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警察の介入で、大人は動く。

2012-12-11 | ニュース 社会

中学校、いじめ隠蔽?「単発的なけんか」と報告

●相模原市内の市立中学校で、3年生の少年(15)が同級生の男子生徒(15)に重傷を負わせたとして逮捕される事件があり、市教育委員会は10日、中学校が男子生徒への継続的ないじめを隠蔽していた疑いがあるとみて調査に乗り出した。少年は10月17日の昼休み中、校内の廊下で男子生徒の顔をひざ蹴りし、鼻骨骨折の重傷を負わせた疑いで今月6日、神奈川県警に傷害容疑で逮捕された。男子生徒は県警に対し、「入学以来、10人前後の同級生から暴行などのいじめを受けていた」と説明。今年9月には別の少年から腹を蹴られ、一時呼吸困難になって病院に運ばれたこともあったという。中学校はこれらの事案を把握しながら、「いずれも単発的なけんかなどで、いじめとは捉えていなかった」として市教委に報告していなかった。市教委は「いじめを校内で隠蔽しようとした疑いがある」として、指導主事2人を中学校に派遣。校長らから事情を聞いている。

YOMIURI ONLINE より引用した。今年はこんなにも「いじめ」が社会現象にまでなったというのに学校というところは少しも変わってないのだな、と感じさせる記事だ。単なる喧嘩と捉えるのと「いじめ」と捉えるのでは、のちのちの先生方のそれに関わる時間が違ってくる、有り体にいえば「いじめ」と考えると、その分忙しくなる、ということなのか。市の教育委員会は、滋賀県の大津市の例で懲りたのか、積極的に仕事をしようという雰囲気で、立派だ。ただ、この事件も警察の介入があったればこそだ。我が子が被害を受けたら、それが学校の中であれ外であれ、警察に届ける、そうすれば大人も動かざるを得なくなるということなのだろう。

今日の一枚も、「今年の紅葉」です。

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