角田美代子被告自殺、県警「落ち度なかった」
●兵庫県尼崎市の連続変死事件で１２日朝、留置先の県警本部で死亡しているのが見つかった角田(すみだ)美代子被告（６４）（殺人容疑などで再逮捕）の周辺では、これまでに６人の遺体が見つかり、少なくとも３人が行方不明となっている。最重要容疑者を留置中に死亡させるという失態に、捜査員らは戸惑いや落胆の表情を浮かべた。美代子被告は今月５日、岡山県の海中から遺体で見つかった橋本次郎さん（当時５３歳）への殺人容疑などで、他の親族ら６人と再逮捕され、「悪いのは全て私です」と供述。だが、その後は調べにほとんど応じず、供述調書は一通も作成されていないという。ある捜査員は「痛すぎるほど痛い」と肩を落とした。事件被害者の関係者らは「真相解明はどうなるのか」と不安をのぞかせた。橋本さんが中学卒業後に働いていた尼崎市の鉄工会社元社長（６５）は、「多くの人の人生をめちゃくちゃにした罰をきちんと受けてほしかった」と憤った。
YOMIURI ONLINE より引用した。美代子被告が裁判で「私は直接には手を下していない」と主張すれば、「死刑」判決は無理なのではないかと考えていただけに、自殺とは意外だった。後の捜査が難しくなったとの指摘もあるが、案外とほかの被告人たちはつきものが落ちたようにスラスラと自供を始めるような気もする。こんな言い方をすれば不謹慎かもしれないが、この美代子被告は行動がヤクザのようだったが、最近ののヤクザが高齢になって身分を隠して「生活保護」を申請しているのに比べたら、自ら命を絶つとは立派なものだ、と言ったらいいすぎだろうか。
今日の一枚も、「今年の紅葉」です。
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