写真を中心に

毎日1枚の写真と1本の記事を掲載しています。

「執行猶予」が付きますように。

2012-12-13 | ニュース 社会

同居母親殺害、容疑の60歳男「介護に疲れた」

●同居する母親の首を絞めて殺害したとして、警視庁西新井署は13日、東京都足立区関原、無職増田英夫容疑者(60)を殺人の疑いで逮捕した。同署幹部によると、増田容疑者は12日午後8時45分頃、自宅1階の寝室で、母親の季美子さん(92)の首を浴衣の腰ひもで絞めて殺害した疑い。増田容疑者は犯行直後に「母親の首を絞めた」と110番。駆けつけた同署員がベッドに横たわっている季美子さんを発見して119番したが、搬送先の病院で死亡が確認された。増田容疑者は四男で、季美子さんと2人暮らしだった。約1年前から寝たきりの季美子さんの世話をしていたといい、調べに対し、「1人で介護していて疲れた。精神的にも追い込まれ、夜も眠れなかった」などと供述している。

YOMIURI ONLINE より引用した。 またしても起きてしまった。この種の事件を無くすには一体どうすればいいのだろう。私にはとてもこの容疑者が悪人とは思えないのだが。勿論、殺人には違いなく、糾弾されなければならないということは分かっているつもりだが。幸いなことに私には介護すべき対象者がいないので、その大変さは実感としてはないのだが、世間には悩みながら介護と戦っておられる大勢の方々がいるやに聞いている。国や自治体の存在理由のひとつは、こんな時に介護される者とそのために職をも辞めなければならなくなった介護する者をどのようにして助けてくれるのか、にもあるように思う。この事件に関しては、願わくは裁判において「執行猶予」が付きますように。

今日の一枚も、「今年の紅葉」です。

にほんブログ村 写真ブログへでは「デジタル一眼レフカメラ」欄に
にほんブログ村 その他日記ブログへでは「ひとりごと」欄に掲載されています