住みにくい世の中に…

喫茶店に10分立ち寄り、職員4人処分…大阪市

●大阪市は９日、固定資産税の資産調査から勤務先に戻る途中、喫茶店に立ち寄った職員４人を、職務専念義務違反として減給１か月などの懲戒処分（７月３１日付）にしたと発表した。

「酒ばかり飲む父に嫌気…」殺害の長男を再逮捕

●大阪市住吉区我孫子東の民家の押し入れから７月、住人の無職梅村英樹さん（６７）が遺体で見つかった事件で、大阪府警は９日、梅村さんに暴行を加えて殺害したとして、同居の長男でトラック運転手の英治容疑者（４２）（死体遺棄容疑で逮捕）を殺人容疑で再逮捕した。調べに「酒ばかり飲む父親の生活態度に嫌気がさし、殴った」と供述しているという

どちらも YOMIURI ONLINE より引用した。大阪での出来事を2つ。2つの出来事には関連性は全くないのだが、「なんとなく住みにくい世の中になったものだなあ」ということで取り上げた。最初のは匿名通報がきっかけらしいが橋下市長の影響なのか、自己規制が行き過ぎている感が。二つ目の事件は、殺された父親が一人では生活ができずに長男の容疑者の世話になっていたというのなら話は別だが、そうでは無くてただ単に「酒ばかり飲む父親」が嫌だったのなら、自分の方から家を出れば済む話だ。長年働いてきて、おそらく今は年金暮らしであろう父親が自分のお金で酒を飲む事の何処がいけないのだろうか。

今日の一枚も、「琵琶湖バス旅行その3」です。

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何をしてるんだ、この大人たちは。

25歳女性教諭逮捕…女子児童の裸撮影疑い

●女児の裸を盗撮したとして、警視庁練馬署が、東京都国立市立小学校教諭、山川花織容疑者（２５）（埼玉県所沢市）を児童買春・児童ポルノ禁止法違反（単純製造）容疑で逮捕していたことが同署幹部への取材でわかった。同署幹部らによると、山川容疑者は６月２１日夜、６年生が行事で宿泊した栃木県日光市のホテルの浴場にビデオカメラを持ち込み、女子児童の裸を撮影した疑い。４年生の担任だったが、引率の手伝いで参加していた。国立市教委の調査に、「女性の胸に興味があった」などと話しているという。

女子更衣室盗撮の教諭、映像に自分の顔でバレた

●長野県池田町の小学校で女子更衣室にビデオカメラを仕掛けて盗撮したとして、同県警は７日、池田町池田、小学校教諭宮沢希以(けい)容疑者（４３）を建造物侵入と軽犯罪法違反（のぞき見）の疑いで逮捕した。発表によると、宮沢容疑者は１日午前９時半頃、勤務先の小学校のプール用女子更衣室に立ち入り、録画状態にした小型ビデオカメラを室内の壁に粘着テープで張り付け、複数の女子児童を隠し撮りした疑い。調べに対し、「女の子の裸を見たかった」と供述し、容疑を認めているという。

どちらもYOMIURI ONLINE より引用した。大変な時代になったものだ。小学校の女子児童が先生からその裸を盗撮されている。しかも女の先生からも。その種の性癖は表に出ない限り、あるいは法を犯さない限り許されるものであると思うが、誰もがインターネットをする時代になったせいなのか、それとも携帯電話やコンパクトデジカメの性能が向上したためなのか、自分の性癖を内側に留め置くことができない人間が増えてきたということだろう。可哀想なのは小さな心に傷を受ける子供たちだ。次世代を担う子供たちを傷つけて、何をしているんだ、この大人たちは。

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なんと甘い処分か、群馬県。

県女性職員ロッカーに診療報酬明細書3902枚

●群馬県は６日、事務処理が不適切だったとして、同日付で総務部係長級の女性職員（４０）を減給１か月（１０分の１）の懲戒処分にしたと発表した。女性職員は、今年４月に異動するまで健康福祉部に勤務していたが、昨年４月から１年間の診療報酬明細書３９０２枚を社会保険診療報酬支払基金に送付していなかった。このため事務作業が遅れた。女性職員は事務処理の遅れなどについて上司から再三指導を受けていたが、異動後、未送付の書類がロッカーから大量に見つかった。

市女性職員、服破り合いの大ゲンカ…懲戒処分

●山形県天童市は６日、勤務中に職場でけんかした４０歳代女性の総務部行政主査と同部主査の職員２人について、職場の風紀を著しく乱したなどとして７日から停職６か月の懲戒処分にすると発表した。市総務課によると、行政主査と主査は７月１８日午後１時４０分頃、市役所３階で職務と関係のない問題で口論になり、約１５分間、３階中に響き渡るような大声を上げながら、互いの服をつかんで破るなどの取っ組み合いを続けた。

