大阪地下鉄清掃員また喫煙…梅田駅火災と同業者
●大阪市営地下鉄御堂筋線の新大阪駅で６月、市交通局から駅の清掃業務を委託された清掃会社の５０歳代の男性清掃員が駅構内で喫煙していたことがわかった。市交通局は駅構内を禁煙としており、約２２万人の乗降客に影響があった２月の同線梅田駅の火災の際にも同社の別の清掃員が倉庫で喫煙していたことから、同社と結んでいた同線の駅清掃業務の委託契約を７月１日付で解除した。清掃会社は同市福島区の「毎美エンジニアリング」。市交通局によると、男性清掃員は６月２日夜、新大阪駅の清掃員用詰め所でたばこを１本吸った。翌３日朝、詰め所を点検し、たばこの臭いに気づいた同駅員からの聞き取りに「仕事が終わって気が緩み、つい吸ってしまった」と認めた。
YOMIURI ONLINE より引用した。大阪市交通局が地下鉄駅構内を禁煙としているのは、乗降客、運転手などの大阪市職員、外部の委託業者の3者に対してだと思うが、乗降客の禁煙についてはお客はそれほどの長い時間を構内で過ごすわけでもなく、また電車に乗っている際には昔から禁煙は徹底していたわけだからそれでいいのだが、職員や出入り業者で構内で一日中仕事をしている者にとっての禁煙は、行き過ぎの感があるのではないだろうか。喫煙が発覚した職員が処罰を不服として訴えているようだし、今回の記事の清掃業者が詰所で喫煙していた問題でも、直ちにそれが委託契約の解除の理由になるとは到底思えない。清掃員詰所に換気設備を設けるなどの対策をとることの方が大事ではないだろうか。これでは立場の弱い清掃業者を大阪市がいじめているとしか受け取れない。もちろん、大阪市側はその条件で仕事を発注したという主張をするだろうが。そもそもその条件を立場の弱い外部業者が争える訳がない。
今日の一枚も、「琵琶湖バス旅行その3」です。
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