ハヤシくんち。

久しぶり~、元気?それとも、初めまして・・・かな?この出会いを大切に、ここで楽しく過ごして頂けると幸いです。

3月11日: Sacred Maya Kingship

2006年03月11日 | イベント
Dallas Museum of Artで行なわれているLords of Creation: The Origins of Sacred Maya Kingshipという催し物に行ってきた。

メキシコ、グアテマラ、ベリーズ、西ホンデュラスに渡ったマヤの文化。そこで発掘された、土偶、ひすい、宝石、陶器、骨細工など、150点以上の展示である。旅行でこの辺りを回ったこともあり行きたいとは思っていたのだが、通っている陶芸クラスの春休みの宿題が、ここで見た展示物から5点スケッチする、であった。絵の下手くそな私にそんな目的もあったせいか、今ひとつ楽しむというより苦痛をも感じてしまった見学であった。1500年も前のかの地でこんなモノを作る技術があったのかという驚きもあるが、マヤの文化はやっぱり現地へ行ってピラミッドなどを見るほうが感動は大きい。また行きたいなぁ。

D.C.旅行記⑬: 12月31日AM

2006年03月10日 | 旅行: PHL-D.C.

Union Station(ユニオン駅)の地下で朝ご飯を適当に済ませたあと、徒歩にてUnited States Capitol(国会議事堂)へ。見学には整理券が必要で、9時少し前に到着して9時40分の整理券を入手した。

1792年、一般公募から選ばれたのは医師のウィリアム・ソーントンのデザインであった。増改築を重ねほぼ現在の姿までになったのは1860年代。1863年に重さ4077トンの天井ドーム部分が完成し、てっぺんには身長5.5メートルの「自由の女神像」がつけられた。ツアーは、Rotunda(ロタンダ・円形大広間)から始まる。ジョージ・ワシントンと13人の女性(最初に独立したときの13州を象徴)が描かれた天井のフレスコ画、その下に描かれた絵に関する逸話など、おばちゃんの説明が興味深い。ここは国葬にも使われ、最近ではレーガン元大統領、ローザ・パークスさんなどの遺体が安置されたそうだ。

国会議事堂 と 大広間の天井絵(ワシントンと女性13人、見えるかな・・・)

 

また、となりにあるStatuary Hall(彫像ホール)には、アメリカ50州がそれぞれ寄贈した州の著名人の彫像2名分、の一部が飾られている。各州が既に寄贈した彫像は入れ替えを受け付けないというのがルールだったが、アラバマ州は長年のロビー活動により、1体をヘレン・ケラーの彫像に入れ替えることに成功したとか。



議事堂見学の後は、Supreme Court of the United States(合衆国最高裁判所)を外から見学(修復中)、Library of Congress(議会図書館)へ行った。

図書館は、3つの建物から成り、1897年に完成したトーマス・ジェファソン館は、床・天井のモザイク、壁画、ステンドグラスなど、ヨーロッパ寺院のような雰囲気で、とても図書館とは思えない。15世紀に初めて印刷されたグーテンベルグの聖書、1445年ドイツで42冊作られたマインツの大聖書のうち1冊が展示されていたが、500年以上も前に印刷されたものとは思えないほどの鮮明さに驚かされる。また、建物中央にある円形の閲覧室は特別に見学者用の回廊があり、そこからは、閲覧室の中段ほどにある、カテゴリーごとにその分野を象徴する人物のブロンズ像(Artにはベートーベンとミケランジェロ、Poetryにはシェークスピア、Scienceにはニュートンなど)が16体飾られているのを見ることが出来る。

ジェファソン館の大ホール と 閲覧室

 


D.C.旅行記⑫: 12月30日PM

2006年03月08日 | 旅行: PHL-D.C.

午後はまず、National Archives(国立公文書館)へ。ここでの目玉は、Declaration of Independence(独立宣言書)、The Constitution of the United States(合衆国憲法)、Bill of Rights(人権宣言)である。外でも中でも並ぶ羽目になったが、それでも200年以上も前の実物を見る価値はある。



このあとは、第16代大統領エイブラハム・リンカーンが暗殺されたというFord Theatre(フォード劇場)、向いにある宿屋でリンカーンが息を引き取ったというPetersen House(ピーターセンハウス)に行く。フォード劇場のほうは、未だ劇場としての機能も果たしており、この日はちょうどクリスマス・キャロルの劇をやっていたので入れなかったが、ピーターセンハウスのほうは開いていたので、リンカーンが亡くなったその瞬間に使われていた部屋は、当時のものだという枕カバーなどを見てきた。

フォード劇場  と  ピーターセンハウス(真ん中のレンガの建物)


そして、International Spy Museum(国際スパイ博物館)へ。ここではスパイに関する情報、歴史、小道具、訓練など、様々な角度から目にすることのできる博物館である。狭いわりにぎっちり内容が詰まっていて、更に結構な人が入っていて、ビックリ。映画や小説でしか知らなかった世界が垣間見れるのが楽しかった。

晩御飯は、Legal Sea Foodsというところへ。前菜のエビを始めシーフードがプリプリしていて美味しい!ダラスで食べるのとはやっぱり違う・・・。


3月7日: 作品その3

2006年03月07日 | つくったもの
作品その3。これは、タイルと同じく、たたらを作って、紙で作った型紙に沿ってたたらを切り取り、組み立てたもの。何もイメージがないまま作ってしまったので、今ひとつ使用目的が思い浮かばない。うーん、ビアカップとか何かイメージして作れば良かった・・・。