どちらも YOMIURI ONLINE より引用した。群馬県の減給1か月（10分の1)と山形県天童市の停職6か月のそれぞれの懲戒処分。しでかしたことと比べると逆さまの結果のような気がするのだが。群馬県の場合は、1年間もの診療報酬明細書を社会保険診療報酬支払基金に送付しなかったというのだから、そのことで迷惑を被った人も多数いただろうに。群馬県というところは、公務員になんと甘い県なのだろうか。

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「罰金刑」ぐらいで…

「好きだ」とペンキで巨大落書き…少年2人逮捕

●佐賀県警伊万里署は４日、同県伊万里市の無職少年（１７）と、北九州市の派遣社員の少年（１８）を器物損壊の疑いで逮捕したと発表した。発表によると、２人は６月３０日午前９時５０分頃、伊万里市内のマンション駐車場の舗装面縦１・９メートル、横３・６メートルにわたって、スプレー式の黄色ペンキで、女性の名前や「好きだ」などと落書きをした疑い。２人は同市内の同じ中学校を卒業した知人同士で、いずれも容疑を認めているという。

YOMIURI ONLINE より引用した。6月30日に起こした出来事が原因で、なぜ今頃になって逮捕されたのかはよくわからないが、この2人の少年たちは漫画やテレビドラマの見すぎじゃないのか。黄色いペンキで書かれたというから、マンションの住民にとっては迷惑な話だろうが、毎日、世間で起こっている事件に比べれば、可愛いものだ。できれば「罰金刑」ぐらいで済ませて欲しいものだ。まさか、名前を書かれた女性が訴えたのではないと思うが、思いたいが。

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私はタバコを吸いませんが…

大阪地下鉄清掃員また喫煙…梅田駅火災と同業者

●大阪市営地下鉄御堂筋線の新大阪駅で６月、市交通局から駅の清掃業務を委託された清掃会社の５０歳代の男性清掃員が駅構内で喫煙していたことがわかった。市交通局は駅構内を禁煙としており、約２２万人の乗降客に影響があった２月の同線梅田駅の火災の際にも同社の別の清掃員が倉庫で喫煙していたことから、同社と結んでいた同線の駅清掃業務の委託契約を７月１日付で解除した。清掃会社は同市福島区の「毎美エンジニアリング」。市交通局によると、男性清掃員は６月２日夜、新大阪駅の清掃員用詰め所でたばこを１本吸った。翌３日朝、詰め所を点検し、たばこの臭いに気づいた同駅員からの聞き取りに「仕事が終わって気が緩み、つい吸ってしまった」と認めた。

YOMIURI ONLINE より引用した。大阪市交通局が地下鉄駅構内を禁煙としているのは、乗降客、運転手などの大阪市職員、外部の委託業者の3者に対してだと思うが、乗降客の禁煙についてはお客はそれほどの長い時間を構内で過ごすわけでもなく、また電車に乗っている際には昔から禁煙は徹底していたわけだからそれでいいのだが、職員や出入り業者で構内で一日中仕事をしている者にとっての禁煙は、行き過ぎの感があるのではないだろうか。喫煙が発覚した職員が処罰を不服として訴えているようだし、今回の記事の清掃業者が詰所で喫煙していた問題でも、直ちにそれが委託契約の解除の理由になるとは到底思えない。清掃員詰所に換気設備を設けるなどの対策をとることの方が大事ではないだろうか。これでは立場の弱い清掃業者を大阪市がいじめているとしか受け取れない。もちろん、大阪市側はその条件で仕事を発注したという主張をするだろうが。そもそもその条件を立場の弱い外部業者が争える訳がない。

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金持ちの心理はわからない。

社債購入名目、1億2600万円だまし取られる

●警視庁荻窪署は３日、東京都杉並区内に住む７０歳代の無職女性が、社債購入名目で１億２６００万円をだまし取られる被害にあったと発表した。同署は詐欺容疑で捜査しているが、同種手口による被害としては都内で今年最高額という。発表によると、女性は５月上旬、自宅で太陽光発電開発会社の社員を名乗る男から電話を受け、「うちの会社の債券は上場すれば価値が跳ね上がる。数倍で買い取るので買わないか」などと持ち掛けられた。数日前に自宅に同社のパンフレットが届いていたことなどから信用し、６月下旬までに６回にわたって、計１億２６００万円を、自宅などを訪れた数人の男に手渡したという。

YOMIURI ONLINE より引用した。お金持ちの気持ちは、到底私などには理解ができない。70歳代の女性で優に1億以上のお金を持っていながら、まだそれを増やそうとするのか。平均すれば1回あたり2000万円以上のお金を渡しているわけだが、現金で自宅に持っていたものか、それともその都度、銀行から下ろしたものなのか。銀行ではかなりの注意を引くはずなので、やはり自宅のタンス貯金か。「上場すれば跳ね上がるので、数倍で買い取る」という言葉をまともに信じる人間がいるというのが、正直理解できない。それは私がお金持ちになったことがないからなのだろうか。

