区役所7階で「死んでやる」…生活保護断られ
●27日午後3時20分頃、大阪市浪速区の区役所職員から「男が庁舎から飛び降りようとしている」と110番があった。浪速署の調べでは、男は同区塩草、タクシー運転手藤井忠幸容疑者(58)。生活保護の受給を求めて5階の保健福祉課を訪れていたが、「要件を満たさない」と断られ、面談途中で退席。直後に会議室が並ぶ7階に立ち入ったらしい。
生活保護で虚偽説明 大津市、不適切認め謝罪へ
●男性(47)は8月22日未明、大阪府門真市の勤務先の寮を出て大津市に到着。同市生活福祉課を訪れ生活保護申請をしたが、居住地である門真市で申請するように勧められた。23日に再訪すると、勤務先の退職証明書などを持参するように指示された。24日に退職証明書などを持参したところ申請は受理された。生活福祉課は「住所のない大津で男性が生活保護を受けるには、本当にホームレスであることの確認が必要だった。それを説明するときに、不適切な表現があった」と話している。
YOMIURI ONLINE と 京都新聞 よりそれぞれ引用した。二つ目の大津市の記事だが、男性の健康状態などの記述がないのでこの記事だけで判断すると、生活保護ってこんなに簡単に受けられるのか、というのが正直なところだ。この記事を見た「働くのが嫌になった人間」が日本全国の役所に殺到するのではないか。最初の浪速区のタクシー運転手だが、「死んでやる」と言って飛び降りた人間はいないとも言われているし、生活保護費でパンクしそうな大阪市としては簡単には認めるわけにはいかないのだろう。自治体によって基準が異なるのもおかしな話だが、いっそのこと、大津市に移り住めば。
今日の一枚も、「花火」です。