

シダレザクラ

野生のものではなく、枝が枝垂れるサクラの園芸品種の総称として使われる

イトザクラとも呼ばれ、樹齢何百年という銘木が全国にあり、

古くは平安時代から栽培されたという記録もあります。

天から滝のように降りそそぐ花は、ソメイヨシノにない美しさがあり、

昭和記念公園の一つの楽しみになってます。

 

 

 

 

二十四節気  春分

七十二候  第十候   春分 初候

雀始めて巣くう

雀が枯れ草や毛を集め、巣を作り始める頃

 

人間に最も身近な野鳥である雀、春の空の下

元気に飛び回る姿は愛らしい

 

翁も負けじと飛び回ろう