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いい年をして、情けない4

70歳、小1女児をわいせつ目的で近くの田畑に

●警視庁は２日、東京都清瀬市松山、無職吉成勝夫容疑者（７０）をわいせつ目的略取の疑いで現行犯逮捕したと発表した。発表によると、吉成容疑者は１日昼、同市内の路上で、自転車に乗って１人で遊んでいた小学１年の女児（６）を手招きして立ち止まらせ、わいせつ目的で近くの田畑に連れ去った疑い。警戒中の警察官が逮捕した。今年１月以降、隣接する東京都東久留米市などで小学校の低学年の女児が声をかけられたり体を触られたりする被害が相次いでいたことから、同庁は捜査を進めていた。吉成容疑者は「いたずらをしようと思っていた。他にも数件やった」などと供述している。

YOMIURI ONLINE より引用した。ブログで取り上げた「いい年をして、情けない」を読み返してみたが、この男は最悪だ。70歳にもなって無職なのは当然として、年金ももらっているだろうから、自分のお金を使ってコスプレのお店にでも行ってプロに相手をしてもらえ。こんな男がいるから「性犯罪前歴者にGPS装着を義務付けろ」という意見が大勢を占めるようになるのだろう。確かに抵抗もできない小学校の低学年の女児を持つ親御さんにとっては、一日でも長く刑務所に入れておいて欲しい男だろう。私は刑期を終えた者にGPS装置をつけることには反対だが、性犯罪事件に関しては再犯者にはその刑期を累乗的に長くしてはどうだろうか。

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強姦・強制わいせつ、そしてひったくり。

強姦・強制わいせつ、大阪府が全国最多

●大阪府内では近年、性犯罪の認知件数が増加。強姦（ごうかん）と強制わいせつの件数は今年上半期、いずれも全国ワースト１位だ。今回の事件は府警をあげて対策を強化する中、身内が起こした。強制わいせつの認知件数は全国的に減少傾向にあるが、大阪は２００９年から増加に転じた。翌１０年は１０７８件、昨年は１２５１件で、２年連続で全国最多。今年上半期も５６６件で、２位の東京（４４６件）を大きく上回っている。また、強姦（準強姦含む）も今年上半期の認知件数は前年同期より１２件多い６８件で、２位の東京を４件上回っている。府警は昨年３月に捜査１課に性犯罪専従捜査班を新設するなど捜査態勢を強化していた。

朝日新聞デジタル より引用した。記事の中の「今回の事件」というのは7月31日に大阪府警布施署の巡査長・永田昌也容疑者(27)が貝塚市の海水浴場で10代後半の少女を酒に酔わせて強姦したというもの。しかもその現場には警察官の同僚4人も一緒にいたというから他にも逮捕者が出るおそれも。大阪というと「ひったくり」が毎年日本一になるのでで有名だが、2010年からはそれに加えて強姦や強制わいせつでも日本一になっていたというわけだ。

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泊まって欲しかった、そのホテルに。

心中決意、妻が「温泉に泊まりたかった」…夫は

●今年３月、福岡県粕屋町の大型商業施設で主婦ら２人が刃物で刺された事件で、強盗致傷罪などに問われた広島県尾道市、無職橋本一男被告（６６）の裁判員裁判の初公判が３１日、福岡地裁であった。検察、弁護側は妻（６０歳代）との心中を決意した被告が「別府の老舗温泉ホテルに泊まりたい」という妻の最後の願いをかなえるため、犯行に及んだことを明らかにした。冒頭陳述などによると、被告は生活保護を受けていたが、借金返済で食事も満足にとれず、仕事も見つからない状況に絶望。心中を決意し、３月に練炭を積んだ車で大分県別府市に出かけた。車で待っていた妻は被告の逮捕から数日後、車内で自殺しているのが見つかった。被告は初公判で起訴事実を認め、弁護側が「苦労をかけた妻の最後の願いを聞き流せなかった」と動機を説明すると、涙を流した。

YOMIURI ONLINE より引用した。この記事を読む限りにおいては、哀れな可哀想な夫婦の姿が浮かび上がってくる。理屈を言うと、生活保護を受けているのに借金返済で食事も満足に採れないというのがよく解らない。生活保護を受ける時に自己破産の相談はしなかったのだろうか、役所や弁護士に。借金を重ねた原因もよく解らないが、温泉の宿泊代金を他人を傷つけてまで奪おうとしたのだから、カードやサラ金も利用できない状態だったのだろうと察しはするが。しかし奥さんが自殺してしまった今となっては、どうするのだろうか、この被告は。心中はいけないことではあるが、最後に2人で「別府の老舗温泉ホテル」に泊まって欲しかった、とつくづくと思う。

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