たたら、のことは、英語ではslab(厚板)と言うらしい。

3月6日: 作品その2

2006年03月06日 | つくったもの
作品その2。課題は、タイルを作り、うち2枚には模様をつけること。作り方は、土伸ばし機とでも言おうか、布と布の間に土を挟んでローラーにかけ、たたら(*1)を作って好みの大きさに切る。模様を付ける場合は土の上に模様がつきそうな布や素材を置いてローラーにかける。写真の両脇(青と緑)は、みかんなどが入っているネットを使った。「高」の字は、私の名字の一部。土が少し乾いてかたくなり始めたときに、パソコンから出した字を表面に写し、ひたすら彫った。他に作った字のタイルと併せて表札の出来上がり!これは我ながら思ったより出来が良かった。

(*1) 陶芸においては「平らな板状の土」。
   本来の意味は以下(goo辞書より)。

たたら(踏鞴)

 (1)足で踏んで風を送る、大きなふいご。鋳物に用いる。
 (2)「たたらぶき」に同じ。

 ――を踏・む
 (1)たたらを踏んで空気を送る。
 (2)勢いあまって、踏みとどまろうとしつつも数歩あゆむ。


3月5日: プレステ2購入!

2006年03月05日 | ダラス・日常
自身が財布の紐が堅いことに加え、私がテレビ・ゲーム音痴であることも手伝って、今まで購入を踏みとどまっていた夫だったが、ついにプレステ2を買った。ずーっとずーっと迷って迷って、更にさんざん迷ったようだったので、何だか可笑しかったのだけれど。

初めて買ったソフトは、NBA Live 2005というバスケットボールのゲーム。早速、夜やってみたのだが、どのボタンをどう押すとどう動くのかなど、操作がちょっと難しい。2人とも自分のチームの選手を訳も分からず動かすのでゲーム進行もめちゃくちゃ。でも結構面白い。ハマっちゃったりして。っていうか、高いオモチャなので、飽きるほど遊ばなくっちゃ!

3月4日: Texas Independence Day

2006年03月04日 | イベント

 Texas Independence Day 170th Anniversaryのイベント(テキサス独立に関しては3月2日を参照)に行ってきた。場所は、ダラスより4時間ほど南に走ったWashington-on-the-Brazos State Historic Siteというところ。

このイベントでの目玉は、Star of the Republic Museum(建物も星の形をしているらしい。上から見ないと分からないけど。)にあるテキサス独立宣言書のオリジナルの公開である。普段は冷暗室のようなところに保管されているが、サインされたという3月2日以降2週間のみ一般に公開されるのだという。なるほど170年という時を経てインクもかなり薄く見づらかったが、テキサス独立の立役者、Sam Houstonの直筆サインもあって、ここでそういうことがあったのかーと思うとちょっと感動してしまった。独立宣言書は、写真撮影(フラッシュなし)が許されていたワシントンD.C.にあるアメリカ独立宣言書と違って、残念ながら撮影禁止。アメリカ独立宣言書のほうがお金をかけて保存されてるってことかな。

また、ここには、1845年12月29日にテキサスがアメリカの28番目の州になったときの星条旗も展示されている。(28個の星に注目!)



この他、19世紀のダンス音楽隊が演奏をしていたり、野外劇場でバンド演奏やClogging(クロッギングダンス。足元には、通常のタップダンスシューズにもう1枚金属板がついたものを履いて、アイリッシュダンスのような動きをするもの)が行なわれ、農場で昔ながらの生活のデモンストレーションがあったり、この頃の衣装を着た人がウロウロしていたり、で、なかなか楽しいイベントであった。

野外劇場でのClogging。



農場でのデモンストレーション。



天気も良かったしとっても気持ちのいい日だったので、お昼寝でもしたい感じだった。しかし、ダラスからちょっと遠いのが難点かな。


3月3日: シェリル・クロウ

2006年03月03日 | ダラス・日常
今日はシェリル・クロウのコンサート、なはずだった。が、先月末に乳がんの手術をしたばかり、とかで当然コンサートは延期。残念だけど、早く良くなって復帰して欲しい。

シェリル・クロウはミズーリ出身のロック歌手。93年に"Tuesday Night Music Club"でデビュー、全米で400万枚を売り上げた。95年にグラミー賞3部門を受賞、その後も数々の賞を受賞する。ツール・ド・フランス7連覇で精巣がん、脳腫瘍、肺がんを克服したランス・アームストロング選手との婚約も有名だったがそれも先月始めに破棄となった。

3月2日: テキサス・デー

2006年03月02日 | ダラス・日常
1836年3月2日、テキサスはメキシコからの独立を宣言した。

テキサスは、16世紀以来スペイン領であり、1821年にメキシコがスペインから独立した際にはメキシコ領テキサス州であった。メキシコ政府がアメリカ人の移民を推進したため、アメリカ人人口が増加、1835年にはこれら移民がメキシコからの独立を目指して反乱を起こした。有名な「アラモの戦い」を始めとするテキサス独立戦争の末、1836年にテキサス共和国が成立、テキサス軍を指揮したサミュエル・ヒューストンが初代大統領に選ばれた。そののち、1845年にアメリカの28番目の州として併合された。

というわけで、今日は目の前の小学校も「テキサス・デー」としてイベントをやっていたようだ。朝から子供たちの元気な声とYee-ha!(カウボーイの掛け声)、バンジョーらしき楽器の音にカントリー・ミュージックが聞こえてきた。スペイン語のクラスメートのおじさんは、テキサス州旗デザインのシャツを着ていた。「そのシャツ、やっぱり今日だから着てきたの?」と聞いたら「実は何にも考えてなかったんだけど選んじゃったんだよねー。」だって。生まれも育ちもテキサスだからか?